見出し画像

スピラ旅行記 その54

しばらく各地をめぐって【その後】を見て回ります。
みんなこの世界で生きてるなぁと感じます。モブにしっかり人生や人格があるんだ。これぞRPGなんだよ。

オメガ遺跡にて

隠しダンジョン的立ち位置だと思います。
今回七曜の武器などそろえてないので攻略はしませんけど。

誰もが知る噂話

700年前、ある男が処刑されました。エボンに対する反逆者として。
その男の名前がオメガ。

オメガは寺院を恨み魔物となってさまよう・・・。そんなお話です。
その魔物となり住み着いている場所がここ、オメガ遺跡ということですね。

エンカウントする魔物も強面というか。呪い系の攻撃・カウンターをしてくるものもいて、防具もきっちり揃えないとあっという間に全滅しそうです。混乱や石化の防止は最低限必要ですね。今回の探索はここまで。レベルが足りないと感じたらまた足を運んでみましょうかね。

しかし反逆者として処刑された者。もしかしたらティーダ達も同じ道をたどったかもしれないわけですよね。オメガは何をして反逆者のレッテルを貼られたのでしょうか・・・。

キーリカ再上陸

シンの被災地、キーリカ。あれからどれくらい日数が経ったのでしょうか。ずいぶん復興しているようです。以前のように木材を木槌で叩いている人などはいません。もともと簡易的な造りの町ですので、元通りになるまでそれほど時間を要しなかったのです。

それもシンの破壊が定期的に繰り返されており、立派な町に発展できないことが理由なんですが、結果としてそれが復興を容易にしているというのはなんとも皮肉なことで・・・。

僧兵はひき上げた様子

復興と防衛のため僧兵と討伐隊(最近再建された)がキーリカを訪れていたのですが、僧兵の方はさっさと帰ってしまったようです。その姿勢に不満を漏らす者がたくさんいます。

「僧兵にとってキーリカなんざ 守る価値がないらしいな」

しかしここに住んでいる人々にとっては大切な故郷。
こんな目に遭ってもやっぱりここに住みたい!といった様子が見れます。遠い地から帰ってくる人もいるくらいですからね。海に浮かぶこの町、いや村と呼んだ方がしっくりきますが、良いところなんでしょうねキーリカは。

ビサイドとキーリカのモデルになった国、村などは死ぬまでに訪れたいと思っています。それくらい大好きです。

村唯一の飲食店

バーに近い店内の様子。
シンの襲撃直後はここに心が折れてしまった男の人が座り込んでいましたよね。彼は無事克服したのでしょうか。今は酔っぱらった討伐隊がいますね。

店主のお姉さんに聞くことには復興支援のために訪れていたベベルの僧兵たちが散々ツケた飲み代を払わず寺院に帰ってしまったようです。お怒りの店主。このまま泣き寝入りしちゃうのかな・・・と心配になりましたが、寺院に請求してやるわ!と息巻いていました。みんなエボンの洗脳が解けつつあり安心します。

それもマイカをはじめとする老師たちが一度に居なくなったことによる混乱が招いている事態でしょう。統率者がいなくなり、権力を間違った方向に振りかざしている一般の僧兵や僧官たちがスピラ中で好き勝手してしまっている結果ですね。アーロンが話していた「揺れるな」という予言は見事的中したわけです。

シンを見かけないらしい

キーリカではシンの話を色んな人から聞けます。
最近姿を見せない。ひと暴れの前に力をためているのかもしれない。とか。
1000年前から存在していた。1000年後も存在していると思う。とか。

私は1000年前も後も存在すると思うという意見には少し共感しました。この女性は太陽が東から昇って西に沈むのが当たり前のことであるように、シンという存在を自然の摂理であると考えているわけですよね。1000年変わらなかったものがこれから変わるわけもない。罪が消えたら居なくなるなんて教えもあるけど、この女性は自然の摂理のように捉えているんだと思うとなんだか印象に残りました。

露出の激しい服を相変わらずお召しになっています

私もスピラの住民だったならこう考えていたかもしれません。

破壊の痕が残っています

復興を終えつつあると言いましたが、あの時の残骸はまだまだたくさん残っていますね。これらを修理はできないから必要なものだけ回収して立て直したのでしょう。ほぼ全て木材でできていますから、このまま自然に還るのを待つのです。

この残骸にプランクトンや海藻が住み着いて、魚の住みかとなって、それを獲って食べたりするんでしょうね。キーリカの暮らし、悲しいけど好きだなぁ。

気分転換に船で移動

飛空艇もいいけど船もいいよねってことで、キーリカからビサイドまで乗ってみた。あの時の連絡船と同じ船ですね。旅立った時の。

海を見てみるとイルカが泳いでます。
いいですね、のどかで。

クラスコに遭遇

ティーダの助言通りチョコボ騎兵隊を辞めてチョコボ飼育員にジョブチェンジしてました。

何となく晴れやかな表情になったクラスコ

エルマにはバカにされたけど、ルチル隊長はわかってくれたよ
本当の転職でも反対されたり背中を押してくれたり、色んな人がいますよね。私も背中押されたいよ・・・。笑

この船の地下の動力室の要

覚えてますか。この船初めて乗った時、ハムスターの回し車みたいな装置の中にチョコボが入っていてひたすら走っていたの。スピラではエンジンなんてものは存在しないので、チョコボの脚力を船の動力に変えていましたよね。この船が動いているのはチョコボのおかげなんですよ。

スピラとキーリカを結ぶ大切な連絡船の大切な動力源をクラスコが守ってるんですね。スピラを救う!守る!というのは何も騎兵隊や討伐隊のように戦う者だけを指すのではないんです。

チョコボの言っていることがわかる特技

首をかいて欲しい、お腹が空いた、調子が悪い、などなど。
ティーダとの会話の最中も時間を気にしていました。

食事の時間だと言うクラスコに対し、ティーダは久しぶりに会ったんだからメシなんて後でもいいだろ!と言うんですが、「僕じゃなくてチョコボの食事の時間なんだ。腹空かせてたらかわいそうだろ」とにこやかに話すクラスコ。

ありがとう!とチョコボと一緒に船室へ駆けていきました。
頑張れ、クラスコ!

