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【神姫バス】神戸連節バス「Port Loop」プレ運行レポート(3)

神戸都心〜ウォーターフロント間を結ぶ連節バス「Port Loop」が、2021年4月1日の運行開始に先立って、3月20・21日の2日間にプレ運行として正式運行に先立って運行を行いました。
私も2日目の21日にプレ運行を体験してきましたので前回に続いてレポートいたします。

動き出した「Port Loop」

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バスロケーションシステムの発車時刻予告チャイムが鳴り、「Port Loop」は定刻で三宮駅前を発車。KIITO前、新港町、ポートタワー前と臨海部を走ります。車内には神姫バスさまの社員の方が添乗していて、カーブで連節部分の幌が伸縮する箇所など解説してくださいました。

ポートタワー前に到着した「Port Loop」

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三宮駅前からハーバーランドを経由してポートタワー前に到着した「Port Loop」。
この日はハーバーランドが大混雑で国道2号線弁天町交差点の右折に時間がかかり、10分程度の遅れとなりました。

ポートタワー前停留所の標柱

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「Port Loop」のポートタワー前の標柱は置き型の簡単なものです。
ポートタワーは神戸の有名観光地でありながら鉄道駅からは少し遠かったので、バスの活躍が期待されますね。

ポートタワーと「Port Loop」

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中突堤ではちょっとだけ撮りバスをしました。是非撮りたかったのはポートタワーをバックにハーバーランド方面へ向かう「Port Loop」です。天気が良ければもっと映えそうですね。

倉庫街を行く「Port Loop」

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倉庫街をバックに走る「Port Loop」の10101号車。沿線は多くがこのような倉庫やオフィスの建ち並ぶエリアです。新しいバスが地域にどのような役割を果たすのか、期待しています。

屋根から眺める連節バス

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試乗の後に三宮駅前で見かけた10102号車。ハイブリッドノンステップバスのせいか、屋根上は機器でいっぱいですね。どこかLRT車両を思わせます。

3回に渡って連節バス「Port Loop」をご紹介いたしました。神戸の都心部でありながら、これまで交通の便が決して良くはなかった地域を結ぶ連節バスの姿は眩しいくらいに輝いているように見え、期待が高まってきます。文中でも触れた渋滞による遅延など、課題はまだまだたくさんあると思いますが、青と白の現代的なデザインの連節バスが地域に新しい影響を与えることを期待しております。

神戸都心〜ウォーターフロント間を結ぶ連節バス「Port Loop」は2021年4月1日より本格運用開始。楽しみにしております。

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