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ゴールを設定するのは2025年、コーナーに差しかかった2024年

東洋時空占星術に、西洋占星術の観点も加えて、2024年の運気をお伝えしていきます。
2020年からの流れとともに、お役立てください。

2024年は「樹木のタツ年」

自分自身をどのように創造するか、いかにアップデートさせるか
それ次第で、未来が大きく左右される

東洋時空占星術でみる2024年は、陰陽五行で表すと「陽の木=甲」。

地面の下で眠っていた木の芽が、大地に顔を出し真っ直ぐ天に向かって伸び、しっかりと根を張る姿を「樹木」になぞらえている。

干支の「辰」は「震」や「振」という文字が由来で「陽の土」。

陽の気が大きく動き出し地面を震わせ、生物たちが奮い立ち、ダイナミックにトランスフォーメーションを進める。

その様子を架空の動物である「タツ」で表し、龍がうねって昇っていくさまは、全世界を劇的にエネルギッシュに、改革させていくイメージだ。
 
2024年にいたるまで、各年の気は次のように流れてきている。
 

2020年は「斧のネズミ年」


「斧」は、季節は秋で「陽の金」、「ネズミ」は真冬の「陽の水」との組み合わせ。
「斧のネズミ年」は、昔から「何か大きなことが起こる」という言い伝えがあるが、確かに全世界に衝撃が走った年だったのは記憶に新しい。


ちなみに、西洋占星術では、2020年12月22日に「木星」と「土星」の「大会合」=「グレートコンジャンクション」が、「風の星座」である「水瓶座」で起こり、「風の時代」に突入して大きな話題となった。
また、近い時期には「木星」と「土星」に「冥王星」も絡んだ「トリプルコンジャンクション」も。

「グレートコンジャクション」自体は、約20年周期で起こるのだが、この年注目されたのは、それが「土の星座」から「風の星座」へと、本格的に移ったから。
土から風へ、エレメントの移行は「グレートミューテーション」と呼ばれ、約200年ごとに起こる現象である。

この年「風の時代」という言葉はよく聞いたが、約200年ぶりに、正式にエレメント移行した「グレートミューテーション」だったから、西洋占星術のメインニュースとなった。

今後の「グレートコンジャンクション」は、2040年10月31日に「天秤座」、2060年4月8日には「双子座」と、同じく「風の星座」で起こる。
その後も20年ごとに、「水瓶座」→「天秤座」→「双子座」というサイクルで、約200年の間、「風の星座」で繰り返されていく。

東洋、西洋いずれの占星術からも激動を示していた「2020年」は、まさに全世界にとって、大転換の始まりの年であったといえよう。


2021年は「宝石のウシ年」


もっとも大事なことや美しいものを知らせる「宝石」は、晩秋となる「陰の金」。

秋から冬をつなぐ季節の「ウシ年」の「丑」の字は、「紐」に通じ離れていたものや曲がっていたものを「結ぶ」という意味を持つ「陰の土」。

木っ端微塵のような状況から、本当に大切なものを選んで、つなぎ合わせていこうとした年に。
 

2022年は「海のトラ年」


「海」は寒い冬の「陽の水」、先が見えないくらい果てしないカオス状態を示す。

「トラ年」の「寅」の原字は、真っ直ぐに伸ばすや直すという意味で、陰陽五行では春を感じさせる「陽の木」。

ごちゃごちゃの状況から、「トラ」が勢いよく飛び出すように変化が進み躍進。どこへ向かっていくのか、見え始めた年となった。


2023年は「雨のウサギ年」


「雨」は冬が終わる頃の「陰の水」、美しく降る雨水が、未来に合わない部分をとり除き、いろんなものを洗い流してくれる。

「ウサギ」は盛春の「陰の木」。「卯」の文字は、発芽して最初に出る双葉のこと。
漢字の形は、未来の門を形どり、その門を双葉が成長しながら、押し開ける強さがあり、おい茂っていく様子を表している。

「雨」は、マイカード主室の10種類=陰陽五行のカテゴリーで、最終サイクルの「気」ということもあり、2023年にはいろんなことが終わっていく年となった。
 

2024年に続く、2025年は「草花のヘビ年」


「草花」は春から夏に向かう「陰の木」、それは雑草たちが伸びゆく姿。
芽生えたものたちが、新しい世界へと広がる意味。

「ヘビ」は初夏の「陰の火」、何度も脱皮を繰り返し成長するため、転生や生命力、永遠性などを表現している。

まさに「変化の総決算」といえる、2025年になりそうだ。

これらの流れを俯瞰すると、試練はあれど、やっと冬が終わり、2023年〜2024年〜2025年と、春から夏へ清らかに移行していく、変化のときにある、といえるだろう。

さらに、「陰陽の年まわり」という観点も加えてみていくと・・・

偶数年には「陽」、奇数年には「陰」と、陰陽の気は交互に巡ってくる。

「陽」の年は、不明瞭だけど心で感じることが、進み始め切り替わっていく。一方、「陰」の年には、おぼろげだったことが現実化して動き出す。

この切り口でみると、2024年は個人レベルでまず心が進み出し、翌2025年には、それらがもっと前進し、現実や社会が、加速して変化していくことが予感される。


「新時代」が確実に浸透していく星まわり


東洋時空占星術とリンクするように、西洋占星術でも、新時代の到来は暗示されている。
 
「天王星」「海王星」「冥王星」という、公転周期が約80年〜約250年の天体すべてが、2023 年から2025年までに、今いる星座から次の星座に移行するのだ。
 
つまり、東洋・西洋のどちらの占星術から見ても「ゆらゆら揺らめいていたことが、2025年以降には終わりを告げ、新時代が確実に浸透している」というイメージに到達する。
 
新時代到来まで、私たちは、新たな価値観を更新させておく必要がある。

生活のいろんなシーンでAIへの変換は、さらに進んでいくが、そのなかで、私たちがAIを卓越するには、個々それぞれがいかに独創的に生きるか、である。
 
新しい時代は、どんなことも目先のことだけを考えるのではなく、長期的なスパンで、ポジティブにイメージを広げていくことで、楽しく生き抜いていける。
 
「感覚」を研ぎ澄まし、「軽やかさ」で運をつかんでいく。
新時代への準備をゴール手前、“最終コーナー”である2024年から始めていこう。


東洋時空占星術®
森羅万象を陰と陽に分け、さらに自然界のモチーフを分類し、樹木から雨まで10種類のマイカード主室と干支の組み合わせをカテゴライズした占い。

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