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鎌倉2023.03.19 14:00〜18:00

最近群馬とか栃木とか茨城とか埼玉とか山梨に遊びに行きたいなと思うことが多くなってきていたが、アド街で鎌倉・長谷特集をやっていて鎌倉に行くことにした。長谷寺も高徳院も行ったことがあるからそれ以外をやればよく、人混みも避けられるルートを頭に入れている。人を誘う勇気もなくなったので1人で行った。

鎌倉駅について早速小町通りを無視して御成通りへ、そこから一心不乱に歩いて鎌倉文学館に来た。最近読んだ『東京の三十年』でやたらに鎌倉で療養する文壇の士が描かれていたからブンガク・カマクラに興味が沸いた。サーフ・ブンガク・カマクラの中黒ってちゃんと「掛ける」の意味があるんだねと勝手に思った。サーフ文化にはたまに交わってるから良し。

鎌倉文学館は来週から4年間の改修工事に入るらしい。なげー。死んでるって全員。

きれかね〜
駒場にも前田侯爵邸あるがそっちも好き
この出っ張ってる窓から海観るのめちゃくちゃ最高だろうな

鎌倉文学館は思ったよりボリュームがなかった。なんかの文で「政治や大衆文学から文芸を守るためにこの鎌倉で〜」とか書いてたくせに常設展で各作家の"恋"にまつわる展示とかしてたのめちゃくちゃポップ寄せでちぐはぐだった。『金塊和歌集』に関する展示も少しあって、ブンガク・カマクラといえば源実朝だからそこはしっかり礼賛してくれてありがとうと思った。俺は文芸に秀でたり貴族文化を庇護したりミヤコへの憧れを捨てられない武士のことが好きだから。

正岡子規もこう言ってることですし

鎌倉文学館を出て、甘縄神社によったあとはアド街でみた力餅を買う。春限定で草餅になっている。

力餅が10個も入ってるくせに賞味期限が本日中とかいう生き急ぎ具合なので、ローソンでコーヒーを買って海で食べることにした。歩いているだけで海の気配を感じる。鎌倉は汐の香りじゃなくても海を意識させるにおいが建物や通りに染み付いてて、それがいいですね。

いざ海を前にするとやはりテンションが上がる。夕日で水面も砂浜も人も何もかもが眩しい。今日が卒業式なのかそれとも昨日だけどわざわざ制服着て卒業証書持ってきてるのか知らないけど、そういう集団が写真を撮っている。彼らもまた陽射しに負けず眩しい。

いい


こういう写真を撮ったっていいし、それを見つめるワンちゃんがいてもいい

別府の実家からは海が見える。歩いて10分で海に行ける。関東出身の人に実家の場所をGoogleマップで教えてあげたらだいたい「海近いですね」って最初に言われる。だから海が好きなのかもしれませんね。海めっちゃいいなー塩害とかどうでもいいから海沿い住みたいやっぱ海いいわ海いいなー海もっと行こう泳がなくても見るだけでも思い立ったら直ぐに。

春の海はいいですね。

横浜でひかると森と飲み、力餅をおすそ分けして帰った。

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