自分でたどり着いたコンテンツとあなたへのおすすめ

中学生の頃に広告コピーに興味を持ち糸井重里に出会った。あの時は正直胡散臭いおじさんレベルに思っていたので、あまり興味が出なかった。

大学に入ってまた糸井重里に出会う。この時は就活生のコラムを読んだような気がする。

今度はほぼ日手帳
手帳なんて何使っても同じだと考えていた私は、当然スルーした。しかし、ここで初めて糸井重里の仕事を調べてなんとなく記憶していた。

社会人になってついにほぼ日の今日のダーリンというコラムを読むようになった。これがなかなか面白いので、いつも昼休憩の際に読んでいる。

特にマーケティングのターゲットでもないにも関わらず、3回訴求のようなものをされただけでコラムを読んでいる。きっと来年はほぼ日手帳になっているだろう。

案外関心がないものでも自分がたどり着いたコンテンツというものは手放しにくいもので、あなたへのおすすめでAIに提供されたコンテンツより深く理解できるような気がする。

自分でたどり着いたという体験と複数回の出会いで最も簡単に自分の行動が変わってしまう。
この顧客の変化を起こせるビジネスマンに私はなりたい。
なんならクリエイティブなものに関われると視野が広がるのだろうと考えてしまう。

こうして自分のやりたい事がわかっていくなら、就活の時に無理にやりたいことなどに振り回されない方が大事だと感じた。
なんならやりたい事が見つかる!という広告のせいで苦労していないだろうか?

広告とは恐ろしい。次の広告は顧客情報から行動を理解して、たどり着く体験を提供するかもしれない。

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