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今更ながら、2023年の振り返りと2024年の指針

年末には特に考えつかなかったのだけど、年明けしてから去年の振り返りをしたいと思ったので今更ながら。

(やってよかったことと読んでよかった本は振り返った)


2023年は、「充電期間」であり「受け身の変革の年」であったと思う。


まず、年の初めにあれこれ考えていた「やりたいこと」の多くは、1月に入って早々に散っていった。
挫折したというより、想定外のトラブルが起こったことでそれどことではなくなってしまったというのが実情。

そこからしばらくは自分の心身を安定させることと、目の前の決まった予定をとにかくこなすことで精一杯だった。


年初に考えた「やりたいこと」―毎日モーニングページを書く、資格を取得するなど―に取り組むよりは、とにかく目の前のプロジェクトを無事にこなして自分の暮らしを安定させたい、その一心で動いていたので、あらゆる「やりたいこと」は必然的に置き去りに。

それでいて、家賃節約のための引っ越しや、アルバイト先の都合で辞職してフリーランスになるなど、自分で計画したわけではない変革も次々訪れた。

引っ越し後のインテリアの見直しや仕事の確立なども、計画的に取り組んだわけではなく、ほとんど行き当たりばったり。


インテリアはとりあえず最低限で過ごし(現にまだ片付いていない部屋がある…)、仕事はひとまずIndeedなどで探しまくって、年末近くなってやっとまとまった収入が入るようになった。


もし年初の目標に固執したり、無理に意識を高く持とうとしていたら、もっともっと苦しい一年になっていたかもしれない。

自分の中の優先順位を臨機応変に入れ替えて、とりあえず健やかに生きていられたらいい!100日後に死んでも後悔しないように今を楽しむ!くらいの精神でいたおかげか、案外心穏やかに2023年を過ごすことができた。


本もそんなに読まず、友達ともそんなに会わず、趣味がほしい楽しみがほしいと言いつつ昔から好きなものを温め返して消費することが多かったように思う。


それをふまえてというわけでもないけど、2024年は「推し事に励む」ことを優先事項としたい。

2023年末に自分の中の「オタク」が目覚めた。

これは特定のジャンルにハマったとか新たな推しができたという意味ではなく、サブカルチャーや生産性のなさそうな趣味、文化芸術作品の鑑賞や会いたい人に会いに行くといったことにどんどん取り組みたいという「パワー」が復活したことを示す。

自分の中のオタク全盛期は、遠くの県にどんどん遠征観劇に行ったり、お金もないのにチケットや書籍をどんどん買ったり、あるいはコストはかからないけど時間は使うタイプの趣味に没頭して衣食住は適当に済ませたり、なんだかめちゃくちゃバイタリティーがあった。


パートナーと同棲を始めて以来、そういう「パワー」は自然と落ち着いて、生活を見直したりミニマリストを目指してみたりという方向にエネルギーを使うようになった。

すると、どこに行くにも「遠いし疲れそう…」と思ってしまったり、友人と会うのもちょっと億劫になったり、好きなジャンルを見ても前ほど心が躍らなくなったりという事象に見舞われた。

その変化自体は面白いし、生きているとそんなこともあるんだなと感心さえした。


でも、もう目覚めちゃったから。オタクが。

またどこかでエネルギー切れするかもしれないけど、そのときはまたそのときのペースで生きればいいだけのこと。

ひとまず2024年は「やりたい!」「好き!」と思ったことに、去年よりもコストをかけていきたい。


節約も大事だけど、住環境が落ち着いてきた分、新しい仕事や新しい趣味にどんどん時間と体力を使っていきたいと思う。

早速ながら、1月1日と3日に電子書籍の大量買いをかました。有言実行。
(セールしてたから……)

特によしながふみの漫画『大奥』の全巻一気買いは大当たりだったので、コストをかけてよかったなと思っている。


気の乗らない仕事やプロジェクトを手放して去年より心が安定してきた分、自分の心が向く方へ向く方へと進んでいきたい。

他に叶えたいことは既に10個挙げたけど、プラスで「10年日記をとりあえず一年間続ける」、「腹筋を鍛える」ということにも新たに取り組みたい。


あと、防災グッズを揃えていきたいな。

来年の今頃はどんなふうに一年を振り返ることになるか、早すぎるけど今から楽しみにしている。

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