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夜驚については一家言ある その3

さて
体感で語る夜驚、幼児期の対応を経て
小学校低学年~現在までのこと

その2はこちら↓

一般的に大多数は幼児期~10歳くらい
小学校高学年頃までに自然と治まるって
色んなところによく書いてある
稀に大人になっても起こる人もいるらしいが
大半、この脳の癖である夜驚症は脳の成長と共に治癒するそうで

確かに頻度は落ち着いた気もする
一晩に何回もってのも無くなってきた
けどまぁあるっちゃある全然ある

小学校に入学した当初
サッカーのスクールを変えた

入学や新しい学校生活、新しい友達、先生
慣れない環境に対し緊張はなんとなく見て取れたので
息子にバレない程度に警戒していた
が、意外になんともなく過ぎ
ある時、幼稚園から通ってたスクールを辞めることになった
諸々事情はあったけれど息子自身も納得し
むしろ楽しみにしてたし通いだしても毎日楽しそうで
今日はコレをやったアレをやったできるようになった
キャッキャしてた

しかしここで出てきた
夜驚症

新しいチームにはそのチームの空気があり
仕上がったところへ後から入っていく疎外感
気の強い子が多くキツいことも言われていた

息子自身は気が弱い方でもないし
その場で傷ついた顔もしない
人見知りもせず自分から入っていけるタイプ
一見すると何も考えず溶け込めるファニーなキャラ

多分本人も気付いていない
ストレスと総称できそうな何かをまた
抱えることになっていた

ただ毎回思うのは
特にこちらのケアを求めているわけじゃないという事
発散が上手くいっていない、言語化できない、名前の無い感情を
確実に持て余して夜驚を発症するわけやけど
それは言い換えれば自力で乗り越えよう、消化しようという働き
だから悟られない程度の距離感で見守るだけ

いつも、あれ?そういえば最近また夜静かに寝るようなったな?
と思う頃には
決まって息子自身の内面に何かしらの成長が見られる
そして私は
ああ、消化が終わったなと思う

あと大きくなるにつれ
夜起きてどうやら騒いでいるという自覚が出てきた頃から
パニックからの覚醒がかなり早くなっている
親も慣れれば子も慣れる
「おれさぁ、夜中になんでか、怖くなっちゃう」などと
自分でもわからんけども不安にかられている自覚を持ってる様子

そうなればまぁ収束も簡単になってくる

●「だいじょうぶ?」「どうしたの?」より普通の話をする
(例:お茶飲む?そういえば今日言ってた〇〇さぁ…など)
●甘い声でなく全く普段のトーンで話しかける
●ときには完全無視
●とりあえず落ち着くまで明るい場所で立っててもらう

もちろんこれらはあくまで我が家の息子の場合
そして幼児期に注意してたこと(危険に対する対策等)は
維持したまま
粛々と遂行

そう粛々と淡々と、冷静に
全くの通常運転ですよ?なにか?ぐらいのテンションで
対峙することが大事なのではと思う
親の不安を察知すると確実に揺れるものですからね子供って
不思議な連動~~いらん~~

そんなこんなでまだまだ幼い部分を残した息子
もうすぐ高学年に足を踏み入れる現在もまだ
ちょこちょこ夜驚発動しては
確実に成長中

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