見出し画像

自己紹介、見目と名前が十割か?好きになるのはいつも勢い

こんにちは、武勢みさきですよ。

師走よりもよっぽど慌ただしい神無月、最近は日課の短歌もぐだぐだで放り投げているのだが、今朝久しぶりにnoteをPCで開いてみたらホーム画面のおすすめに「自己紹介」のカテゴリが展開されていた。
ああそういや今月なんかフェスとかやってたな、新しくnote始めた人々も多いんだろうなと思いつつ横スクロールしてみたら驚いた。

自己紹介
【自己紹介】
自己紹介
自己紹介。
自己紹介!
まずは自己紹介
自己紹介
【自己紹介】
自己紹介
「自己紹介」
自己紹介

おう。すごいな、延々とタイトル「自己紹介」が並んでる。
たまに時々emojiが付いたり長文のタイトルもあるんだが、自己紹介の四文字がゲシュタルト崩壊を起こす勢いで並んでる。スクロールしてみたら確かに文字の認識能力が不全になった。

どれだけ同一タイトルが多いか気になり、ざっくり集計。

<自己紹介カテゴリ記事のタイトル収集>
※2022年10月20日(木)午前10時時点のnote「自己紹介」カテゴリーを「すべてみる」で開いて出て来た順に315件をチェックしたよ。

■シンプル系:165件
自己紹介/【自己紹介】/(emoji)自己紹介(emoji)…など、
各種括弧や絵文字2つ以内の装飾まではギリ、シンプル扱い。

■それ以外:150件
短文・長文、あと【1】【2】など続きものだと示されている記事も。

…意外と半々だった。シンプルなタイトルがちょっと多い。
けど更に面白いのは、これだけ同じタイトルの記事が並んでても、どの記事にもスキが沢山ついてる(基準:両手で数えるより上は「沢山」だぜ)。
あれよ、書店の受験参考書コーナーに行ったらズラっと「読解○○」「要点○○」みたいな小難しくもよく似た書名が並んでるのに、全巻ベストセラーの帯が巻いてある状況。そんなの本当にある?

noteで記事を読みたくなる三大要素。
「タイトル」
「見出し画像」
「クリエイター名」
三つのうち一つを自己紹介の四文字で封じてしまえば、あとに残るのは見た目と名前。見合いの釣書より分が悪い。それでも読む人は読むん?

なおのこと面白くなった。じゃあその、見た目はどれくらい大事かね。
見出し画像の付いてない記事もそこそこあるからそれも数えておこう。

<自己紹介カテゴリ記事のタイトル収集②>
※上と同一の315件を対象に再チェックしたのですよ。
■見出し画像
あり:76.5%(241件)
なし:23.5%(74件)
■見出し画像がない74記事の内訳
シンプル系タイトル:27%(165件中、44件)
それ以外タイトル:20%(150件中、30件)

シンプルに「自己紹介」ってタイトルでかつ見出し画像のない44件の記事…素直すぎやしないか。丸裸ではないか。

つまりクリエイター名(プラス、アイコンのちっちゃな丸いサムネイル)だけを頼りに「やあやあ我こそはnoteのクリエイター○○である、いざ尋常に」と画面越しにこっちへ突撃してきているわけでしょ。
しかしそれを色んな人が読んでスキ!と応援してる。あれ?意外と強いなnote野武士。

いやむしろ。世の中には自己紹介ソムリエ的趣味を持つ人が一定数存在して、自己紹介タグ付きの記事はかかさずチェックしてこの記事スキ!って楽しんでるとか。
同じタイトルに画一の見出し画像、与えられた手がかりは名前だけ。昭和の雑誌の古き良き文通相手募集コーナーと同レベルの駆け引き感覚。見ず知らずの相手の自己紹介へそっと心を寄せに行く人はきっと、世界に対する興味や関心を私よりずっと大事にしているんだろう。

結局のところ、タイトルも見出し画像もクリエイター名もそれぞれ一つの要素でしかないのだろうね。三つすべて最上級のものを揃えてプロモーションしたところで、どれだけの人に届くかは運任せの部分もあるし、誰かに届いたとして、何かの反響を得られるかどうかなんて、それこそ人任せだし。

************************************************

なんとなく書き始めて、とくに結論もないままこの記事は終わる。こうやってたまに長めの文章を書くとき、話をどこで止めるかにいつも苦心する。

…てな感じで日々色々なことにもやもや浮かんでくる考えの枝葉を折って、
短く短く切り詰めて毎日日記代わりに短歌を詠んでいるのが私です。
(タグをつけようと思い立ち、唐突に自己紹介も書いておくことにした)

あとは、しかたないので記事のタイトルを三十一文字にして、いつも通り今日の短歌と言い張っておくよ。

ではまた。

この記事が参加している募集

「スキ」ありがとうございます!2022/2/23リアクション更新しました。私のオールウェイズ「スキ」な卵料理10選。