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よく揚げ物に使われているあの魚で筋肉が増えるかもって話!

本日の論文は、アイルランドのリムリック大学の魚のタンパク質は、骨格筋同化作用を誘発しますよって研究(R)です。
この実験では、ランダム化、平衡化、二重盲検設計の3つの別々の試験で、7人の健康な高齢者(男性2人、女性5人、年齢:72±5歳に対して、in vivoでのアミノ酸血症およびinvitroでの骨格筋同化作用について調べられています。
対照群は、ホエイプロテインアイソレートと窒素非必須アミノ酸(NEAA)で行われました。
今回、経済的および環境的持続可能性を高めながら骨格筋同化作用を誘発することが調べられていまして、プタスダラなどのブルーホワイティングと言われる魚を使って実験しています。
よく冷凍食品の魚フライに使われている魚です。

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実験の結果、何がわかったかと言いますとホエイプロテインアイソレートと魚由来のタンパク質(ブルーホワイティング)の間に差がなく(P = 0.097; d = 0.74)、筋肉発達に不可欠なインスリン分泌促進効果も高まったそうです。

研究者曰く、高齢者の骨格筋の健康と同化作用をサポートするための、容易に生物学的に利用可能なタンパク質の代替供給源として可能性があります。
ということです。
高齢者は、筋肉の衰えは寝たきりと直結してしまいますので、高齢になってからでも骨格筋が発達するよっていうのは、とてもありがたい話です。
私も、普段から肉より魚を多く食べているので高齢になってもこの食生活を続けて元気に歩き回っていたいです。

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