ビサイド島に不穏な動きが

僧兵たちがスピラ各地を巡っています。
理由は一つ。反逆者ユウナ一行を捉えるためです。出身地であるビサイド島は真っ先に調べに来たことでしょう。しかし誰一人ユウナの話はしなかったそうです。ユウナ様を信じてくれた村人には感謝しかありません。

本当はね。ビサイド村に帰ってヴァルファーレのオーバードライブ技を強化したり、成長したガッタに会いたいんです。

が!!!
その寺院からの追手、ダーク召喚獣を操る召喚士がビサイド村を封鎖してるんですよ。勝てないのよ。もう・・・辛い・・・。

結婚の話

未だに「大召喚士の娘」と呼ぶおっさん。これ現実世界でもいますよね、傲慢なおっさんほど人の名前を覚えない。「おい」「ねーちゃん」とかさ。

散々ワガママに付き合って何日も何時間も費やして商談したりお詫びしたりして納車したのに最後の最後まで名前呼ばなかったじーさんを思い出して腹が立つのです。笑

それは置いといて。
この船のおっさんも結婚の話が無くなったと聞くと「なーんだ、期待させやがって」と無責任なことを言うんです。名前を知りもしない女の子に勝手な祭り気分を楽しみたいだけで勝手なことを言うんじゃない!!と船から突き落としたくなるのは私だけじゃないはず。

ただ昔の日本のように、今も発展途上国にあるように、女の人をモノ扱いする風習が一部スピラにも残っていることが伺える貴重なシーンです。

ミヘン街道にて

場所は変わってミヘン街道。チョコボでお散歩。
ミヘンセッションの際一人崇高な僧がいたのを覚えていますか?

あの戦いの後、討伐隊を咎めたりせず優しく寺院に受け入れていた僧侶です。それ、きっとこの人なんです。

もともとジョゼ寺院の僧侶ですが、この混乱を収めるべく旅立つことを決意した様子です。旅をしながら民とふれあい、教えを伝えていこうと考えています。しかしそれでは今までのエボンと変わらないのでは?と思いますよね。

崇高な僧であると考える理由

それはこの発言。アルベド族との交流も活動の一つとしようとしているのです。ミヘンセッションを目の当たりにした彼だからこそ、機械を排除、アルベド族を排除しようとしたっておかしくないんです。ですがまさかのこの発言。なかなかできることではありません。

昔も今もしっかり自分の考えに基づいて、世界を穏やかに導こうとしている。この名も無き僧侶が大好きなんです。こういう人が老師だったならどれだけ良かったことか。

ベベルからの避難民

ベベルから南下してくる人が絶えません。それだけエボン総本山が混乱しているということでしょう。そんな民を守っているのがエボンの僧兵ではなく討伐隊なんです。一時期機械を使ったことで「思い上がっている」と蔑まれていた討伐隊ですが、今では「本気で民を守ってくれるのは討伐隊しかいないのね」と言わせるほど。

有志のボランティアの集まりのような団体ですが、立派に志高く活動していて頭が上がりません。

エボンの影響力の衰退があちこちで見られます。ざまぁみろ。
ここにいた家族に見放された気の毒な討伐隊の男性はどこへいったのでしょうか・・・。

道端のお花を観察する男の子

「ずっと砂漠に住んでたから こんな花初めて見たよ」
アルベド族の子どもがこんなことを言いながら道端の花を観察しています。ずっと砂漠に隠れ住んでたんだもんなぁと思うと少し悲しい気持ちになります。

その様子を警戒しながら見守る男

まだまだこんな偏見が無くならないのですが、このアルベドの子どもにはこれからたくさんの景色を見て色んなことを感じて生きてもらいたいですね。リュックとシドがきっと切り開いてくれますとも!リンさんも!

和解の一歩

そうそう。こんなエピソードもありました。
討伐隊は家にも帰らずこの辺りの警備を続けています。ベベルから逃げてくる人々を魔物から守るためです。寝泊まりは以前シンのコケラを閉じ込めていた檻でしています。ケガの功名だな、と笑っている隊員。

その様子をみたアルベド族が時たま食べ物などの差し入れを持ってきてくれるそうです。言葉はわからないけど心遣いはわかります。「メシ持ってきてくれるヤツは みんな友達さ!」と笑って話す隊員。こういうところからも民族間の誤解が解けていけばいいと思います。スピラの平和を祈っているのはみんな同じですもんね。

シパーフ乗り場へやって来ました

老人の話を聞く限り正しいニュースが届いているのではなく、憶測や古い情報がまだ飛び交っている状態なんですね。ベベルでは反逆者というのは取り下げられていたはずですが。

次回はジェクトのスフィアを集めた回にします。お楽しみに。

この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?