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包丁を突きつける私と母

母に包丁を突きつけられた小5の私

包丁を持った母が私にせまる。
殺されると思った。
「やめて、ごめんなさい…」
何度も何度も大きな声で泣き叫んだ。

母と私だけの家。ただただ母に私の生死は握られてる恐怖は今でも忘れられない。

小6の夕方、泣き叫ぶ年長さんの妹と私。
妹は足を大きく振り上げて私を蹴る。
痛い、痛いと思いながら、姉という理由で
反撃もできない。
最終的には髪の毛を引っ張ってくる。

妹は私をなんだと思ってるんだ!!我慢の限界だ!!

私は、台所に向かい包丁を取り出して妹に見せつけて脅した。
すると、妹はより大きな声をあげて走って2階に逃げていく。

その時の私は、この包丁を突きつけられる苦しみに気づいていなかった。


高2の今になって、母に突きつけられた包丁に苦しむ。
母は包丁を突きつけるほどに私のことが嫌いなんだ、、
何度も、母の包丁の持った姿がフラッシュバックする。
それで辛くなる回数、私は妹につけた傷を振り返る。

妹、ごめんな。こんな姉で

妹にトラウマを植え付けたかもしれないと
不安と後悔。

虐待を受けた子供は、親になって自分の子供に虐待をすると
聞いたことがある。
特に妹にこんなことをした私は親になれないと改めて思います


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