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番外編:無職に誇りを持て!

妻(4歳児ママ)のしごと創りを描く0話の次がいきなり番外編ってどういうこと!?という疑問はありつつ、しごと創りの過程で浮かぶ疑問や葛藤も隠さず記録していくのが、この体験記の魅力です。

どうぞ!



ふと思ったこと。わたし、無職であることを恥じている・・・!

肩身狭いと思ってる・・・!
それを「(笑)」で自虐消化しようとしてる・・・!

そんな気持ちに気づいたので
夫婦で話し合ってみました。
お耳のお供にどうぞ。

以下、ラジオ内容からちょっとずつ抜粋&編集。

なんで無職はよくない(と思ってる)の?

パッと思いつく理由は2つあって

・心配事を常に抱えることになるから
・肩身が狭いと思ってしまうから

前者については

・お金
・自分にできることがあるのか、見つかるのか

後者については

・これをやってるんだ!というアイデンティティの無さ

(これらはあくまでも自分自身のことだけで、他の方について思うことはないので悪しからず・・・!)

夫 「みーちゃんは無職じゃなくて、 "みーちゃん" やってるじゃん!!!」

それは嬉しいけれども。生きてるってそういうことかもしれないけども。
私は何かをしてる自分が自分、て気持ちになってしまうな。
仕事をアイデンティティにしてる。

何って認識されたいか?

夫  「肩身が狭いなら、これやってます!って名乗り方を決めればいいんじゃない?」

それは決めていて、今は「WEBデザイナーとか、デザイン的なことをしています」って答えてる。

でも!
本業って言えるほどやれてるわけじゃないし、
たとえば誰かに何かをお願いされたら困っちゃうなというレベル。
だからすこーし、小声になっちゃう。笑

夫 「特に決まった仕事はないですよ〜、夫のサポートしてます〜とかは?」

確かに家のことは色々やってるし、仕事面でも夫と一緒にやってるので

色んな意味で使える「夫のサポートしてます〜」が一番しっくりきた。


ちなみに「最近何してる?」て聞かれたら
仕事のことではなく本当に最近やってることを言えばいいんじゃないかとのこと。
息子が数字や絵を描いたカレンダー作りしてること、言えばいいか。

それでもまだ悩む。

夫と話してみて、無職の肩身の狭さを解消するための答えが出たけれど
まだネチネチ考えてしまう私。

無職だとアイデンティティがないからって先述したけれど、それ以外だと
「おんぶにだっこ感」、「自分で何もできないという感じ」が湧いてきた。
誰かから養われてるのかな?みたいな。

夫「自分でなんでもできないと嫌なんだ?できない人はダメって思ってるの?」

できたいと思ってる。すごく。
やらないと、とか、できないといけない、とか。

それを受けて、

夫 「頼れるものは頼りながらやっていけばいいんじゃないの?
使えるもんは使って。それも才能だから。
親のおかげで、とか、恵まれた環境だから、とかあるじゃん。
恵まれた環境を与えられた人は、恵まれた環境を最大限活かさなきゃダメでしょ。それが(与えられた者の)責任で、社会のために貢献すればいい。」

この話を聞いて、どうやら彼と私は真逆の考えで生きてきたんだなと思った。

コネの人を見たらどうせコネだよって言う人が近くにいた。
頼るとか、あるものを使うのは良しとしない感覚がしぜんとあった。

夫 「いやいやいや、コネを自分のためだけに使う、とか、自分だけ幸せだったらいいやっていう思想がよくないだけで、コネを使うこと、運を使うこと自体は良いも悪いもない、というか使ったほうがいい。
吸収しまくって、社会のために貢献。
・・・やっぱ働かないとな。
何が無職だ!!!!働け!!!!社会に還元していけ!!!

と、

最後には唾を吐き散らすほどに「働け!」と背中を押してくれた。笑

生き方が違くて、そりゃ〜無職=肩身狭いっていう気持ちになるよなと。
おしごと創世記で、今後自分が何ができるか考えていくのと合わせて、
「自分を許す」っていう作業も必要だなと思った次第。


埋もれた価値を、未来に残す道のり、精一杯がんばります! ありがとうございます。