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【新NISA】銘柄チョイス、私の舞台裏

こんにちは😊

私は、現在アラフィフでパパ(3歳男児・育児中)を
やっています。投資歴は2、3年になります。

現在、夫婦でSBI証券にNISA口座を開設し、
三井住友カードのクレカ積み立てを行なっています。

ここでは、新NISAを使って夫婦で運用を始めた銘柄の
選定理由などを書いていきたいと思います。

銘柄選定に悩んでいる方や、投資に興味のある方にとって
少しでも参考になれば幸いです。

SBI証券・新NISAにおける運用 (2024年1月開始)

私👨
三井住友カードゴールドNL  ポイント還元率1%
50000円/月
①eMAXIS Slim全世界株式 25000円
②SBI V全米株式インデックス 25000円

妻👩
三井住友カードNL  ポイント還元率0.5%
20000円/月
①SBI iシェアーズインド株インデックス 10000円
②ベトナムロータスファンド 10000円
※これまでの経緯などは、以下の執筆も併せてご覧下さい。


【選定分析①】eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)

まずは、超ド定番の通称「オルカン」について。
※目論見書はこちら

様々なサイトで説明されていると思いますが、こちらは
MSCI ACWI(オールカントリーワールドインデックス)
指数に連動する投資信託になります。

名前の通り、世界中の先進国・新興国の株式へ幅広く
投資するファンドなのですが、実は中身を見てみると、
その60%以上はアメリカ🇺🇸です。

ちなみに日本🇯🇵は5.5%になります。


米国にしっかり投資をしつつ、他の国にも幅広く
分散投資したい方にオススメ
って感じでしょうか?

基本的に、オルカンのようなインデックスファンドは
運用コストが安いものが多く、中でもこのeMAXISシリーズ
は非常に人気です。

私がオルカンを選んだ理由ですが、
人気と実績の釣り合いが取れているところですかね。

ちなみに、私の投資信託の選定基準は以下です。

・設定日と純資産総額
・他の資産クラスとの騰落率の比較
・年間収益率の推移を見る
・決算は年1回であること
・為替ヘッジなしであること
・信託報酬が年率1%以下

オルカンの場合、2018年10月が運用開始日ですが、
純資産総額が既に1兆円を超えています。

また、他の資産クラスとの比較をしてみると、
日本株や新興国株だけに投資するより成績が良いです。
また振れ幅も先進国、新興国よりも狭いので
資産クラス毎にファンドを購入するよりも
リスクが低いと考えました。

そして、年間収益率もプラスの年が多いです。
2017年以前はファンド設定前になりますので、
ベンチマークの数値となっていますが、そもそも
オルカン自体、先のMSCIACWI指数に連動します。
つまり....
ベンチマーク収益率≒ファンド収益率

と考えればあまり気にしなくて良いかな?と判断しました。

あと、決算頻度ですが、年1回のものをオススメします。

中には、毎月決算型というファンドもありますが、
株式投資をやった方なら分かると思いますが、
配当金に似た、分配金というものが割り当てられます。

それだけ聞くと「毎月お金が入っていいなぁー」と
思いがちですが、運用資金の中から毎月支払われ、
ファンド側が自ら切り崩しているので、
信託財産が目減りし、安定した運用が出来なくなる
恐れがあります。※分配金目当てなら話しは別ですが....

そして、為替ヘッジですが、主に海外に投資するファンドの
場合、為替相場の変動が影響を及ぼします。

※為替ヘッジとはこちら

なお、為替ヘッジなしであれば、株式の値上がり以外にも、
為替の値上がりによる収益にも期待できます。
今、日本は円安傾向にあるため、為替ヘッジなしならば、
更なるリターンを見込めると考えました。

最後に信託報酬ですが、
こちらは運用時のランニングコストになるので、
年単位でそれなりの額を投入する訳ですから、
コストは低めに抑えられるに越した事はないですね。

ちなみにオルカンの信託報酬は年率0.05775%です。
また、ランニングコストではないですが、
購入時手数料(ノーロード)や、信託財産留保額
(売却時にかかる手数料)はかかりませんので、
人気があるだけに、非常に良心的なファンドと言えます。

※投資信託の手数料については以下をご覧下さい。


【選定分析②】SBI V全米株式インデックス

※目論見書はこちら

こちらはCRSPトータルマーケットインデックス指数に
連動するインデックスファンドです。

上記は米国の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしており、
(4000社かな?)アメリカの株式市場を全部買ってる
イメージになりますね。

実は、オルカンともう一つ買っておきたいと思っていて、
S&P500連動系か?その他のファンドで悩んでいました。

ちなみに、S&P500とはCRSP同様、
米国市場における代表的指数です。

米国の代表的な指数についての違いは以下を参照下さい。

実は、オルカンが採用する指数「MSCIACWI」の
対象銘柄約3000社のなかには、S&P500の米国500社が
含まれているんだそうです。

ちなみに、MSCIACWIも、S&P500も、CRSPもすべて
時価総額加重平均という算出方法を用いています。

※時価総額加重平均とはこちら

米国には、いわゆる「GAFAM」(読みガーファム)
言われる、時価総額の高い世界的企業が多くあるため、
この時価総額加重平均を用いる指数に連動するファンドでは
必然的に米国株式の比率が高くなる傾向があります。

※GAFAMとはこちら

私の場合、そもそも米国株一択という気持ちは無く、
伸びしろの高い新興国への投資にも興味があったのと、
ソニー生命の変額保険で運用する世界株式型が、
MSCIワールドインデックスを基準とした主要先進国への
積極運用という方針なので、あくまで新興国を含めた、
真の全世界であるオルカンとも被らないため、
オルカンへの積み立てを決めました。

しかしながら、米国株も捨てがたいという気持ちが拭えず、
S&P500連動系ではオルカンと被る!ならば....
と調べた結果、こんな仮説を立てました。

・なんだかんだこの先10年も米国は強いだろう!
・米国の中小企業を含めた全体に投資してみたい!
・あわよくば無名のベンチャー企業がとてつもない
急成長をするとか?を狙いたい!


