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幸福について ショウペンハウアー読み終わったーーーーーー!!!

人生初!!哲学書読みました!!(*´꒳`*)
初めて読んだのは、
「幸福について」ショウペンハウアー  光文社古典新訳文庫

読み終わって記憶が鮮明なうちに感想書いていきたいと思います


まず、ショウペンハウアーといえば厭世哲学!!
芥川龍之介「或旧友へ送る手記」にある
芥川の自殺する後押しとなった"マイルメンデル"も厭世哲学者の1人です

人生は苦しみであるのようなマイナスの考えのイメージでしたが、
読んでみると案外暗い印象を受けませんでした!

むしろ理にかなっていて、人生に役に立つ教訓だらけで
読んでよかったな〜(*≧∀≦*)ってなりました

私たちにとって直接的にはまったく存在しないものを、直接的なものとして評価するこの愚かさは、昔から虚しさと呼ばれ、こうした努力の無意味さ、空疎さを表す。

「幸福について」ショウペンハウアー訳鈴木芳子

特に印象に残ったのがここです。

今まで他人の評価を一番に気にしたことが、虚しさの原因だったと
ハッとさせられました。

他人にとって何者かになりたい、有名になりたい
名声を求めて努力しても欲しいものを得ることができない
自分が何を持っているかが、大事


思春期のとき、自分の存在意義について悩む人が多いです
そんな時、本書が悩みから解放してくれる答えをくれるかと思います。


毎日が小さな一生なのだ。朝の目覚めは小さな誕生にあたり、夜の眠りは小さな死にあたり、これと共に一生を終える。毎日のこうした小さな一生をまっとうするには、面倒で難儀な起床を出生の苦しみとみなせばよい。

「幸福について」ショウペンハウアー訳鈴木芳子

ここ一番好きです!!!これから一生支えられる部分だと思います。
それぐらい好きになりました(〃ω〃)

ショウペンハウアーは朝を神聖化すべき!!と朝が一番能力が発揮できると
語っています。
夜型の私は朝は苦しい〜のでその意見に同意はできませんが、
一日一日をなんとなく続くんだろうと思っている私たちにとって、

この考えは一日の価値の高さを教えてくれると思います!


面倒で難儀な起床を出生の苦しみとみなせばよい。

「幸福について」ショウペンハウアー訳鈴木芳子

特にここは、大好き!!
鬱だったりと朝が大の天敵となっている私として
ただの苦しい朝を、出生の苦しみと美しい言葉で表現されてるのが感動しました。
「神聖な一生の始まりだ!!」と思いながら起きるだけで
少しは楽になりそうです(*´꒳`*)


苦悩は積極的で、幸福は消極的。
苦悩は続き、幸福はすぐに消えてしまう。
それなら、苦悩を避けた生き方の方が賢明である。

この厭世的な考え方、人生に希望をあまり持てませんが
でも確かにと納得できます。

刹那的な幸福がたくさんの人生をやっぱり望んでしまいますが
頭の片隅に入れとくべき思想ですね。


わかんない言葉がたくさんの、過去1難しい読書でした。
頑張った分、教訓がたくさんです!!ためになる(≧∇≦)
じっくり読みましたが、まだまだ理解できてなさそうで
再読したいです。


でも、これで一般向けらしいので私が本格的に哲学に触れられるのは
まだまだ先らしい….

これからも、たくさん知識をつく本を読みたいと思います!!

ここまでお付き合いくださりありがとうございました!!



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