夏のパジャマを新調したらシンプルな幸せが訪れた。
急激に暑くなってきたので、夏のパジャマが必要だと思った。
夏服ではなく、夏のパジャマ。
なぜなら、引っ越し前の捨て活によって手持ちの夏パジャマがゼロになっていたから。
どこで買うのがいいだろう。やっぱり無印良品か?などと考えつつリサーチしていると、ある商品が目に留まった。
見つけた瞬間、これだ!と思った。
その日のうちにお店に行き、お買い上げ。
UNIQLOのリサ・ラーソンルームセットである。
これが、とにかく可愛い。
リサ・ラーソンが特に好きだったわけではないのだけど、UNIQLOのリラックスウェア×北欧デザインというのがツボにハマった。
特にこの猫デザインのブルー。
これは見た瞬間絶対にほしい、と思った。
ほかにもいくつかカラーとデザインの異なるセットが出ていたのだけど、ブルー以外はちょっとピンとこず。
夏の夜は必ず汗をかくし、毎日着替えるから3セットはほしいな…と思い、ほかのパジャマを探すかと売り場をうろうろしていたら、
なんとリサ・ラーソンのコットンリラコがあったのだ。
見つけた時点でセール価格になっており、Mサイズ各1点ずつのほかには在庫が見当たらなかった。巡り合わせとはこのこと!
普段着からは降格したものの大好きでどうしても捨てられないTシャツ(推しのグッズ…)が家にあったので、ひとつはそれと組み合わせよう!と考えた。
となると、もうひとつのリラコと組み合わせるためのトップスがいる。
UTから合うものを探そう、とふたたび売り場をうろつくと、それが目に入った。
アンディ・ウォーホルの絵からデザインされたUT。
何を隠そう、私はアンディ・ウォーホルが好きなのだ。
アンディ・ウォーホルのUTがあるんですか!?と興奮し、その場でたっぷり吟味してあざやかな水色(カラー名はグリーン)のものを選んだ。
その日の夜から新しい夏パジャマを着たのだけれど、結果、ものすごくシンプルに幸せな気持ちになれた。
今日はどれを着るんだっけとわくわくする気持ち。
ふと目に入るたびに「リサ・ラーソンの猫可愛い…」「アンディ・ウォーホルのUT最高」と嬉しくなる。
洋服でなくパジャマだから、スタイリングに悩むことも、周囲の視線を気にすることもない。
本当に自分だけのためのお気に入りを迎えるって、こんなに幸せなことだったんだと気付いた。
春秋用のパジャマもかなりくたびれてきているので、次は憧れのジェラートピケにチャレンジしてみようかと目論んでいる。
ルームウェア然り、下着然り、自分しか見ないものほど心底愛せるアイテムを選ぶべきだと実感した初夏であった。
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