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心の中ではキョンキョンと呼ばせて

最近落語心中を読み返してから
やたらと落語が聞きたくて
数少ない知ってる噺ばかり
落語家さんのこともかわらんし
適当に検索、漁っては聞いてた

初天神で腹抱えて笑ったのは初めて

衝撃やったわ…
柳家喬太郎に出会ってしまった
いつも通りネットをうろうろと、古典落語を漁って行き当たった
まさか落語で爆笑する日がくるとは!!!
超有名古典、初天神をこんなに面白いと思ったこと無かった

一席で虜

そこからはもう検索検索検索
(公式チャンネルや配信、サブスク参入もされてないようなので
どこをどう掘り起こして…というのは伏せます。非合法じゃん…ゴメン…)

落語に興味はあっても
それはなんというか、その文化というか
芸能に対しての興味であって
面白い、というのもウケるwwみたいなんじゃなく
興味深い、の方の面白いやってんな

ともすれば幼少期より吉本に洗脳され
新喜劇で笑いの基礎を作られた関西地区生え抜き
漫才ブームを肌で感じた世代の父母は
どうも東の笑いを下に見ていた気もする
笑点とかな、私これ好きちゃうねんとチャンネル替えられたり
親による刷り込みもあってか
「江戸の笑い」というのは自分には理解できひんもんやと
なんとなく思ってた

それがどうですか
息もできないぐらい笑うってどういうこと

どうやら調べていくうち、新作落語も有名な方やと
いやーー新作かぁ…古典の、しかも限られた噺ばかりを
繰り返して聞いて満足してたしなぁ…
新作落語て…未知やわぁと
恐る恐る一歩踏み入れたら最後

なんですかこれは

ただただ面白い
「午後の保健室」「夜の慣用句」
それから「諜報員メアリー」あれはアリなんですか???
凄いな、ただただ凄い

エキセントリックな新作ばかりじゃない
古典も恐ろしく引き込まれる
なにせマクラが面白すぎてその時点で虜になるから
本題入るまでの間に大好きなってますわ
中でも時そばのマクラ、やべえやつ
ファンの間では有名だそうで納得の仕上がり
腹筋つりそうなった

笑い噺は無条件に楽しい気持ちになるし
ポップで気分が上がる
これで人情噺、文七元結ではしっかり泣かせてくるし
死神はちゃんと不気味でゾワっとする

は?天才か
天才ですね

いやいやいやもう私なんぞが偉そうに評価するなんて
恐ろしくてできませんけどもね
とにっかく大好きすぎて
最近どハマりしてます

アレらしいです、後から知ったんやけど
ドラマ版落語心中の落語監修をやってはるんが
この柳家喬太郎さんやねんて
へぇ
ドラマ見てなかったから知らんけども
出演もされてたそうで
ほぉ
漫画10巻の巻末、参考文献のところにもお名前あったし
なんだかぐるり回りまわって妙に縁を勝手に感じたり、などする

落語観がまたいいですよ

落語については、しょせん芸能の一分野にすぎないという見解に立ち、自分の価値観の中でその時聴いて面白ければそれでよいとしている。一般論としては落語論・落語評論といったものを語ることに否定的で、論じるよりも稽古することが大切だというスタンスをとり、また、聴衆には「落語に関する知識は必要ない」とし、さらには「知識がなくて楽しめないのであれば、それはもともと面白くない落語である」と語っており、難しく考えず気楽に落語を愉しむことを提唱している

wikiより引用

もうね~~~夢中なんです
柳家喬太郎に夢中なんですよ
自分の語彙力やプレゼン力の無さを恨むわーーー
こんなに!おもしろいのに!みんな聞かんの!損やし!

東京に住んでたら気軽に寄席へ行けたのかもしれんが
関西在住なもんで何かこっちで独演会でも二人会でも
なんでもええから生で拝見したいなと目論見中
マジ見たい
生・柳家喬太郎マジで見たい

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