【ワールドトリガー】ハイレインの一人称から見る性格についてのギャップ 〜ハイレインの魅力と私的考察④
ハイレインを考察する時はね、
誰にも邪魔されず
自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ
独りで静かで豊かで・・・
ハイレインer としての探究は、それすなわちハイレインに含まれる矛盾の意味を読み解くことである。ハイレインの認識を「なんだかわからないふわふわおじさん」から、「なんて美味しいキャラクターなんだ!! 今日もご飯がうまい! うまい! おかわり!」とシフトチェンジすることであなたの日々の食卓が豊かになるであろうこと請け合いである(願望)。
さあ今日もふわふわワクワクどうぶつおじさんにじゅうきゅうさいハイレイン隊長の矛盾を紐解いていこう。えいえいおー。
この記事をたまたま開いてしまって「何かいきなり始まったんですけど・・・何これ怖・・・、近寄らんとこ」となった方は多分その通りなので直ちに引き返してほしい。ここは魔窟である。
怖いもの見たさのある奇特なあなたは①の記事からどうぞ。おかげ様で何でか分からないけど続いてしまったシリーズ、第四弾までになりました。ありがとうございます。ありがとうございます。
巷ではハイレインerって何? と専らの噂ですが、勝手にそう呼んでいるだけの謎指数なので本当に気にしないでください。
でも私のハイレインer Lvは99です。ですがもちろんフルパワーであなたと戦う気はありませんからご心配なく…
この記事はハイレインer Lv.20以上推奨です。
ハイレインの一人称について
ところでこの記事を読んでいるあなたはハイレインの一人称をご存知だろうか?
これはハイレインer Lv.5くらいの問題である。基礎問題なので、焦らず落ち着いて答えて欲しい。
そう、正解は「俺」である。「私」ではないのだ。
とはいえ勘違いしている人も多いのではないだろうか。
彼のここまでのプロファイリングを見るに、無理はない。
鳥やお魚さんをばら撒きながら「金の雛鳥」を捕まえるとか言ってる29さいふわふわわくわく動物おじさんの一人称は、確かに「私」だとついつい思ってしまいがちだ。
しかし実際は「俺」である。
そう、ここにもギャップ、属性同士の衝突すなわち矛盾が潜んでいるのだ。
矛盾が見つかったのなら探求せねばなるまい。ハイレインerとして。
大したギャップではないと言われてしまえばその通りだし、重箱の隅を突いているようにしか見えないかもしれない。だが、筆者はこの一人称の設定にはなんとなくではない「こうあるべき」だという作者葦原先生の意志を何となくだが感じとった。勝手に。
では、ハイレインの一人称が「俺」であることにどんな意味があるのか?
それを考えるには、ちょっと視点を変えて思考してみた方が分かりやすいだろう。
何故ハイレインの一人称は「私」ではないのか?
「公私を分ける」、「私事」、という言葉があるように私は一人称の中で最もフォーマルである。ビジネスの、例えば取引先とのメールのやりとりにて一人称を「僕」や「俺」にしたりすることはない。
③の記事にてハイレインの本分は「政治家」であると述べた。政治家であるならば尚更である。普段から一人称を「私」としているはずなのである。
無論、ハイレインは公的な場では一人称を「私」にしているだろう。なんかきっと多分あるはずの四大領主が集う最高評議会みたいなやつで、きっと厭わしい発言を沢山しているに違いない。うーん、見てみたいですね! アフトクラトル政治編はまだですか!? 2年くらいガッツリやってくれて全くもって構いませんが!
