なつかし劇場セピア/炎上のメリークリスマス
クリスマスイブの夕方。
都営アパートの玄関先で、ギョウザ六個入りのパックを手にした母ちゃんはガッカリ顔。
今日はとおちゃんの会社に、取引先から200パックのギョウザがもらえる事になっていたのです。
とおちゃんの会社の従業員は10人程度。
どう転んでも10パックは貰えたはずなのに、、、
会社内での、とおちゃんのカーストが低いのでございましょう、結果は3パック。
小3の小生はこの時点でピンと来たのでございます。
拝啓、お母様。
先程、不二家にクリスマスケーキを買いに行った際、ギョウザのおすそ分けの件を、近所のおばちゃん連に口走られてはいませんでしたか?
まさか?!
「裸族!このギョウザを鈴木さんと小林さんと田中さんトコに持ってって頂戴」
取らぬ狸の皮算用ならぬ、もらわぬギョウザをおすそ分け。
こうして、今日のおかずはゼロになる裸族家。
仕方なく、ケーキをおかずに塩むすびをいただく、クリスマスイブの晩餐でございました。
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