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他部署への相談で自分の意見を通すための5ステップ

こんばんは、とりりんです。

突然ですが、皆さんは
他部署への相談をした際に、
自分の要望が通らなかった経験はありませんか?

特に若手の場合は、
自分の意見を言っても、
年が若いと言う理由で、
相手に断られたり、
嫌がられた経験があると思います。

若手が自分の意見を通す場合は、
まず初めに場を整える必要があると考えています。

言い換えると、
まずは相手にたくさん喋らせることが必要です。

たくさん喋ってもらった後に、
自分の意見を伝えると
自分の意見が通る可能性が
グンと上がります。

今回は、新卒から営業に配属され、
社内調整を散々してきた私が、
他部署への相談事をする際に
意識している5ステップを解説します。

自分の意見を伝える導入まで紹介するので、
ぜひ、ご自身の状況や相手の内容に合わせて
適切なものを使って見てください。

ステップ1:状況を簡潔にまとめて伝える。

まずは、簡潔に現在の状況や、
相談をすることになった背景を
相手に伝えましょう。

理由は、必要な情報を与えることで、
相手から話してもらう内容が
的外れになることを防ぐためです。

この段階では、下記の点を意識しましょう。
・相談をした目的を共有する。
・簡潔に説明する。

相談した目的が明確ではないと
相手が何をしゃべっていいかが
わからなくなる可能性があります。

また、足りていない情報があるかどうかは、
相手が判断することです。
こちら側は、簡潔に説明をして、
必要な部分は相手に質問をしてもらいましょう。

上記を意識しながら、
まずは会話の土台となる認識のすり合わせを行います。

ステップ2:打開策について、相手の意見を聞く。

認識のすり合わせをしたら、
自分の意見を話す前に
相手の意見を聞きましょう。

理由は、相手から話すことで、
自分の意見が否定されることを防ぐためです。

このとき、自分の意見を先に言わないことを
否定的に捉える方もいるため、
「まずはご意見を伺ってもいいですか?」
と、前振りを入れると丁寧です。

私が、営業として、
ひとり立ちして間もないころ、
他部署への相談をした際に、
自分の意見を先に話したことがありました。

その際に、打ち合わせの時間を
目一杯利用して、
自分の意見のダメな部分を
説明されたことがあります。

相手が説明の長い人だったこともあり、
結果として、私の意見を
否定されただけの時間と
なってしまった経験があります。

そのため、相談の際は、
なるべく相手に先に喋らせることで、
自分の意見を否定されることを防ぎましょう。

ステップ3:共感フレーズを使う。

相手に意見を喋ってもらっている時に
共感フレーズを使って、
相手により気持ち良く喋ってもらうようにします。

理由は、相手に気持ち良く喋ってもらうことで、
自分への敵対心などを下げることで、
自分の意見が否定される可能性を下げるためです。

共感の際は、相手の説明に
「時間がかかる」「めんどくさい」「苦労する」
などの感情に紐づきそうな単語を
聞き漏らさないよう意識しましょう。

上記のような単語が出てきたら、
「それは、大変ですよね。」
などと、相手の気持ちに共感を示しましょう。

相手が、「そうなんだよ!大変なんだよ!」
などど言ってくれたら完璧です。

ステップ4:さらに質問をして話させる。

共感を示しながら、相手の話を聞いたら、
さらに質問をして、相手の詳細な説明を促しましょう。

理由は、ステップ3と同じで、
相手の会話量を増やすことで、
相手の敵対心を下げるためです。

人間は、自分が話をしていると
気分が良くなってくる生き物です。

質問をして、相手の会話量を増やすことができれば、
自分に対する警戒心や敵対心が薄くなり、
結果として、自分の意見を否定される可能性を
減らすことができます。

会話のフレーズとしては、
「もっと知りたいので、詳しく教えていただけませんか?」
「この部分は、このような理解であっていますか?」
などの言い方で十分です。

難しい質問をする必要はありません。
目的は、相手がより喋ってもらうことです。
純粋に自分が疑問に思ったことを質問する
ことを意識しましょう。

ステップ5:自分の考えを伝える。

ここまで相手の話にたくさん喋ってもらったら、
自分の意見を伝えましょう!

相手の意見を聞き、共感し、
興味を示して、質問をしてきました。

ここまでくれば、相手の警戒心や敵対心は
かなり下げられています。

意見を説明してくれたことに感謝を伝えて、
「自分が考えていたことも聞いてもらっていいですか?」
と言う導入のセリフと共に、
自分の意見を説明しましょう。

私の経験ですが、
「こっちがたくさんしゃべちゃったね。
とりりんさんの意見も聞かせて。」
などと、言ってもらえることもありました。

すでにお気づきかもしれませんが、
相手が自分の意見を求めるような
状況にすることができています。

ここまでいけば、
自分の意見を先に言う場合と比較して
自分の意見や提案が
通る可能性がかなり上昇したはずです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、他部署への相談をするときの
5ステップを解説しました。

若手の場合は、経験も威厳もないので、
まずは、相談相手が好意的になってもらうように
意識することが必要です。

他部署との調整で苦労している方や
若手ゆえに相談の仕方が難しいと思っている方が
この記事をよんで、少しでも役に立ってくれたら
嬉しいです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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