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「夜天一族」第三章「沈まぬ月の都」

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2021年7月の記事一覧

「夜天一族」第一章

「夜天一族」第一章

チャネリングファンタジー小説

第一章 「彷徨う小鳥」サマヨウコトリ

そう 夢を視ていた日を忘れないでいる

いつの日も最後の唄を

天上を走り唄声は駆ける

地上にはカミサマがいるのにさ

ナゼか女神の唄声だけが聴こえているのに

王様だけは余所を視ている

シナリオの始めはすでに出来ている

探る様に王は口を閉ざし

去りゆく今の現実は過去からのメッセージ

あなた達の愛は何処にあるのか ず

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「夜天一族」第二章

「夜天一族」第二章

チャネリングファンタジー小説

第二章 「月の聲が聴こえる」ツキノコエガキコエル

銀河に流れる唄声は月面のサテライトスタジオより各惑星に生中継されている。
ミクロトンネルの開通により惑星間の距離が縮まって等しい。
三次元地球も多少の次元上昇により、 他惑星との次元差がそれほど感じなくなっている。
年号が宇宙暦となり、今は昔の地球が西暦二千年代の頃に発達した動画投稿サイトがより進化したお陰で、 太

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「夜天一族」第三章

「夜天一族」第三章

チャネリングファンタジー小説

第三章 「沈まぬ月の都」シズマヌツキノミヤコ

月と地球間には次元を越えるためのミクロトンネルが存在している。
そのトンネルを通過することで、地球と月との次元移動が可能となっているため月の人間だろうが、地球の人間だろうがトンネルを越えれば身体は星々の重力に慣らされる。
二人を乗せた高速シャトルに月面空港到着を告げるアナウンスが流れた。
「着いたー!久しぶりのツッキー

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