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【コラム】かぞくで楽しむ七夕うんちく

保育園栄養士のとろみです。

梅雨の真っただ中の今週ですが、どんよりした雲を吹き飛ばすくらいの子どもたちの笑い声があっちこっちから聞こえてきます。

7月の大イベントと言えば・・・・「七夕」です!

子どもたちは歌を歌ったり、笹飾りや短冊を作ったりしながら楽しみに過ごしています。
そこで今回は、保育園でもお話しする七夕について紹介します。


日本に古くから伝わる行事は子どもたちに伝えていきたい1つでもあります。ご庭でも楽しいイベントとなりますように ☆彡☆彡


七夕(たなばた)とは?

中国大陸・日本・韓国・台湾・ベトナムなどにおける節供・節日の1つ。五節句の1つにも数えられる。星祭りともいう。(七夕節句とはいうが、二十四節気に関連する説月ではなく、暦月の)旧暦7月7日の夜のことで、日本ではお盆(旧暦7月15日前後)との関連がある年中行事であったが、明治改暦(日本におけるグレゴリオ暦導入)以降、お盆が新暦月遅れの8月15日前後を主に行われるようになったため関連性が薄れた。
日本の七夕祭りは、新暦7月7日やその前後の時期に開催されている。

ウィキペディア

と書いてありました。
日本だけの行事ではなくアジアの国々でも七夕ってあるんですね。


「七夕」を「たなばた」と読む理由

もともと日本には「棚機津女(たなばたつめ)」という行事がありました。
水辺につくった機織り機(はたおりき)で衣を織り、7月7日の夜に神様をお迎えして禊の儀式を行うものでした。
その行事を行っていたのが「棚機津女」と呼ばれる女性であったために、
「7日の夕方=七夕」を「たなばた」とあてはめて書くようになったといわれています。


七夕に願い事をする理由

子供の頃から七夕に願い事を書いていましたね。
私の場合は、
おいしいものがたくさん食べれますように
お金持ちになれますように 
など自分の欲を書いていたような記憶があります。

七夕に願い事をするのは、中国の行事である乞巧奠(きこうでん)が元になっています。
乞巧奠は中国の行事で女性たちが機織りや裁縫の上達を願って夜、月明かりを頼りに針に糸を通して、お供え物とともに祭壇に供えて祈願しました。
奈良時代に乞巧奠が日本に伝わると、宮中行事の1つとして定着していきました。貴族たちは庭に祭殿を作り、機織りや裁縫の上達を願ったりしました。

笹に飾る理由とは?

笹には神様が宿ると考えており、願いを込めた飾りを飾って天に捧げるという意味があります。
抗菌作用もあるのでお供えものをするときの食べ物が腐りやすい夏は防腐剤代わりとして使用されました。


七夕の歌にでてくる「五色の短冊」

私は自分の好きな色に書いていました。小学生の時などは、赤に書きたいのに友達に先にとられた!なんてこともありました。

短冊の色にもちゃんと意味があります。


青(緑)の短冊

成長に関する願い事はこの色に書きます。人として成長を目指すような願い事は青(緑色)に書きましょう。


赤の短冊

目上の人を大切にする感謝の気持ちを書きます。


黄色の短冊

人間関係の願い事「友達がたくさんできますように〜」などを書きます。


白の短冊

規則を守る。または義務を果たすという意味があります。「寝坊しませんように」など娘に教えたくなりました。


黒や紫の短冊

黒は縁起が悪いイメージがあることや文字が見えづらいので紫に書くことが多いです。知恵、知識という意味があるため学業に関する願い事を書きましょう。


いかがでしたでしょうか?
七夕は、織姫と彦星のロマンチックな物語を子どもたちに聞かせたり、星にちなんだゲームを楽しんだりするなど、さまざまな楽しみ方ができる日です。星空を眺めて過ごすのもいい思い出になるでしょう。

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