見出し画像

社員20万人を超える老舗メーカーのエンジニアが少数精鋭の新規事業コンサルに弟子入りした記録08〜 ネットプロテクションズさんとの飲み会で学んだ『人事』の大切さ〜

インターン9日目! ネットネットプロテクションズの皆さんとの飲み会に参加してきました!ネットプロテクションズさんはFilamentが入居するコワーキングスペースThe DECKでサマーインターンを開催された会社さんです。今回そのご縁で飲み会が開催されました!

■ネットプロテクションズさんのサマーインターンの記事
https://thefilament.jp/dialog/2997/

1. ネットプロテクションズさんとは?

ネットプロテクションズさんは「つぎのアタリマエをつくる」という企業理念を掲げ、『後払い決済』サービスを中心に事業展開をされています。創業は2002年ですが、近年新卒採用を積極的に行って、平均年齢は20代という若いメンバーが揃っている面白い会社さんです!!

2. 学びの環境は用意しても教えない

飲み会の中で新人教育の話になりました。ネットプロテクションズさんは積極的に新人を採用をされていて、社員の平均年齢が毎年下がっているそうです。「新入社員をそんなにとって大丈夫なのか?教育をどうしているのか?」疑問に思い話をお聞きしました。大事なことは『一方的に教えることはしないこと』だそうです。新入社員の研修期間は一年間用意するそうですが、最低限度の内容以外は新入社員が自分で選べるようになっているそうです。理由は『新入社員が学びたいとおもわないなら、教えても無駄』だから。また、配属されてから面倒を見るのは、2年目・3年目の社員で年配の社員は教えないようにしているそうです。その理由は『2年目・3年目は自分が新入社員研修で学んだことを覚えているし、それを新入社員に教えることで彼らにも新たな気づきがある』から。さらにFilamentの佐藤さんから「年配社員は口うるさく教えて、新入社員が自分で考えることができなくなってしまう」という指摘がありました。Xデザイン学校の浅野先生が「教育よりも発達が大事」とおしゃっていましたが、それが会社の制度になっているのが凄いなとおもいました。

3. 自分達で決める

角さんから「社員を伸び伸びと自由に働き、会社の業績が伸びているは凄い。どうしてそれができているのか?」質問がありました。ネットプロテクションズの秋山さんは自分たちの方針として『社会への貢献、会社の業績、メンバーの幸福の3つを大事にする』と決めているからというシンプルな回答がありました。秋山さんは「3つのうち一つでも欠けてしまうのは自分達の目指す姿ではない。だから3つが同時に成り立つことを目指している。会社によっては社会への貢献だけを目指すところがあるかもしれない。それも間違ってはいないし、正しい答えがあるわけではない。だから自分達で決めることが大切だと思う」という考え方をされていました。私自身も悩みがちで行動できないことが多いのですが、仮説でも良いからまずは自分で決めて行動していく大切さを改めて教わりました。

4. サービス企業で大切なこと

サービスの伝え方についても学びがあったので、それについても書きたいとおもいます。ネットプロテクションズさんは後払い決済サービスを15年以上継続されデータを蓄積し、それを活用して事業を行っているテクノロジー企業です。しかしユーザーに対するサービス説明にはそのテクノロジーについての説明はなく、ユーザーにどういう価値を提供できるのかについての説明をされています。その理由は『ユーザーにとって重要なのなテクノロジーではなく、サービスの価値だから』。私もエンジニアだったのでよく分かるのですが、テクノロジーに自信があるとついついそれをユーザーに伝えたくなります。しかしユーザーにとって、どんなテクノロジーが使われているかは重要ではなく、どんな価値があるのかが重要です。能ある鷹は爪を隠すではないですが、テクノロジーを隠し価値を示すことがサービスを提供する企業には大切なのではないでしょうか。

5. まとめ

ネットプロテクションズの皆さんとお話していて感じたのは『人事』の大切さでした。「事業は人」だと言われますが、人事の方が会社の戦略、現場の人を理解し制度に落とし込む。それだけでなく、社員全員が人事のあり方を考え、変えていく。新規事業を担当していると、事業ばかりに目が言ってしまいがちですが『人事』の大切さを学びました。

-----------

皆さんから「スキ」をいただけると励みになりますので、頑張っているなと少しでも思っていただけたら、ぜひポチっとしていただけると嬉しいです!シェア拡散していただくのも大歓迎です!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?