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わたしの雨雲


私=情緒不安定なのは記事を読んでくれたことがある方はなんとなく分かると思う  

雨の日と晴れの日が交互に来たり
天候や温度がくるくる変わったりするだけで
私の感情はとても激しく揺れてしまう

あまりに不安定すぎたこの間の話。
買い物するために新宿に行ったのだか
着いて三十分ほどで胸の動悸が止まらなくなって
楽器屋さんの試奏用の椅子に座ったまま
10分ほど泣いていた

邪魔だし変な人だと思われただろう、
ごめんなさい、、

なぜ泣いたのか自分でも理由がわからなかった

ただその日は雨が降ったり止んだりしていた

私=雨雲 のほうが正しいのかも

いや私の中に雨雲があるというべきか

楽器屋さんにはいろんな思い出がある

音楽が好きなトロロはよく楽器屋さんに行く
友達と行ったり、カフェに行く感覚で
楽器屋さんに行くのだ

楽器屋さんで試奏していて上手な人がいるな〜
と思ったことは一度もない

上手い人ってどこで楽器を買うんですか
ネットかな?

だけどこのギターいい音だな、欲しいかもって
純粋に楽しくギターを弾いてる姿を見ると
なんか辛くなる

なんでだろう初期衝動の尊さと
純粋に何かを楽しむ気持ちがもつプラスの陽の
明るいエネルギーに

自分がかき消されそうになるような感じが
するのかもしれない

好きなものを純粋に楽しむ心がなくなってきて
それは本気であればあるほど
見失ってしまって

誰かを本気で愛したり
何かに本気で打ち込めば打ち込むほど
長い時間をかければかけるほど

1番最初の気持ちの尊さが光って見えたのかもしれない

だから新宿の楽器屋さんで泣いたのかなと
今この文章を書きながら
自分の心と向き合ってみた

2週間くらいたたないと
その時自分がどう思ってたのか
わからないのかな、、

歳を重ねれば重ねるほど
自分の感情に気づかなくなって
溜め込んでしまうような気がする

その場で泣くのは反射としてはいいけど
泣くという行為は全て(喜怒哀楽)の感情が
極まった時におこるのだから、
もうきっと私の心はずっと混乱状態なのかも

子供のままなのに
歳だけ重なって感情だけが複雑になっていく

私の中の雨雲は降り始めるのを待っている

いつかこの心に晴天が訪れてほしい
誰かに雨雲を吹き飛ばしてほしい

みんなそんな存在を願ったり
求めてるのかもしれない

この不安が自分のものだけじゃないんだと
頭ではわかるけれど
もっと心のすぐ隣に太陽がほしい

右胸と左胸の間で光ってほしい

そんな魂になりたい


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