ハイレインは冷静で慎重な策略家だ。普段の言動には殊更に気を遣っているだろう。だからこそ、彼が普段の本分に合わせた言葉選びをしないことに違和感がある。
つまるところ、元々彼の本分、領域は政治の場ではなかった可能性があるのだ。彼は若い頃、いや29歳は十分に若いと思うが、ともかく、前線でバリバリ活躍していた時代がある程度長かったのではないだろうか。
これだけではない。ハイレインには現場で塗れていた時代があることを想像させる要素がいくつか含まれているのだ。順に挙げていこう。
余裕がない時に見せる口の悪さについて
まずはこのシーンを見てほしい。
このシーンを覚えていない人はこの記事まで辿り着いていないだろう。とても良いですね。何度見てもいや……最高だな……という言葉しか出ない。いや……最高だな……。
実は初見時筆者は三輪くんを推していたのでこのシーンはワクワクして読んでいた。今でも違う意味でワクワクして読んでいるのだがそれはさておき。(魚に囲まれて斬られたり追い詰められる隊長最っ高だな!)
一般ワートリ読者目線でこの最高感を説明すると、普段は冷静沈着な敵の司令官であるはずのハイレインが、度重なるイレギュラー、予想外の事態によって追い込まれて冷静さを欠いていくというワートリなら誰しも手に汗握って興奮する名場面の中の一コマである。
しかしこのシーン、読んでいて違和感を覚えなかっただろうか?
ハイレインが焦った時に見せる反応が、彼に抱く脳内プロファイリングとズレていないだろうか?
ふわふわワクワクおじさん、四大領主の一角らしい反応ではない。というか、こういう反応をするからこそ、四大領主という設定が明かされていなかった当時は「現場の指揮官」というイメージが先行してしまったのではないだろうか? 少なくとも筆者はそうだった。
生まれついての高貴な身の上というよりは、幾度もの戦場を駆け抜けて数々の修羅場を潜り抜けてきた歴戦の戦士の表情である。
舌打ちからの「煩いぞ」コンボである。
今こうして彼の地位が明かされている状態で読み返すと、四大領主というザ・ロイヤルな御身分にしては、少々彼の言動はお行儀に欠ける。少なくとも御坊ちゃまとして育てられてきた文学少年のそれではない。御坊ちゃまとして育てられてきた文官っぽいプロファイリングをしているくせに、である。家でトカゲの観察日記書いたり文鳥自慢用Twitterアカウント開設したりアクアリウムで水温管理に気をつけていそうなくせに、である。
少なくとも血筋と才能に恵まれ、将来を約束されて順風満帆に育てられてきたお坊ちゃんの七光りみたいなものは欠片も感じない。
一人称の部分でも語ったが、本来社交会において口の悪さはご法度である。敵に凄みを効かせるためであったり、あるいは戦友との熱い会話を交わすためならばいざ知らず、焦り、追い詰められた際にもあくまでも冷静を装って相手に応対した方が良いし、そもそも政治の場では身に付かない言葉だろう。
ところで政治の場でも仮に追い詰められたら舌打ちからの煩いぞのワンツーコンボを決めてしまうのだろうか? それはそれで見てみたい気もするが、ワートリ読者がそれを目の当たりにできる機会は来るのだろうか。
一人称も、垣間見せる口の悪さも戦場という現場で揉まれてきた戦士としての証ではないだろうか。少なくとも、政治家として活動するよりはハイレインの中に馴染んだ文化ということだろう。
ハイレインの一人称や口の悪さは戦場に馴染んだ結果だと考えると、やはり矛盾が出てしまう。
何てったってハイレインの好きなものは穏やかな暮らしなのだ。戦争はその穏やかな暮らしから最も離れる、本来ならば彼が最も忌避すべき行為である。
いつものアレ、置いときますね。
勿論ハイレインにとって、戦争とは手段に過ぎないだろう。それが一番手っ取り早くて効率が良いからその選択をしているだけで、少なくとも戦争そのものを楽しんではいないはずだ。
それはハイレインの黒トリガー『卵の冠』の性質から見ても一目瞭然だ。敵を倒す、強敵を打ち負かす、というよりは倒した相手を資源として活用しているだけに過ぎない。
好きではない、しかしやらねばならない。
「俺」という一人称や、口の悪さが馴染むほどに。
ハイレインは自身が望む環境からはとことん見放され、正反対の場所にいる。そして、自らの選択によってますます望む環境から遠ざかっていく。
