【新NISA】銘柄チョイス、私の舞台裏
こんにちは😊
私は、現在アラフィフでパパ(3歳男児・育児中)を
やっています。投資歴は2、3年になります。
現在、夫婦でSBI証券にNISA口座を開設し、
三井住友カードのクレカ積み立てを行なっています。
ここでは、新NISAを使って夫婦で運用を始めた銘柄の
選定理由などを書いていきたいと思います。
銘柄選定に悩んでいる方や、投資に興味のある方にとって
少しでも参考になれば幸いです。
【選定分析①】eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
まずは、超ド定番の通称「オルカン」について。
※目論見書はこちら
様々なサイトで説明されていると思いますが、こちらは
MSCI ACWI(オールカントリーワールドインデックス)
指数に連動する投資信託になります。
名前の通り、世界中の先進国・新興国の株式へ幅広く
投資するファンドなのですが、実は中身を見てみると、
その60%以上はアメリカ🇺🇸です。
米国にしっかり投資をしつつ、他の国にも幅広く
分散投資したい方にオススメって感じでしょうか?
基本的に、オルカンのようなインデックスファンドは
運用コストが安いものが多く、中でもこのeMAXISシリーズ
は非常に人気です。
私がオルカンを選んだ理由ですが、
人気と実績の釣り合いが取れているところですかね。
ちなみに、私の投資信託の選定基準は以下です。
オルカンの場合、2018年10月が運用開始日ですが、
純資産総額が既に1兆円を超えています。
また、他の資産クラスとの比較をしてみると、
日本株や新興国株だけに投資するより成績が良いです。
また振れ幅も先進国、新興国よりも狭いので
資産クラス毎にファンドを購入するよりも
リスクが低いと考えました。
そして、年間収益率もプラスの年が多いです。
2017年以前はファンド設定前になりますので、
ベンチマークの数値となっていますが、そもそも
オルカン自体、先のMSCIACWI指数に連動します。
つまり....
ベンチマーク収益率≒ファンド収益率
と考えればあまり気にしなくて良いかな?と判断しました。
あと、決算頻度ですが、年1回のものをオススメします。
中には、毎月決算型というファンドもありますが、
株式投資をやった方なら分かると思いますが、
配当金に似た、分配金というものが割り当てられます。
それだけ聞くと「毎月お金が入っていいなぁー」と
思いがちですが、運用資金の中から毎月支払われ、
ファンド側が自ら切り崩しているので、
信託財産が目減りし、安定した運用が出来なくなる
恐れがあります。※分配金目当てなら話しは別ですが....
そして、為替ヘッジですが、主に海外に投資するファンドの
場合、為替相場の変動が影響を及ぼします。
※為替ヘッジとはこちら
なお、為替ヘッジなしであれば、株式の値上がり以外にも、
為替の値上がりによる収益にも期待できます。
今、日本は円安傾向にあるため、為替ヘッジなしならば、
更なるリターンを見込めると考えました。
最後に信託報酬ですが、
こちらは運用時のランニングコストになるので、
年単位でそれなりの額を投入する訳ですから、
コストは低めに抑えられるに越した事はないですね。
ちなみにオルカンの信託報酬は年率0.05775%です。
また、ランニングコストではないですが、
購入時手数料(ノーロード)や、信託財産留保額
(売却時にかかる手数料)はかかりませんので、
人気があるだけに、非常に良心的なファンドと言えます。
※投資信託の手数料については以下をご覧下さい。
【選定分析②】SBI V全米株式インデックス
※目論見書はこちら
こちらはCRSPトータルマーケットインデックス指数に
連動するインデックスファンドです。
上記は米国の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしており、
(4000社かな?)アメリカの株式市場を全部買ってる
イメージになりますね。
実は、オルカンともう一つ買っておきたいと思っていて、
S&P500連動系か?その他のファンドで悩んでいました。
ちなみに、S&P500とはCRSP同様、
米国市場における代表的指数です。
米国の代表的な指数についての違いは以下を参照下さい。
実は、オルカンが採用する指数「MSCIACWI」の
対象銘柄約3000社のなかには、S&P500の米国500社が
含まれているんだそうです。
ちなみに、MSCIACWIも、S&P500も、CRSPもすべて
時価総額加重平均という算出方法を用いています。
※時価総額加重平均とはこちら
米国には、いわゆる「GAFAM」(読みガーファム)と
言われる、時価総額の高い世界的企業が多くあるため、
この時価総額加重平均を用いる指数に連動するファンドでは
必然的に米国株式の比率が高くなる傾向があります。
※GAFAMとはこちら
私の場合、そもそも米国株一択という気持ちは無く、
伸びしろの高い新興国への投資にも興味があったのと、
ソニー生命の変額保険で運用する世界株式型が、
MSCIワールドインデックスを基準とした主要先進国への
積極運用という方針なので、あくまで新興国を含めた、
真の全世界であるオルカンとも被らないため、
オルカンへの積み立てを決めました。
しかしながら、米国株も捨てがたいという気持ちが拭えず、
S&P500連動系ではオルカンと被る!ならば....
