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小一時間で纏めるならちょっとしたテレビ評にするか。9月も晦日(つごもり)。

といふことで「72時間」は垂涎の自販機回だから、
しっかりそれまでに仕上げるとならばちょっとした
テレビ評でパパッと纏めて観るかと。

アニメ的にはまだ前座的に、だからまずはBS松竹東急組
の再放送がいろいろと懐かしい。
 なので、メインテーマはこれ。

 いや、ホント福岡出身のシンガーソングライターは
椎名林檎的から広瀬香美的まであらゆる形で「残念」を
如何に昇華していくかの形にはなるのですが、ここで
いい曲なのにスルーされがちだったところで、後年ちゃんと
「ゆるキャン△」でブレイクしてくれたのは嬉しかった。

いわゆる動画工房時代における梅原翔太の代表作でも
ありますが、禍根の一つでもある作品。

なので要注意点は一つ、でしたっけ。

5話だけは後味悪すぎるアホの仕業がかかっているから、
観ない方が精神衛生上よろしい。

でしたっけね。

一応当時のコメントはリライトして記しておきます。

>プラスティック・メモリーズ 6話
ま、ここが「エヴァンゲリオン」テレビシリーズの6話
だと思えば、藤原佳幸演出・コンテ回だし、この構成も
仕方ないのかな、と。
エル、シェリーとやはりサブキャラがいい味を出して
ストーリーを形成していくのは動画工房の十八番なので、
そこは流石ですな。
あとふとOPを観たら藤原佳幸監督のクレジットの一個手前
が動画工房なのはわかるけど、そこにしっかり梅原翔太の
クレジットが併記されているんですな。
(今年制作5年目の動画工房の人で、現在の動画工房の牽引役。
特に『未確認で進行形』の時の活躍が有名でOPのダンス
パートコンテを元々書いたのは梅原翔太でそこから肉付け
していったのだとか)
スケジュールと作画の管理は大変そうですが(4話のキネマ
シトラスのグロス回を少し持ち上げていた分、更に5話で
皺寄せがいったのは想像に難くないですけど)、
良質なコンテンツで(ラブコメ中心に)つつがなく走り
抜けてくれればいいのだけど。

まあ、でなければ素直にかつて椎名高志が読み切りで
書いていた「電化製品(アンドロイド)に乾杯!」を
完璧に昇華させた作品を過不足なく1クール味わうことが
出来る、だったかなと。

そっちのコメントも今年消えた掲示板につぎ込んでいたのが
出て来たから、お薦めのコメントをこちらにリライト。

 個人的にはかつて椎名高志が描いていた初期の佳作
「電化製品(アンドロイド)に乾杯!」で描いているシーク
エンスを綺麗に現代の問題にフィットさせて、「だが、
それがいい」の逝く末までを丁寧に描き込めば、『GJ部』
『みでし(未確認で進行形)』の藤原佳幸監督だし、まだまだ
勝算は堅いのではないかと。

(「電化製品(アンドロイド)に乾杯!」は「(有)椎名百貨店」
の1巻に納められている短編で、丁度時節柄としては
「ジャパンバッシング」の頃に書かれたもの。
アンドロイドの名前は「ミソッカスF90」。
後の『To Heart』におけるマルチ、セリオはここにインスパイア
されたことでも知られる)

キャストで行くと主人公が「人生」の主人公◆内匠靖明[俳協]
(俳協28期生)で、ポンコツかわいいアイラが◆雨宮天(ミュー
ジックレイン)。「これもまた或るひとつの『一週間フレンズ』」
として観るのも一興な作品かなと。
ところどころ教条的でコントロールしづらい話ではあるけれど
徐々に「真綿で絞めつけられるか」と思わせぶりのときたまな
SF設定がじわじわ効いてくる、そんな作品に仕上がればいいの
ですが。ともあれ今期はこれを本命に推します。

早い話が、持ちネタを使い切るまで。(2015.05.09)

ま、音響監督も深い奈落へ飛び込んでいく作品を厭わない
「隠の王」(2008)「じょしらく」(2012)「アイカツ!」(2013)
録音調整担当、「GJ部」(2013.2014)「プラスティック・
メモリーズ」(2015)「三者三葉」「NEW GAME!」(2016)
「武装少女マキャヴェリズム」(2018)の音響監督
土屋雅紀なので、そこは覚悟されたし。

あとは『咲-saki-』の放送が一段落して阿知賀編に突入して
いるのもなかなかいいな、と。ようやく噛ませ犬の小走やえまで
出て来ました(2話で。こっちを実写版は意外にじっくりと
補完したんでしたっけ)。

朝日新聞の「撮影5分前」で、

番組のこだわりは、時代と世代を「分断」するのではなく
「交差」させること。

と今更な世帯視聴率でも取りに行くんか、なコメントをPDが
ぬかしておりましたがANB(テレ朝)で始まった「ニンチド
調査ショー」は「認知症の症状がどれだけ焦土化」してるかを
計る番組なのかな、と思える部分が多々あり。まだ「ハナタカ」
みたいな一部の幻影を追っているんかねえ、といふうんざり加減も
顔を覗かせていた。使えるな、とレコーダーから切り刻んで残った
のは正味16分ほど、かな。

良かったところのポリアンナ部分はちゃんと阿古真理(最近だと
「小林カツ代と栗原はるみ」とか日本の料理番組史や風俗関連に
詳しいオーソリティ)に聞いて「スパゲッティとパスタ」の言語
認知度の説明の補強材にしていたところと、サバンナ高橋茂雄の
先回りと裏廻しの技術の高さは改めて認識出来た。一番の白眉は
やはり長嶋一茂の特徴をバッサリと「文句とハワイ」ってキャッチ
フレーズに纏め上げた手腕になるのかな。

ブレーンに矢野了平がいるのでクイズ部分の仕立てと裏打ちは
ある程度なんとかなっているけど、まだまだ認知症改善のプログラム
補正になってないところに、「夜中のテレビショッピングよりも
役立たずなひけらかし」が垣間見えるのがやはり大問題かなと。
(書店員がとみに年配客の「テレビから」情報を毛嫌う理由が
このあたりのテレビ側の無神経さにあるからこそ、正確な情報は、
といふことでネットに客を取られているわけで)

10代から80代までを対象にするの、まではフラットだけど、
情報の採り上げ方が「バリ3」並みに低い形だと、10代認知度が
3%になってしまうくらい、ってサンプルは出ているのだから、
どこを要点として抑えておくかが、これから視聴者に作り手が
試されるところではある筈なので、まだまだそのあたりが「分断」
されていることを意識しなければ、「交差」するような会話・対話
の部分で番組が噂になるようなことにはならないよ、とは思う次第。