何度でも言うが、筆者が感じるハイレインの大きな魅力の一つは、
穏やかな暮らしを求めるために講じる手段のせいで、ますます穏やかな暮らしから離れていき、穏やかな暮らしをますます夢見てしまうという構造そのものにある。
そしてそれはハイレインの生まれや育ち、立場故に決して逃れることのできないサイクルであり、ハイレイン本人の凶悪なスペック故に誰も彼を助けることはできないのである。
彼が愚かであったり、無能であればすぐに逃れることのできた呪縛だろう。圧倒的に自業自得である。そして有能な為政者は真の意味で無能になることはできないのだ。ましてやアフトクラトルで領土を争いあう責任ある四大領主という地位。自分が無能であれば自分の家族が被害を被る。ハイレインは家族が苦しむ姿に対して鈍感でいられる無能にはなれないのだ。
なぜ領主なのに自ら出撃しているのか
ここまで読んだ方ならば、違和感を覚えることだろう。
ハイレインは前線にいた期間がそれなりに長いだろうと考察した。しかしそもそもそこがおかしいのだ。ハイレインは間違いなくアフトクラトルの各領土における総大将である。本来前線に立つ機会が沢山あるべきではない。
それにも関わらず、何故ハイレインは御自ら遠征艇に乗り込んでいるのか?
大将の一番大切な仕事は生き残ることである。有能な将であればあるほどそれを理解している。ましてや、ハイレインは現場で大声を張り上げ、何だかそれっぽいことを叫んで隊員の指揮を上げるタイプではない。淡々と任務を遂行する仕事人だ。まあハイレインももしかしたら隊員を思い通りに動かすためにそういった手段を使っていた過去があったのかもしれないが……。それはそれで見てみた過ぎて爆発しそうですね。
ハイレインはランバネインという優秀な弟がいるのだから、指揮を任せて自分は本国で報告を待っても良いのではないか。
そもそも、四大領主の当主様御本人であるハイレインと、実弟であり継承権上位であるはずのランバネインが二人とも遠征艇に乗り込んでいることは私たちの感覚で考えると極めて異常である。
遠征先では何が起こるか分からない。例えば遠征艇の故障でクルーを全員失ってしまったら、ベルティストン家は正しく一巻の終わりではないのだろうか?
エネドラを見殺しにしヒュースを置き去りにするというイレギュラーかつ外せない作戦があるから? それはそうかもしれない。この作戦に関してはヴィザもランバネインも心情的に乗り気ではないように見える。上官であるハイレインがその場に現場の指揮官として居合せ、直接命令を下さねばいざヒュースを見捨てる時に非常になりきれず、判断が鈍ってしまう可能性があるかもしれない、と何よりハイレイン自身がそう疑っていたのではないだろうか。
実際には、おそらく軍人である隊員たちがその判断を誤る可能性は少ないだろう。しかし、慎重に慎重を重ねるハイレイン本人はそうやって安心しきって任せることはできないのではないだろうか? 「自分以外に現場の指揮を任せていたら目的が達成できない可能性がある」、と。エネドラをして根暗を言わせるハイレインの性分では、こういう際に他者を信用しきることはできないのではないだろうか。
これはガロプラ制圧時の遠征の時もいえる。この時もハイレインは自ら隊を率いてガロプラを占領していた。
例え万が一が起きた場合は家自体がおしまいになるほどの莫大なリスクを負ってでも、大切な場面では自ら出撃している。自分自身にかかるリスクよりも、自分が関わらないことで発生するリスクの方が捨て置けない性分ということだろう。言い換えれば、「何でも自分が把握していないと安心できない」性分であるとも言えるだろうか。
この辺りはアフトクラトルの総人口がそもそも少なくて、超エース級の優秀な戦士などそういないからあえて選りすぐりのメンバーで速攻で勝敗を決めてしまった方が却って効率的である、という合理的な判断の下かもしれないが。まあそれにしても、異常であることには代わりがない気がする。
ここら辺から、筆者がハイレインというキャラクターについて考えるときにどうしても頭から離れない要素が段々と浮き彫りになってくる。
基本的にハイレインは、他者を信用していない、できない性分なのではないか?