と調べた結果、こんな仮説を立てました。
・なんだかんだこの先10年も米国は強いだろう!
・米国の中小企業を含めた全体に投資してみたい!
・あわよくば無名のベンチャー企業がとてつもない
急成長をするとか?を狙いたい!
そんな意味を込めて、
CRSP連動系のインデックスファンドを
並行投資することに決めた訳ですね。
さてさて、目論見書を一部抜粋してみましたが、
他資産クラスとの騰落率比較では、日本株、先進国株、
新興国株を差し置いて1番優秀です。
設定日も若いですが、純資産総額も高く信頼ができます。
年間収益率も+が多く、ベンチマーク連動型なので、
ベンチマークの収益率が満足なものならば
問題はないと考えました。
信託報酬も実質的負担が年0.0938%なので問題なく、
購入時手数料・信託財産留保額ともに無しです。
米国の時価総額の高い上位企業だけではなく、
アメリカ全体に投資したいという方には、
良いファンドではないでしょうか?
【選定分析③ 】SBI iシェアーズインド株インデックス
さて、ここからの2銘柄が、妻が新NISAで運用している
「成長投資枠」における言わば攻めの銘柄になります。
※目論見書はこちら
こちらは、インドの株価指数SENSEXに連動する
インデックスファンドです。
中身はインドを代表する30銘柄をまとめたものです。
※他にもインドを代表する指数としてNIFTY50があります。
SENSEX指数との違いは以下を参照下さい。
正直、インドを扱うファンドって、
運用コストが高いイメージがあったんですが、
こちらは非常に低く抑えられています。
ただひとつ懸念事項とすれば....
2023年9月が設定日で、運用実績がほぼ無いことw
とは言えですね....
SENSEX指数連動系のインデックスですし、
これまでの年間収益率も悪くありません。
ベンチマーク収益率≒ファンド収益率という理論で
行けば全然アリかな?と思います。
また信託報酬も1%以下、
購入時手数料・信託財産留保額もかかりません。
商品名まるパクリですが、さくっとインドに
賭けたい方にはオススメかと思います。
間違いなくインドは将来性の高い国かと思いますので、
インド経済の現状について詳しく知りたい方は
こんな記事もありますので、参考までに。
【選定分析④】ベトナムロータスファンド
最後に挙げるこちらも成長投資枠で、しかも、
アクティブファンドですが、なかなか優秀です。
※目論見書はこちら
....アクティブファンド?
これまで挙げた3つは全てインデックスファンドでしたが、
こちらはベンチマークに連動の概念はなく、
ファンドマネージャーが実際の運用の指図を行います。
ちなみに、ベトナムにもベンチマークあるらしいです....
VN指数だったかな?今回は関わらないので割愛します。
※インデックスとアクティブの違いについて
ファンドの運用に人の手が入るため、運用コストが
インデックスファンドよりも高くなります。
現に、信託報酬は1%を軽く超えてますし、
信託財産留保額が0.3%もかかるらしいです。
ただ、SBI証券のサイトを調べてみると、
コストは最小限に抑えられているみたいです。
実は、妻が「ベトナム🇻🇳に投資したい!」と言うので、
探してみましたが、目ぼしいベトナム系ファンドが無く....
こちらが群を抜いて優秀なファンドではないかな?と。
なかでも気に入ったのが、ファンドの特色として、
ベトナムの取引所に上場してる株式と、世界各国の市場に
上場するベトナム関連企業にも投資....とある点です。
輸出先国の中にアメリカが3割近く含まれていて、
取引先をアメリカが占めるのは安心かつ、本ファンドが
ベトナム関連企業に投資....とあり、尚更期待が持てます😮💨
また、他のASEAN諸国と比較した経済実績においても、
コロナ禍だった2020年もプラス成長なのはベトナムだけ。
しかも、株式指数においても過去8年ペースで、
あのS&P500を超え、125%の高い伸び率です。
他の資産クラスとの騰落率も振れ幅がかなり大きいものの、
平均値15.5%は優秀だと思います。
実際のところ、大抵のアクティブファンドは成績が悪く、
結局インデックス最強なんて言われたりしますが、
本ファンドはもしかしたら真のアクティブファンドかも
知れません✨
やはり、懸念事項は信託報酬が年2.167%と
かなり割高なところですが、騰落率が平均15.5%なので、
差し引いてもリターンが見込めそうな商品かな?と言うのが
妻に薦めた、最終的な決め手となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
そう言えば、銘柄選定の際、
私は妻にこんな質問をしました。
私
「新NISA、どこに投資したい?」
妻
「インド🇮🇳」と「ベトナム🇻🇳」だと。
なんで?と理由を聞いたら
妻
「私までオルカンとか米国を買うんじゃ被るじゃん」
だそう。。確かにね....即納得
てか、なかなか攻めましたよね。
投資の知識は、私より少ないと思うんですが、
妻はこの話題に限らずイイところを突いてくるなとw
兎にも角にも、
今回の記事が銘柄選定の助けになればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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