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Take out your story~元気になれる飲食店~西荻窪テイクアウト編vol.5

元気になれる飲食店シリーズ、5回目となる今回は、西荻の中でも今までとは違う方角にあるお店をご紹介します。


西荻窪駅南口から歩いて約5分。平和通り沿いにあるお店です。

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vivo daily stand 西荻窪店


駅前の飲み屋さん街とはまた違った、隠れ家的な雰囲気のお店です。

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vivo daily standは、東京23区で27店舗チェーン展開している、ノーチャージ制バルスタイルのお店。

ワイン・デリ・ビール・コーヒーの4つをメニューの柱とし、“一杯から気軽に行けるバル”のコンセプトで店舗展開しています。


西荻窪店は、2019年2月14日にオープンした、比較的新しいお店です。

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フレンチデリは全品400円、コーヒーも400円。

黒板メニューのワインは常時赤白合わせて10種を取り揃え、どれも一杯500〜600円という うれしい価格帯!(現在は少し数を減らして3種類ずつの品揃えとなっています。)

もちろん、ワインのほかに、ハイボールやクラフトビールもいただけます。


緊急事態宣言が発動されて以降、店内営業は席数を減らしながら、デリのテイクアウトとデリバリーを始められました。(デリバリーは5/30現在終了しています。)


テイクアウトメニューが、こちら。

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デリの他にも、ハムやチーズ、カレーライスまで。

本格的なバル料理が気軽にお家で、この価格で食べられるなんて!

もちろん、合わせてワインを飲みたい方のために…

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テイクアウトのワインもご準備しています。

(ハーフでご注文の場合は、専用タンブラーに詰めてのお渡し。)

vivoでは、ワインソムリエが選んだ デイリーワイン(日常的に飲めるおいしいワイン)を常時そろえているので、知らない銘柄でも安心してチャレンジできるのが、嬉しいところです。



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店内にいるこちらのシュッとしたイケメンが、店長の庄司智浩さん。


もともとはサントリー系列のレストランバーで働いていましたが、その時一緒に働いていた現オーナーに「やらん?」と誘われたことがきっかけで、転職したそうです。

vivo daily stand東十条店で勤務したのち、こちら西荻窪店の店長になりました。

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「ワインは昔は飲めなかったんですけど、日本酒とか好きで。でも、今はほぼワインしか飲まなくなりましたね。記憶はなくす日々ですけど…。」

笑いながら話す庄司さん。

「半地下だし、昼間とか外から見ると薄暗いらしくて、お客さんは入りづらいんじゃないかなー。ウッディな感じの内装だし、美容室だと思われたりもします。」

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普段は17:00オープンのお店ですが、現在は短縮営業のため13:00からお店を開けています。

外の陽射しを眺めながら、昼下がりに一杯飲めるのは、今だからできる楽しみのひとつ。



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そんな話をしているうちに、お客さんがご来店。

ご主人はワインを、奥様はアイスコーヒーをオーダー。

こういうご夫婦あこがれます。(私は率先して飲んでしまうから、こうはなれないなぁ…)


現在vivoのアイスコーヒーは、1日5杯限定 京都小川コーヒーの水出しコーヒーを提供しています。

すっきりした飲み口と、爽やかな香りが夏にぴったり。


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「ありがとうございます、いただきまーす!」

お、庄司さんは早速一杯ごちそうになるみたいです。

デュワーズハイボールで乾杯。

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「今日取材なんでしょー?」とお客さんが次々ご来店。


事前に庄司さんがみんなに話していたそうで、様子を見に(応援しに)来てくれたみたい。庄司さん愛されてる…!


「実はめっちゃ緊張してるんですよねー。ほんとは服も迷って…シャツ着ようかとかいろいろ考えたんですけど、一周まわってTシャツにしちゃって」

お客さんに、「蝶ネクタイすれば良かったのに」と言われて、「その手があったかーー!!」なんて笑う庄司さん。



「なんか食べますか?」と言っていただいたので、私もデリとビールをいただくことにしました。


vivoのデリは1週間で2品づつ変わっていきます。土曜日が、新しいデリの登場する日。

私は、新メニューの小エビのタブレと、人気メニューのラザニアをお願いしました。

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手際よくデリを準備する庄司さん。


vivoでは、調理は全て東向島にあるセントラルキッチンで行われて配送されてくるため、店舗では仕込みや、火を使った調理をしません。

すべて電子レンジとオーブントースターで仕上げられるよう工夫されているため、普通の飲食店と違って、フードのラストオーダーを先に取る…といったことがなく。

”夜中でもフラッと来て、飲んで食べて“ができるように、という創業者の想いなんだそうです。



きました!小エビのタブレ。

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世界一小さなパスタ、クスクスを使った彩り美しい一品。

あっさりしているので、サラダ感覚で食べられます。

おつまみにちょうどいい感じ!