もっと言えば、「世の中に絶対はない」ことを確信し、信条としているキャラクターなのではないだろうか。
それは人間不信というよりは、人は間違えるし失敗するし意見を変えるものであり、そもそも完全に信頼する方がおかしい。人は疑って然るべきものである、というベースが元にあるように思える。
そう仮定すると、ハイレインの一見矛盾する様々な言動に納得がいくように少なくとも筆者は思うのだ。
もしそうなのだとしたら、エネドラがハイレインを「根暗」と呼ぶのは、まさしくハイレインの本質を捉えた的を得た解答だろう。
執拗なリスクヘッジを行いがちであることと慎重かつ冷静であることは、「世の中に絶対はない」と考えているものの行動としては至極当然である。
世の中に絶対はない。だから基本的に誰かに全幅の信頼を寄せることはできない。これはまさしく筆者がハイレインを推している大きなポイントの一つである。
ハイレインの少年〜今に至るまでの経歴も考慮の必要はあるがともかく、彼は自らの意思で前線に赴いていそうだ。
戦場慣れしているからこそ前線の指揮をしたがるのか、前線指揮をしたがるから戦場慣れしているのかは分からないが。
ヴィザの敗北を想定できなかった件について
人を信じるにはまず自分を信じなくてはならない。
人を信じることをできないということは、そのまま鏡として自分に跳ね返ってくる。ハイレインにとっては自分すら疑う対象である。
己の判断だとて正しいかどうかは分からない。だからこそハイレインは入念にした準備をし、策が失敗した場合の予備策を予め用意しているのだろう。
と、ここまで書いたところで、「あれ?」と思った人もいるだろう。
さしもの冷静沈着なハイレインと雖もヴィザが敗北することなどないと思い込んでいたという、ハイレインのヴィザに対する信頼の厚さとヴィザの強さの相対的評価の高さを示す有名なシーンだ。ワ民が大好きなシーンの一つだ。
しかし裏を返せばこのシーン、世の中に絶対はないからこそ慎重にリスクヘッジを行い失敗時の策を用意するはずのハイレインの失態である。
勝敗は兵家の常である。どんなにヴィザが強くとも、本来は当然それも事前に考慮に入れてしかるべき事態のはずなのだ。
この時のハイレインの状況を振り返ってみよう。
自ら前線で『卵の冠』対策を組み込んだ相手と接敵しながら、タイムリミットのある中全体の指揮も同時並行で行っている。
マルチタスクにも程がある。ハイレインにめちゃくちゃ負荷がかかっている状況である。
何か考慮要素を切り捨てなくては全てが台無しになってしまう。そんな中でヴィザの敗北という可能性を思考から外した。それはまあ仕方がないことだろう。
かといって、この失敗の言い訳にはならない。
いや、そもそも組織のリーダーであるハイレイン自身の言い訳など意味がないのである。
言い訳したところで作戦の成否が変わるわけではない。おそらくハイレインは、誰よりも『金の雛鳥』捕獲失敗によるショックが大きかったはずだ。
『金の雛鳥』を逃した意味について
ハイレインは何が何でも権力が欲しいおじさんであるわけだが、彼だって好き好んで何が何でも権力が欲しいおじさんであるわけではない。
本来ならばそんな手段は取りたくないはずだ。
身内である配下の領主を生贄に捧げることは、間違いなく相当な苦肉の策である。
ハイレインの好きなものである「穏やかな暮らし」に反するどころか唾を吐きかけるレベルだし、そもそも戦力ダウンにもなる。戦略的にも痛手だ。
そうするより他に手段がないために実行しているのであって、他に解決方法があるのならこんな手段は使っていないはずだ。
だからこそ『金の雛鳥』の捕獲の意味は大きい。
エリン家当主という戦力を失わずに済むし、それによるエリン家配下、あるいは親しい者の離反の心配もしなくて済むし、自分は次代の権力を握れる。まさにいいことずくめだ。
もしかしたら他家から野蛮な手段と非難されていたかもしれない。
何せ普通は「無し」の手なのだから。
まあそれは全て14歳の少女を攫って生贄にするという実態に他ならないのだが。
やっぱりアフトクラトルはクソ野郎だぜ……!!
