見出し画像

改めまして南海電車、南海フェリー(2)


(大阪の私鉄)南海電車和歌山港駅と関西から四国へ渡る南海フェリーの話です。

(フェリーで会った黒柴ちゃん。飼い主さんに抱かれて)

南海電車和歌山港駅にはエレベーターがない。
フェリーの着く港へ行くには階段を降りて移動する必要がある。

四国へ渡る橋がない時代。25年ほど前の話。
南海電車和歌山港駅は四国へ渡る数多くの人が利用した。当時は大きな荷物を持ってどれだけの人がこの階段を上ったことだろう。大きな駅にもエレベーターなど、なかったころ。

今はさびれた和歌山港駅。連絡通路の売店は閉まっている。誰も気に留めず通り過ぎる。

昔、ここでお弁当を買った。私も若かったなあ。
和歌山の小鯛雀寿司を船内で食べるのが美味しかった。売店ではビールや竹輪も売られていた。懐かしい。


今回大阪へ行って帰り道、へとへとになって駅の階段で荷物を下ろしていたら「手伝ってあげましょう」と若い女性が声をかけてくださった。

いまや危なっかしい高齢者となった。
ほんとうに助かった。感謝の気持ちに堪えない。

ほとんどの駅にはエレベーターがすでに設置されているが無いところもある。自分にそれが必要な立場になって不便さに気づく。

フェリーは和歌山港を出て徳島港へ向かう。
女性専用席もあるし、有料グリーン席もあるし、じゅうたん席、椅子席、ビジネス用の机がある席など自由に選べる。デッキに出て海を眺めることもできる。ただし船内売店はなくなって、自販機だけ。

船というのは、安全のために陸とは違うルールがある。
フェリーは天候によっては欠航または遅延する。思いがけず出港してから嵐になることもある。船会社は、まず第一に安全に航行する責任があり、乗客もそれを理解したい。

最近は四国へ渡るにも陸路、高速バスで行けるようになった。高松へ渡るときはJRの電車もある。とても便利!ほとんどの人はこちらを利用する。(おかげでフェリーは盆暮れ以外はすいている!)

もし船便を利用する場合、「船は陸の交通機関とは違って海の上」「安全第一」「突然の欠航もあり得る」「海の天候は前もって予測できない時もある」という事実をわかってほしい。
乗り込んだらまず救命胴衣の場所を確認しよう。
これはどんなプレジャーボートやクルーズ船、遊覧船でも同じ。

過去の長い期間、四国へ渡るには船しか無かった。それが普通だったので、人々も辛抱強かったと思うのだが。とにかく船の運行に関しては安全第一です。船員さんに文句をつけないでくださいね。

南海フェリーは少し前にきれいな新造船に入れ代わった。船員さんはじめ従業員の皆さんはいつも親切です。お世話になってありがとうございます。

以上、老老介護のため四国から関西への移動で感じたこと、昔話などいろいろで失礼いたしました。(終わり)

フェリーの上からの夕陽


今日もすてきな一日をお過ごしください。
地球と宇宙にありがとうございます。

Have a nice time.
Take it easy❤️

この記事が参加している募集

#この経験に学べ

54,052件

#今週の振り返り

7,437件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?