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Xデザイン学校大阪校マスターコース#02:事業コンセプトの立案

Xデザイン学校大阪校マスターコースの二回目に参加してきました。今回は前回行ったビジネスインタビューを元にサービスのデザインを進めていきます。前回は「私達が取り組む課題は何か」を考えてたので、今回は次のステップ「私達が提案する事業は一言でどんな事業なのか」を考えてました。

■この一ヶ月の振り返り
私達のチームはGW前にZoomで一度会議を行い、
・情報収集を習慣化するために、
 メンバー持ち回りで気になる記事を集める
・まずは自分が取り組みたい課題・ビジネスを考える
の2つを行ないました。記事集めはまだ3週間程度しかできていませんですが、自分では思いもつかないような記事があって面白かったです。本題か逸れますが一個だけ紹介します。

『ドイツの夜はキッチンに火を灯さない? カルテス・エッセンの勧め』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881168683/episodes/1177354054881327516

自分が取り組みたい課題・ビジネスも全員で見せあったらぜんぜん違うターゲット・課題になってびっくりしました。昨年も同じメンバーで食をテーマにやっていたので多少かぶるかなと思っていたのですが、見事に全員が違う方向を見ていることがわかりました。でも見ている方向が違ってもお互いのアイデアを組み合わせると、自分だけでは思いつかないものがでてくるのではないかと感じました。

■課題の考え方
メンバー各自でで課題とビジネスを考えてきましたが、どれも穴だらけだっでした。なので『今のステップがうまくいかないときは、それよりも前のステップに戻る』というXデザイン学校の教えに従い、課題の設定に戻ることにしました。ここでも議論が発散しかけたので、私達のチームでは下図の4つに分けて課題を書き出して整理してみることにしました。各課題を考えていくと、それぞれに落とし穴があって見事にそれに落ちている自分達に気づきました(汗)。

特に前回のビジネスインタビューで食品テーマの担当者の方からインプットを元に考えてしまっていたので、その情報に囚われてしまい食品業界の課題にしか目を向けられていなかったのが最大の反省です。誰かの課題については一旦食品業界から離れてみて、広い視点で課題を考えようとおもいます。

■事業コンセプトの立案に向けて
課題設定がまだまだなので事業コンセプトの立案まで行けていませんが、進みたい方向がなんとなく見えてきました。その方向は『食品を作らない食品メーカー』です。お題提供元の食品メーカーさんはスーパーを通して販売するBtoC向け食品事業に頼り切っている状態になってしまっています。なので、それ以外の事業を柱が作れる提案にまとめて行きたいです。また今までの事業成長は「レトルトカレーのような誰でも作れる半完成品を生み出す」→「それを家庭に広めて市場を作る」→「半完成品の販売量が増える」というのが一つのパターンになっているので、その必殺技を捨てて、新たな必殺技を生み出したいです。そのために、『食事の機能・価値』のリフレーミングができないか考えてもみようとおもいます。「美味しい」、「会話が弾むだけでなく「人が集まる」など食事がある、もしくは食事を作る行為に中にどんな機能・価値があるのか深掘りを進めます。

■次の一ヶ月に向けて
今回は、食品メーカーさんからのインプットに囚われてしまってバイアスに囚われてしまったので、視点を変えて本質を探るために
・食品・食事以外の課題情報収集する
・食事のもつ機能・価値をもう一度考え直す
を行っていきたいとおもいます。目指すべきゴールはまだまだ遠くですが、次回も頑張るぞー! 

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