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多くの日本人に持ってほしい「ドレスを着る勇気と自分を綺麗に着飾る力」

クリスマスを目前に、年越しの話を。

わたしがカナダに来て、これが文化の違いなのかと思った事の一つに、年越しのパーティーが煌びやか過ぎた、という事があります。

トロントのダウンタウン(ちょっとだけ都会)に住んでいるわたしの感覚での話になるのですが、年越しはホテルやレストラン、バー、ナイトクラブなどでそれぞれカウントダウンパーティーがあります。大抵の場所ではクラブ並みにDJが音楽をかけて、カウントダウンにはシャンパンを片手に乾杯し、近くにいる誰かしらとハグをして新年を迎えるのです。花火を見るために寒い中何時間も外で過ごす人たちもいます。

静かに年越し蕎麦を食べる日本とは打って変わって、とっても賑やかです。もちろん過ごし方は人によって異なりますが、ワーホリや留学で海外に長期滞在する場合は、お友達に誘われてこのようなパーティーへ行く機会もあるかもしれません。
会場によっては、ナイトクラブであろうとドレスコードが設定されており、上流階級の人々が集まるような場所(笑)では男性はスーツ、大人の女性はシルクのスリップドレスにファーのショール、目がチカチカするほどのラインストーンのジュエリーを身につけていたりと、一年で一番華やかな時ではないでしょうか。

そんな時用に、一着ドレスを持っているととても便利です。便利というか、このようなドレスコードが絡むイベントのお誘いに限って急に来てしまうのです(汗汗)。時間があればZARAやH&Mに行けば何かしらを買えると思いますが、仕事で時間がない場合はかなり妥協して買う羽目になるかもしれない。

わたしの言うドレスとは、ボディコンシャスでシャープ、若干フォーマルで品のある、且つセクシーでヘルシーなドレス。(もし伝わっていない場合は是非little black dressとググって画像を見てみてください笑)


かわいい雰囲気の日本人は上記のリンクのような少しふわっとしたかわいいものが使いやすいのかなと思います。
お出かけするときは写真のようにカジュアルなネックレス、華やかな場所であればラインストーンなどが使われた大きめのジュエリー、結婚式であればパールのネックレスを着ける、ジャケットを羽織ればフォーマルに使い回しできます。
このようなドレスを選ぶ場合は基本単色で、分かりやすいビビッドな黒、青、赤などが人気のカラーかなと思います。柄物を着ている人はほとんど見ません。


肌を出さないといけないというルールなんてないのですが、出すところを出し、ボディラインに沿ったドレスを着た方が断然“キマる”んですね。思いっきりが良いというか、その場に相応しいというか。ドレスも体型に合うものを選ぶことで隠すよりもすっきり見えます。
メイクも濃い目のアイメイクとリップで、髪型も巻いたりタイトにまとめることで全体が締まるのです。

ファッション関係のライターぶって偉そうにオシャレを語っていますが(笑)、でも、やはり日本人の友人と、このような場に出かけてもドレスなんて着てくる人がほとんどいないのです。そもそも持っていないのでブラウスにパンツ、スノーブーツ(寒いから、、)と、普段通りのメイク、小ぶりのアクセサリーで登場します。

日本の結婚式のお呼ばれワンピースのようなものも、またちょっと違うんです。ふんわり柔らかく可愛らしくて、ダメではないんですが雰囲気がホッコリになってしまい、海外のカウントダウンパーティーやナイトクラブのシャープなイメージの場所に行くと少し浮いてしまい、逆に目立ってしまいます。


誰に何を強制するつもりはありませんが、もし海外で機会があれば異文化体験としてドレスアップをしてみると楽しいのではないでしょうか?日本人には馴染みがないために抵抗があるのは分かりますが、体型なんて誰も気にしていないし、特に海外なんてふと横を見れば自分の何倍も大きい(太っているとも言う笑)人たちが堂々と腕を出して歩いています。似合わないと決めつけないで。似合うドレス、似合う赤のリップ、似合うメイク、似合う髪型は絶対あります。

わたしが言いたいのは、自信を持って!ではなく、あなたって素敵なんだから堂々と着飾ってお出かけしようよ!ということ。

一度ミニドレスと赤いリップ、ハイヒールで出掛けてみたら、友達やその出先で出会った人に「素敵だね」って言われるはず!


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