見出し画像

日本の英語教育を振り返り

はじめに

私は名古屋の一般家庭で生まれ、公立の中学校、高校に通いました。中学校の時から英語に興味を持ちはじめ、高校の時にはECCに通いながら独自に英語の勉強を始めました。

帰国子女とかでもないので、普通の日本の英語教育に加え、独自に英語を学びました。大学受験の時には、TOEIC、TOEFLなどの単語の本を使用して勉強していました。なので英語を勉強している方の気持ちが良くわかります。

中学校から22年間ずっと英語に触れていたけど、何が良かったを振り返ります。

海外で働くための英語力

海外で働くにはどのくらいの英語力がいるのか不思議ですよね。英語力なんて海外で働くのに要らないって思うのはやっぱり間違っているかもしれません。あなたが働いている日本の職場に言葉が全く通じないが同僚が仕事をし始めたことを想像して下さい。仕事どころじゃありませんよね。ただそこで簡単に諦めるのは禁物。英語はあくまでも、コミニュケーションの手段なので、コミュニケーション能力を伸ばすの事にはキリがないので完璧を求めなくていいでしょう。実際に、10年以上カナダの大企業で働いている私も、現在でも文法、単語発音のミステイクがありますが、生活、仕事には不十分なくやっています。戦略チームやマーケティングチームにデータ分析結果をシェアして、戦略のリコメンデーションをプレゼンを通してガイダンスする(助言をする)事が仕事です。そして「職種」によってどのレベルのコミュニケーション能力が必要か全く異なります。

職種によって必要な英語が違う

職種によって必要な英語力が異なることに対して、カナダの移民制度で必要な英語レベルを例にとって説明します。例えばシェフ、エグゼクティブアシスタント、ヘアスタイリストなどの専門職・技術職ではIELTS(General)の4.5~5ポイント以上(変換表使用してTOEIC345~365(変換表はIELTSアカデミックのスコアの可能性があり)を必要とするのに対し、通訳、マーケター、人事などの一般的に四大卒業を必要とする職務では、IELTS(General)の6ポイント以上(変換表使用してTOEIC570(変換表はIELTSアカデミックのスコアの可能性があり)を必要とします。

一章では海外で働く事を目標に置いて、それに向けての英語のスキルアップを日本にいながら習得する方法を教えます。

最初のアドバイスでは、どの職業にも共通する内容をお話します。

アドバイス① 英英辞書に慣れよう

22年間英語を勉強・使用してきましたが、英語学習を振り返ってみて、これが良かったな、むしろ早くやっておけば良かったなと思う内容をお話します。

英語や言語を学習する際に、つまづくのが知らない単語。知らない単語が出てくると、本を読んでいてもつまづいたり、映画を見ていてもよくわからんかったり。そこで辞書で調べてみるのが一般的ですよね。

ここでおすすめしたいのが、なるべく早く英日辞書で意味を調べることを避ける習慣を付ける事をお勧めします。(通訳、翻訳、日本語教師など日本語と英語の翻訳を仕事にする方は、このアドバイスは当てはまらないかもしれません。)以下のアドバイスは英語のみで仕事をできる方を対象にしています。

英日辞書を使っていると、いつも日本語と英語での変換する癖ができ、英語で考えたり理解するような脳を作ることが遅れるためです。英語で英語の単語を検索することによって、他の単語にも触れることができ、他の単語での説明の仕方、また発音の練習もできます。私も英英辞書を使用して単語の習得のスピードが上がりました。単語の習得は”なんとなく”の感覚で覚えても大丈夫なんです。どんな場合にどんなニュアンスで使うか、そしてその発音さえ分かっていれば十分です。私も中高校のテストや大学受験の時に、単語帳でかなり単語をおぼえましたが、実際に現在すべての英語の日本語訳がすぐ出てきません。そしてすべての単語やニュアンスが英語と日本語に存在する訳ではないので、一生懸命翻訳しようとしていたころを振り返り、そこにそこまで時間をかけなくてよかったなと思いました。

英英辞書はウェブサイトで無料で使えるdictionary.comをお勧めします。dictionary.comは英語での単語説明だけでなく、類義語の検索、音声での正しい発音も確認できます。新しい単語を英語で理解する事で、英語で考える習慣を作ります。毎回日本語と英語の辞書を使用してしまうと翻訳は早くなるが、英語の脳を作ることの妨げをしてしまいます。なのでまず一番目に始めてほしいのは英英辞書を使うこと。

そして、今はオンラインでなんでも調べれる時代なので、フレーズが聞いたことなければ、googleで"what is xyz......?"と検索すればそれに対しての解説がたくさん出てきます。英語は英語で検索しましょう。

本の前書きに戻る

次の話を読む(coming soon 今週中にまた書きます)

BYTHEWESTのご紹介

いかがでしたか?コメント欄にご意見、感想をお待ちしております。
現在オンラインにて、海外でのお仕事探しグループレッスン、そして個人コンサルでのいろいろな相談を受け付けています。詳しくは、こちらをご覧ください。

またこのポストを見てご興味を頂いた方は、是非フォローしてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?