そんな意味を込めて、
CRSP連動系のインデックスファンドを
並行投資することに決めた訳ですね。

さてさて、目論見書を一部抜粋してみましたが、
他資産クラスとの騰落率比較では、日本株、先進国株、
新興国株を差し置いて1番優秀です。

設定日も若いですが、純資産総額も高く信頼ができます。

年間収益率も+が多く、ベンチマーク連動型なので、
ベンチマークの収益率が満足なものならば
問題はないと考えました。

信託報酬も実質的負担が年0.0938%なので問題なく、
購入時手数料・信託財産留保額ともに無しです。

米国の時価総額の高い上位企業だけではなく、
アメリカ全体に投資したいという方には、
良いファンド
ではないでしょうか?


【選定分析③ 】SBI iシェアーズインド株インデックス

さて、ここからの2銘柄が、妻が新NISAで運用している
「成長投資枠」における言わば攻めの銘柄になります。

※目論見書はこちら

こちらは、インドの株価指数SENSEXに連動する
インデックスファンドです。
中身はインドを代表する30銘柄をまとめたものです。

※他にもインドを代表する指数としてNIFTY50があります。
SENSEX指数との違いは以下を参照下さい。

正直、インドを扱うファンドって、
運用コストが高いイメージがあったんですが、
こちらは非常に低く抑えられています。

ただひとつ懸念事項とすれば....

2023年9月が設定日で、運用実績がほぼ無いことw

とは言えですね....
SENSEX指数連動系のインデックスですし、
これまでの年間収益率も悪くありません。

ベンチマーク収益率≒ファンド収益率という理論で
行けば全然アリかな?と思います。

また信託報酬も1%以下、
購入時手数料・信託財産留保額もかかりません。
商品名まるパクリですが、さくっとインドに
賭けたい方
にはオススメかと思います。

間違いなくインドは将来性の高い国かと思いますので、
インド経済の現状について詳しく知りたい方は
こんな記事もありますので、参考までに。


【選定分析④】ベトナムロータスファンド

最後に挙げるこちらも成長投資枠で、しかも、
アクティブファンドですが、なかなか優秀です。

※目論見書はこちら

....アクティブファンド?
これまで挙げた3つは全てインデックスファンドでしたが、
こちらはベンチマークに連動の概念はなく、
ファンドマネージャーが実際の運用の指図を行います。

ちなみに、ベトナムにもベンチマークあるらしいです....
VN指数だったかな?今回は関わらないので割愛します。

※インデックスとアクティブの違いについて

ファンドの運用に人の手が入るため、運用コストが
インデックスファンドよりも高くなります。

現に、信託報酬は1%を軽く超えてますし、
信託財産留保額が0.3%もかかるらしいです。

ただ、SBI証券のサイトを調べてみると、
コストは最小限に抑えられているみたいです。

SBI証券 積立アプリから抜粋

実は、妻が「ベトナム🇻🇳に投資したい!」と言うので、
探してみましたが、目ぼしいベトナム系ファンドが無く....
こちらが群を抜いて優秀なファンドではないかな?と。

なかでも気に入ったのが、ファンドの特色として、
ベトナムの取引所に上場してる株式と、世界各国の市場に
上場するベトナム関連企業にも投資
....とある点です。

輸出先国の中にアメリカが3割近く含まれていて、
取引先をアメリカが占めるのは安心かつ、本ファンドが
ベトナム関連企業に投資....とあり、尚更期待が持てます😮‍💨

また、他のASEAN諸国と比較した経済実績においても、
コロナ禍だった2020年もプラス成長なのはベトナムだけ。

しかも、株式指数においても過去8年ペースで、
あのS&P500を超え、125%の高い伸び率です

他の資産クラスとの騰落率も振れ幅がかなり大きいものの、
平均値15.5%は優秀だと思います。

実際のところ、大抵のアクティブファンドは成績が悪く、
結局インデックス最強なんて言われたりしますが、
本ファンドはもしかしたら真のアクティブファンドかも
知れません

やはり、懸念事項は信託報酬が年2.167%と
かなり割高なところですが、騰落率が平均15.5%なので、
差し引いてもリターンが見込めそうな商品かな?と言うのが
妻に薦めた、最終的な決め手となりました。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

そう言えば、銘柄選定の際、
私は妻にこんな質問をしました。


「新NISA、どこに投資したい?」


「インド🇮🇳」と「ベトナム🇻🇳」だと。

なんで?と理由を聞いたら


「私までオルカンとか米国を買うんじゃ被るじゃん」
だそう。。確かにね....即納得
てか、なかなか攻めましたよね。

投資の知識は、私より少ないと思うんですが、
妻はこの話題に限らずイイところを突いてくるなとw

兎にも角にも、
今回の記事が銘柄選定の助けになればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました😊

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