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【徳島バス】キュービックと引田線の旅

徳島バスさまの鳴門市内の路線の一部はかつて運行されていた鳴門市営バスの路線を引き継いで運行しています。一部の車両はカラーリングもそのままで今も市内を走っています。今回は土佐泊を訪ねた後に、鳴門駅から県境を超えて香川県東かがわ市の翼山温泉へ向かう引田線を走る元鳴門市営バスのキュービックを訪ねてみました。

鳴門駅

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鳴門駅前に鳴門市営バス時代のカラーリングのままのキュービック515号車がやって来ました。ゆっくりと撮影をしたいところですが、停車時間はわずかなので早速乗り込みます。

撫養城

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鳴門駅を出て515号車は鳴門市街を走ります。大きな前面窓越しに鳴門のシンボルの撫養城が見えました。

播磨灘

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鳴門病院に立ち寄りながら鳴門市街を抜けて、櫛木峠を越えると播磨灘沿いに出ました。この辺りは鳴門市の中でも北灘町と呼ばれる地区で、車窓いっぱいに青々とした水面が広がります。

引田鼻

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水平線に浮かぶのは播磨灘の無人島と引田城跡のある引田鼻です。

北灘県境

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その名も「北灘県境」という停留所を過ぎると徳島県から香川県へ入ります。

翼山温泉

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引田市街にある引田駅前を過ぎて、内陸に入ったところにある翼山温泉に到着しました。鳴門駅前から1時間、ここが引田線の終点です。

キュービック

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折り返し待ち時間の間に515号車を撮影しました。鳴門市営バス時代のカラーリングのままのこの車両は徳島バスさまでは最後のキュービックです。

鳴門駅前行き

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折り返し時間はあっという間に過ぎ、鳴門駅前行きのバスで翼山温泉を後にしました。

キュービックと北灘

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キュービックの大きな窓越しに北灘の海を眺めながらの帰路は至福の時間でした。

鳴門駅前

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1時間で鳴門駅前に戻りました。すべての乗客が降りた車内に冬の日差しが差し込んでいます。

徳島バスさまで最後のキュービックとなった515号車ですが、今もこの引田線を中心に運行されています。次は北灘の海をバックに走る姿をカメラに収めてみたいですね。


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