新しい趣味を探していたら、おいしいごはんが食べたくなった件。
料理が趣味、ってどういうレベルなら言ってもいいんだろう。
素材にとことんこだわるとか、めちゃくちゃ手際よく包丁を使えるとか、蒸すのも揚げるのもパン作りもなんでもござれってなるとか。
そういう、凄そうなレベルに到達できる気はしていない。
でも、なんだかおいしいものが食べたくなったのだ。
それも、焼肉屋に行くとかレストランに行くとかそういう話じゃなくて、自分で作る家庭料理の範囲で、おいしいものが食べたい。
イカを自分でさばいてイカソーメンにして、丼にのせて食べたい。
揚げたてのドーナツが食べたい。
梅を漬けてごはんに混ぜておにぎりにしたい。
自分で仕込んだタレでチャーシューとスープを作って、自家製ラーメンを味わいたい。
燻製にしたソーセージとチーズで一杯やりたい。
ホタテの旨みたっぷりのクリームシチューを作りたい。
自分で出汁をとった特製つゆでそうめんを啜り込みたい。
にんにくと唐辛子をオイルでじっくり炒めてペペロンチーノを作りたい。
春雨たっぷりの春巻きを揚げたい。
自分で作ったレバニラ炒めを食べてみたい。
とろとろに煮込んだ豚の角煮と半熟の煮卵をごはんにのせて、上から小ネギを散らしたい。
どんどん、どんどん欲求が出てきて止まらない。
引っ越してから新しくコンロを買わず、一口のカセットコンロと土鍋だけで自炊を続けて二ヶ月。
あふれる欲求に耳を傾けた結果、いよいよ二口コンロ(グリル付き)の物色を始めることにした。
おいしい楽しい日々が、近いうちに訪れますように。
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