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イノベーションの可能性を探る

可能性は複雑で広大


本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。

リアルタイム配信は現在でもFacebookのグループ配信にて
行っておりますので気になった方は「とらよし」又は
「逆算戦略アカデミー」で検索してみて下さい。


今回もまたイノベーションの続きです。
大切な話なので長編になってます。
#もういいよって言わないで


数は無限大


前回「普通の人があまり理解してない領域」の概念にこそ
イノベーティブな領域である事が多く、その延長にオリジナルコンテンツの
ヒントが隠されているといった話をしましたね。
#お金とか法律とか言うてたね

Alexas_FotosによるPixabayからの画像


世の中を取り巻く不思議な力というのはボクらの想像以上に
世の中に溢れているんじゃないかと思っています。多分もっともっと
マニアックでもっともっと複雑怪奇な「目に見えない領域」がこの世の
中には無数に存在しているはずです。とりわけ”とらよし”も僭越ながら
「戦略」という目に見えないモノを扱う身ですので、世の中の
「ルール的な存在」に興味津々です。
#領域展開

その「ルール」で誰が得をするのか。
「誰」の「何」を管理する為のものなのか。
こういった事を常日頃から考えていますと例えばアニメの世界観は
特に興味深い対象です。そういった作品の「ルール」を作っているのは
何を隠そう「作者」ですので、世界観を見ると
「作者の考え」が見えてくるからです。

作者がその作品を通して「何を訴えようとしているか」といった部分です。以前にも話題に出ましたが、ワンピースという作品はグランドライン
(管理社会から離脱した先)という世界が、いかにデタラメで不確実で
オモシロイかを如実に描き表していると思います。

逆に、一般的に人気の高いジャイアントキリングと呼ばれる
「下剋上」のお話は「組織の中での勝ち方」がメインであり
「組織から抜け出さない」のであまり見てません。
#コッチはコッチで重要


大作アニメが語る世界


さて、少しマニアックなアニメの話になりますが「サマーウォーズ」
や「攻殻機動隊」といったアニメをご存じでしょうか。
これらのタイトルは、言わば「半現実世界」です。
#エヴァンゲリオンはギリギリアウト

こういったアニメが伝える世界観というのは実はメチャメチャ奥が深くて、ここに「半」と付けた理由は「技術革新が進んで実装可能になったら
現実社会でも実際に起こり得る」といったところにあります。
攻殻機動隊に関しては少し未来志向過ぎますが、サマーウォーズは
「起こり得る現実」をコミカルに表現されてますね。
#空想的な敵を相手にしない

どちらの世界観も重要になってくるのは「暗号」という分野でして
実は現在でも現実世界の均衡を守っているのはこの「暗号システム」
という概念です。
#要は数字の羅列が世界の均衡を保っています

つまり、これらのアニメが伝えたい真実は
「この暗号が自在に解読できれば世界を如何様にもできるよ」
っといった警告に近い内容です。現在世界のWebサーバや金融機関が
独自で持つシステムにも特定の暗号が使われているんですが
この「暗号を解けるシステム」を作ってしまったら、最早
「働く」とか「働かない」とかの概念が不要で
「お金すら不要になりますよ」という事です。

「会員制」だろうがシステムそのものに介入しますので関係ありませんし「支払い」も電子決済を使えば後は「数字だけ触れば完了」します。
極端な話『全てのシステムに介入できちゃうから全部顔パス』で
この先生活できる事になってしまうんですね。
#夢のようなお話ですね

ただ当然それは世界中の権威達(法律)が簡単には許しませんので
アッという間に国際手配されるでしょうケドも、ただそこまで
できちゃうと、逆に国際手配もWebを経由しますので簡単に
かいくぐられてしまう事が多くなります。そうなると、もう
捕まえる事さえままならなくなりますね。
#情報ネットワークは誰にとっても便利


ではなぜ対策を打たないのか


この話を聞くと「じゃあ対策すればいいじゃん」っとなりがちですが
実は既に対策済みです。現在世界中で使用されている暗号というのは
現在考え得る「暗号の中でも最強」です。

Steve BuissinneによるPixabayからの画像


しかしどれだけ複雑な暗号にしたところでそれは「鍵」である以上
解錠できなければなりません。つまり「解錠する為のルール」
が存在します。一見すると
「そのルールが何者かによって外部へリーク」してしまえば
世界は終わってしまうかのように見えてしまいますが
しかしこのルールには「ワンタイム」という特別なルールが
設けられていて、鍵は毎回変更されます。
#時間制限や回数制限がある電子キー

これはアクセスするごとに毎回鍵を変更してしまう上に
解錠の根拠に「ボクが今思い浮かべている数字」を含む
事によって「予測」を無効にします。

これを「ユーザーにはワンタイムパス」として送信していますが
これを外部から無理矢理解錠するシステムを使ってこれらを
予測しきるのは、ほぼ不可能に近いと言われています。
#みんなも一度はスマホで確認したことあるよね
#適当な4桁の数字だけでも1万通りだよ

でもこれ、適用され出したのは実は最近の事ですよね。
その前はと言いますと「頑張ったら解けた」んです。
その代わり「頑張ったら」という言葉のレベルの桁が違いますけども。

これが、普通の高校生が「解いちゃった」という設定で始まるのが
件の「サマーウォーズ」という作品です。


起こり得る現実


こういった非現実的で映画のような概念は、実は世界中どこで
起こっても不思議ではなく、完全に起こり得る現実として「知っておく」
べきだとボクは思っています。

前回も言いましたが「この人何言ってんだろう」というスタンスは
「ルールに縛られて偏った情報」しか入手できない一般人の感覚です。

Mikhail MamontovによるPixabayからの画像


上記で紹介したような事態の「片鱗」が世界のどこかで起こった時
メディアには必ず規制がかかります。

国民を不安にさせるだけではメディア側に「メリット」はありませんので
この不安に対抗できるネタ(商品)がない以上、メディアは
「宗教みたいな話だ!みんな怒れ!」っと煽るかもしくは報道しません。

こういった世間のアンダーグラウンドな情報は「入手する」というより
「気付く」と言う方がしっくりきます。世間一般の方と同じように
メディアに煽られていては絶対に辿り着けない領域ですので
まずは世界がどのように回っているのか。
そのルールは誰が得をするのか。これがイノベーションを創造
するために必要な心のプロセスであると思います。
#何だか扇動みたいな記事になってしまいました


今回はここまで。

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