勝手に『金の雛鳥』呼ばわりしているアフトと私は千佳ちゃんに謝るべき。
閑話休題。
統治者にとって部下の離反は一番気にかけなければならないことである。この心配があるとないとでは統治のし易さに大きな差が出るだろう。
ハイレインを大いに悩ませているだろう大きな種を一つ取り除くことができるのだ。欲しくないはずがない。
その価値と希少性のためにハイレインは根暗な性格が災いして「どうせそんな都合のいい存在が遠征で拾える訳が無い」と思い、予備策を進めていたぐらいなのだ。
だが、実際にその都合の良い存在が現れ、結果として当初予定にないハイレイン自身の出陣虚しく『金の雛鳥』の捕獲は失敗に終わってしまう。
この三点リーダの数を見てくれ。
いかに無念だったか。
いかに残念だったか。
三点リーダだけで吹き出しを一つ占領していることからも、その口惜しさが窺い知れる。
ハイレインほどの化け物スペックの持ち主でも、僅かな時間すら惜しい展開の中で『金の雛鳥』への未練を断ち切り、切り替えるための時間を必要としているのだ。
まあボーダー側からしてみれば本当に危ない展開だし、迷惑千万どころではない話だが。
そんなハイレインのショック具合は遠征艇のひとり反省会からも垣間見ることができる。
この落ち込んだ表情を見てくれ。
あーやっぱり帰りの遠征艇のシーンは最っっ高だな!! たまりませんね!!
このシーン、ハイレインが既に迅さんの能力に勘づいている気配がある(すごい)ことに注目してしまいがちだが、その前の思考を見て欲しい。この「さすがの俺にも焦りがあったか……」という台詞に、ハイレインの信条を垣間見ることができる。
自分の判断によるミスで『金の雛鳥』を取り逃がしてしまった。求める『金の雛鳥』の価値が大きいことに加えて、ヴィザの敗北などあらゆる状況を考慮に入れて慎重に選択するというハイレイン自身の方針へ反してしまったことへの反省である。
焦りとは慎重さとは反対のもの。ハイレインにとって「焦って判断を間違える」ことはあってはならないことであり、ハイレイン本来の信条に反することなのだ。
だからこそ、この落ち込みようが却って、ハイレインが「世の中に絶対はない」ことを確信し、信条としているキャラクターであることへの裏返しと捉えることができる。
おわりに
ちょっと中途半端に終えてしまったが、続きが長くなりそうなので許して欲しい。
調子に乗れば次回はこの続きをやろうと思う。もう少しハイレインの精神性を深堀したいと考えている。盤石なように見えて危ういハイレインの心持ち、どうしてそんなにも矛盾する属性を抱えているのか、というところをよく見ていきたい。
そろそろ理解してきてしまったのではないだろうか? ハイレインでしか取れない栄養がある、と……。
ハイレインの味を覚えて他の作品の棚を探しても、代替物となる栄養素がどこにも置いていない。満足できるハイレイン味の調味料は結局ワールドトリガーという棚にしか置いていないのだ。
ハイレインが再びワールドトリガー本編に登場するまで、この栄養素はお預けなのである。とてもひもじい。
ここまで付き合ってくれてありがとうございました。また筆者が調子に乗る機会があれば、どうぞお付き合いください。
調子に乗りました。
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