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炭水化物の暴力/240629

大雨の中、女二人でパイの食べ放題へ行く。

パイは家で作るのも大変なので、外で食べれるのはとても嬉しい。見た目もケーキみたいで可愛い。オシャレで並んでるだけで気分が上がる。

しかし甘かった、パイのことなんて何にもわかっていなかった。あんなに小さなサイズに切り分けられているのに全然胃袋に入らない。タコス風やしらすと枝豆などいろんなバリエーションがあり彩りがあるのに土台がパイのせいで少しずつしか進まない。ピザよりもレイヤーの重なり方が厚くボリュームがある気がする。

極めつけに出てきたマカロニパイは、パイ生地の上にマカロニグラタンが乗っかっている。炭水化物の暴力だ。

結局お代わりなんてほとんどできないまま悔しい気持ちで「キッシュやパイってものすごい食べ物だよね…?」と友人に伝えると「パイもすごいけど、グラコロとかもよくよく考えてみるとなかなかだと思う…」と言われ、ハッとする。

小麦粉を練ったペンネを小麦粉を溶かしたソースで練ってそれをフライにしたものをパンで挟んで食べるのだ…正気の沙汰じゃないな…。

カロリーは掛け算すればするほど美味しくなる。三十代になったわたしたちは、太田胃酸とカロリミットが年々手放せなくなってくる。

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