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ディズニープリンセスから考える、女性の生き方②

こんばんは、ことりです。

先週の土曜日、
アナ雪2をやっとこさ観ました。

皆さんはもうご覧になりましたか?

私は、ストーリーとかはちょっと置いといて
「おー、プリンセスもいよいよ
プリンス必須ではなくなったか!」と
半分驚きました。
(まぁ、片方にはお相手がいますが)

前回のお話で少し触れましたが
昔はだいたい結婚がゴールのプリンセスが多かったので、
必ず伴侶の王子様がいらっしゃるのですが
最近の話では、
「結婚はあくまでご縁があれば。」
「別にパートナー必須ではないし
私のやりたいことは別にあるの!」
みたいな傾向になってきましたよね。

現代の考え方が作品に大きく反映されているなと感じます。

さて、今回はキャラクターの共通点に注目してみます。

ディズニープリンセスですが
作品は異なっても実は多くの共通点があることにお気づきでしょうか?

例えば、多くのプリンセスは

・全員ティーンエージャー
・美人&スリム
・ほとんどが白人
・片親(大抵母親がいない)
・変わり者扱いされる、虐げられている
・お友達が動物(しかも話せる)
・孤独な存在
・家に隔離されがち(外の世界に憧れる)
・歌とダンスが上手
・家事が得意

この共通点は全てのプリンセスに当てはまるわけではありませんが
時代によって法則性のようなものがあります。

何でもできるお嫁さんタイプ


例えば
白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫などの
古典派世代は上記の条件が全て当てはまります。
3人は元から
プリンセスとして育ったわけではなく
でも良いとこのお嬢さんなので
(プリンセスでしたが、追い出された方が2名)
基本的な家事ができて、所作が綺麗で上品
おそらくお嫁さんにしたいタイプの女性像です。

好奇心旺盛、活発タイプ


90年代のプリンセス、アリエルやジャスミンも
条件がほとんど当てはまりますが
もとからプリンセスなので
家事とか全くできないタイプ。
どちらかと言うと世間知らずのお嬢さん。

でも古典派と違うのは、
自分の意志がしっかりとあり
周りに流されたくない!
自分のやりたいことや可能性を広げるため
外の世界に行きたい!
自分の人生を楽しく生きたい!

という活発で自立心が強いタイプです。

多人種多文化 自分探しタイプ


そして92年のアラジン以降、
プリンセスではなくどちらかというと
多人種の女性キャラクターが次々と登場します。
・ポカホンタス
・エスメラルダ
・メガラ
・ムーラン
・ティアナ
・ラプンツェル

これらのキャラクターも
だいたい上記共通点が当てはまりますが、
違いとしては
・白人系キャラクターが減ったこと
・1人の人間としての自分の役目や夢を模索する

そんなキャラクターが増えました。

やはり時代の流れと共に作品を見る視聴者も全世界規模になってきた点と
白人至上主義から多様性を重視する必要が出てきたためだと考えます。

多様なキャラクターが出てきてからは
個性や考え方、文化も様々で
作品に深みが出てきましたよね。

まとめ


このように時代別で分けると
プリンセスを通して
女性としての生き方や考え方が
変化していることがわかりますよね。

ちなみに、私はムーランが好きです。
同じアジア人だからというのもありますが
家族思いの娘である点
いつも自分に正直に生きる点
誰かにウケようとしない飾らない点
彼女の戦う姿に共感してから
私のお気に入りの作品になりました。

皆さんはどんなプリンセスに惹かれましたか?

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