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力学

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Ⅳ力学 断面の性質【一級建築士試験】

Ⅳ力学 断面の性質【一級建築士試験】

01.概要曲げに耐えるための断面形状の評価を行う。同じ断面の部材であっても、その断面形状などの性質によって曲げに対する強さは異なる。

02.出題形式・X軸に関して断面二次モーメントと断面係数を求めよ

・X軸周りの曲げ強度の大小関係を選択せよ

・X、Y軸周りの断面二次モーメントの大小関係を選択せよ

03.ポイント・公式は完璧に覚える

・数値が大きくなりがちで計算がめんどくさい

・大小関係

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Ⅳ力学 静定不静定【一級建築士試験】

Ⅳ力学 静定不静定【一級建築士試験】

01.概要静定、不静定構造物とは、力学的に安定している構造物のこと。静定構造物は釣り合っている状態

02.出題形式・静定構造か判別せよ
 判別式:m+n+s+r-2k

・A点が曲げモーメント0の場合のP1:P2の比はいくつか

・A点が曲げモーメント0の場合のP:Qの比はいくつか

・曲げモーメント図が正しいのはどれか

・A点に生じる曲げモーメントはいくつか?(3ヒンジラーメン)

・剛体の

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Ⅳ力学 全塑性モーメント【一級建築士試験】

Ⅳ力学 全塑性モーメント【一級建築士試験】

01.概要断面が全て塑性化したとき、作用している曲げモーメントを全塑性モーメントという

02.出題形式・全塑性状態にある場合、軸圧縮力Nと曲げモーメントMを求めよ

・垂直応力度分布が図のように全塑性状態に達している場合の応力P、Qを求めよ

03.ポイント・本試験でよく出題されている

・圧縮力と引張力が等しいという特徴があるため、偶力の公式が使える

・手順
①曲げを負担する圧縮と引張の範囲

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Ⅳ力学 応力度【一級建築士試験】

Ⅳ力学 応力度【一級建築士試験】

01.概要応力度とは、単位面積当たりに生じる応力のこと。応力度は曲げ応力度、せん断応力度、軸方向応力度の三種類。

02.出題形式・水平荷重15kNを加えた場合、a-a断面におけるせん断応力度はいくつか

・図の応力度分布となった場合のP、Qの値はいくつか(よく出る)

・鉛直、水平荷重時の曲げモーメントと柱脚反力が図の通りとなる場合、圧縮応力度の和の最大値はいくつか

03.ポイント・応

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