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【ライフハック】ふたり暮らしにこそ、一人の時間が必要だと痛感した話。

ふたり暮らしでふたりとも体調を崩すと、四六時中ずーーっと一緒にいることになる。

好きで一緒にいるんだからもちろん構わないし、体調が優れない心細さを共有してなぐさめあえるから、いいこともたくさんある。


厄介なのが、やや治りかけてきたぐらいの時期。

まだ元気ではないからお出掛けも気分転換もできないけど、フラストレーションは溜まって、家にいるのも飽きてきている。
ヤマは越えたから、一日中寝ているわけにもいかない。

そうなると、ちょっと、ふたりでいるのにも飽きが来るのだ。


もともと一人が好きだった。

実家にいたころは自分の部屋(姉妹と共用)に籠るだけでは飽き足らず、みんなが寝静まった時間帯に部屋の隅でPCを開き、ヘッドホンで推しの映像を観る時間が何より至福だった。

一人になりたくて、マンションの非常階段に飲み物とお菓子を持ち込んでソロお茶会を開催したこともあった。(まれに住民が通った時、気まずい)


そんなわけで、一人になる時間はやっぱり大事なのだ。

全快していない状態であんまり出歩くわけにもいかないので、今回は家の中で一人時間を作ることにした。


まず、お昼ごはんは孤食スタイルを採用。

わが家はもともと「朝食と夕食は家計の食費扱い、昼食は各自のお金で」という資金繰りをしていた。(平日はそれぞれに仕事があるので)
余裕があったらお弁当も食費の範囲内で作るし、休みの日は「そうめん茹でるから一緒に食べよう」なんてこともしていたけど、あえて「お昼は各自で!」と決めてしまう。

そうすると、好きな時間に好きなものを食べられるし、食べたり買い物に行ったりしている間はそれぞれの時間が確保できる。


続いて、「ダイニングテーブルを使わない」作戦。

わが家はダイニングにローテーブルが一つあるだけで、それ以外に机やテーブルの類はない。
食事でも仕事でも、何かしら作業をするときはダイニングテーブルを使うしかないのだけれど、そうなると必然、ずっと隣にお互いの存在を感じながら過ごすことになる。

そこで、普段はリモコンやティッシュを置いている木製スツールを引っ張ってきて、一時的な仕事机として採用。
PCがギリギリのるくらいのサイズ感だけど、自分一人のスペースという感じで、仕事がかなり捗った。

「仕事をします」と宣言して、無音のイヤホンを耳に詰めてカタカタやっていると、パートナーもイヤホンで動画を観ながらごはんを食べたりして、放っておいてくれた。


結局寂しくなって、自分からパートナーにちょっかいをかけにいったりしてしまうのだけれど、一人時間を持った後は、自然と一緒にいる時間も楽しめるようになった。


ふたりとも元気になって完全復帰するまでは、しばらくこのスタイルで一人時間を大切に過ごしていこうと思う。

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