続いて、あっつあつのラザニア。

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これで400円??って思うくらいチーズも生地も、ミートソースも濃厚充実!で、大満足の一品。

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1杯目のビールは、Brooklynラガーをいただきました。

おいしいデリとの相性も抜群で、どんどん飲めちゃうやーつです。



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カウンターの後ろにいらっしゃるこの方が、

vivo西荻窪店と東十条店のオーナー、大西太郎さんです。


「vivoのお店っていうのは、営利目的よりも、地域に寄りそった、街のコミュニティでありたくて。コロナで休業する飲食店が多かったときに店を開けてたのも、vivoを街の情報交換の場にして欲しかったから。

ここで一杯コーヒーを飲んで、情報を共有できて、普段の生活が1.1倍でも1.2倍でも良くなれば、と思ってるんですよね。」と話す大西さん。

「今後もし災害があったりした時も、とりあえずここにくればみんながいて、情報がシェアできるっていう、そういう場所にしていきたくて。」

本部で創業者と一緒に働き、独立した大西さんの、vivoへの想いは熱いです。



夕方には、なんとstand kitchen lepont のオーナー 鈴木さんが応援にかけつけてくれました。

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雑談したり、西荻の新しいお店の情報を交換しながら、乾杯。

鈴木さんはキャロットラペをオーダー。

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きれい!!

鈴木さん、「これうまいな。うちでも作ろうかなー」とか冗談まじりに言ったりして。

いきなり降り出した雨に、帰れないからもう一杯!と、ワインをおかわりして仕事に戻っていかれました。


庄司さん、みんなの応援で、少しは緊張ほぐれてきたでしょうか…?

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そんなこんなで日も暮れて、夜になり。


私もそろそろ、ワインいただいちゃおっかな!

というわけで。

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オーストラリアのスパークリングワイン、店名と同じ、vivo!

(正式にはデ ボルトリ VIVO。)

フルーティなのに、程よい酸味が爽やかで、おいしい。甘くなくて飲みやすいから、乾杯にはぴったりのスパークリング!


続いて…ロゼ。

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名前がかわいい、PINK FLAMINGO(ピンクフラミンゴ)。

私、ちょっとロゼの見方が変わりましたね、このワインで。

辛口で、飲み口少しピリッとするような強さを感じるのに、飲み進めるとハマってしまう、奥深ーいロゼ。



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赤と白、おすすめを1杯づつくださいとお願いして、

白は、ニュージーランドの、MANA(マナ)を。

飲み口さっぱり系で口当たりがいい。辛口なのにフルーティで飲みやすく、くいくい飲んでしまうー。


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最後は、赤。DARK HORSE(ダークホース)。

これは予想外に濃かった!濃いーのに、でも渋くない!ちょっとづつ味わいながら飲みたい感じ。

まさにダークホースやわ…って、納得の一品。また飲みたいな。



ここでさらに、庄司さんに超強力な助っ人がご来店。

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おん年10歳の元気boy、ゆいくん。


学校がお休みになっている間、日中お母さんが仕事の時は、庄司さんがvivoでお昼ごはんを出してあげていたんだそう。ふたりでしゃべっているのを聞くと、なんか小学校のクラスの男子の会話を思い出すなー。

めちゃ仲良しなふたり。

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育ち盛りのゆいくんは、ピザを注文。

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あっという間に、2枚をペロリ。最近ピザ2回コースにハマってるそうで。

いい食べっぷりだ!!


オレンジジュースおかわりして、ご飯を食べて、「またねー!」って、おうちに帰っていきました。

学校が始まるのは嬉しいけど、庄司さんにお昼会えなくなるのはちょっぴり寂しいんだって。

かわいい常連さん。



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お酒が進むと食も進むもので。

こちらも新メニュー、鶏モモ肉のフリカッセ。フランスの煮込み料理です。

煮込み料理って国境越えますね、沁みるおいしさ。


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かわいい半熟ゆでたまごちゃん、ウフマヨ。

シンプルイズベストって、まさにこのことね。1個からでもオーダーできます。



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お客さんに囲まれて、いっぱい飲んで、いい笑顔。

「なんか寄合所って好きなんですよね。ドレスコードもない、誰がいつ来てもいいような空間にしたいなって思ってて。」と話す庄司さん。

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スペインのバルのように、いつでも寄れるパブリックスペース。

コーヒーを一杯飲んで隣の人と話をしたり、ランチを食べたり、夜はお酒をたしなんだり。

皆んなご近所の人だから、自然とお互い顔を覚えて、最近あの人どうしてるかな?なんて話しができる場所。



そんなお店のコンセプト通り、「おー、昨日も会ったねー」なんて会話がカウンターから聞こえてきます。

vivoに立ち寄ること、庄司さんに会いに来ることが、日常の一部で、自然なことになっていて。



西荻歴の長い常連のお客さんに、いろんなお店がある中でvivoを選ぶ理由はなんですか?と聞いたところ、

「やっぱり庄司くんでしょ。」と即答でしたもん。


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(お客さんからの、差し入れのおにぎりを食べる庄司さん。生粋の愛されキャラですね。)


西荻で、肩ひじ張らず、自然体でみんなとコミュニケーションが楽しめる場所は?と聞かれたら、間違いなくvivoさんでしょう。

西荻に引越してきたばかりで、ご近所でちょっと知り合いを作りたいななんて方にもおすすめしたい!


入り口が入りづらいなんて思わず、ふらっと足を運んでみてください。

あったかい常連さんと、少し天然な庄司さんが、あなたを迎えてくれますよ。


コーヒー一杯から、お気軽にどうぞ。

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ーーーーーーーーーーーー店舗情報ーーーーーーーーーーーーー

vivo daily stand 西荻窪店

東京都杉並区西荻南3丁目17−1–1F

Tel: 03-5941-3717

営業時間:13:00-22:00(5/30現在)

定休日:無休

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