2018年9月28日唐手いぶき_サムネイル_大

9月制作イラストの紹介 2

 本日は10月1日だけど、9月に制作したイラストの紹介をします。

9月18日~30日まで

 9月21日公開『黒タイツのミコ』。
 新たな模索期に入ったイラスト。今までさんざん言われていた「顔と体のディテールが合っていない」問題を解消するのが目標。今までの顔の描き方を変えよう……しかしどういうふうに変えるか? このイラストのミコは、はっきり失敗作。ミコらしさが描けていない。点数評価にも響き、平均点(39点)以下……現在は平均点以上の点数が入っているが、それも2週間かけてやっとの話。まだ模索期を抜け切れていない途中段階のイラスト。

 9月28日公開『黒タイツのサキ』。
 難産だった……その理由は体調に問題が起きて……。私の体調なんて、誰も興味ないだろうからさておくとして、とりあえず制作期間がやたら長引いてしまったのは心身不調で倒れていたから。
 まず、脚が短い。サキはもっと脚がすらっと長いはず。どうしてこの長さにしてしまったのか。描き終わってから気付く失敗。
 視線は、「こちら側を振り向く」「視線を落とす」の2パターン考えられるが、今回は振り向く瞬間のほうを採用した。というのもまだ顔の描き方の模索期。視線を落とした顔をうまく描けるような気がしなかった。

 9月29日公開『黒タイツのミコ 2』。
 実は『黒タイツのサキ』よりもこちらが先に完成していた。まあいろいろ事情がありまして……。このあたりはFANBOXに書いたはずなので省略しよう。
 まだ顔の描き方模索期で、前回のミコとまるっきり顔が違う。どの顔をベーシックなものにすべきか、決めかねている。
 評価は33点……残念ながら平均点以下だ。最近作の傾向で言えば、尻を描かなければ点数がもらえない。ユーザーが何を求めているのか、おぼろげながら見えてくる。つまり、私の絵そのものに需要があるわけではない。私の名前に反応して見てくれているわけではない。尻が見たいからだ……ということがはっきりわかった。それがわかって、だいぶ残念な気持ちになった。
 しかし、今は仕事を得ることが第一。四の五の言わず、自分が好きかどうかとかも関係ないから、求められるものだけを描こう。

 10月1日公開『黒タイツのいぶき 2』
 本日公開、2時間前に公開したばかりだが、早くも「いいね10点」獲得することができた。やっぱり尻か……。私の絵自体に魅力があるわけじゃないんだな……。
 開き直ろう。「自分が描きたい絵」ではなく「売れる絵」だけを描こう。

pixivでの評価

 はい、pixivでの評価です。色んなサイトに公開しているけど、どのサイトでもだいたい0点、pixivでしか評価されてないので、pixivでの結果のみを掲載します。

 まず『黒タイツのあや』いいね:99点で100点まであと一歩……と思ったらこのブログを書いている最中に100点達成してしまった。
 私の描いたオリジナルキャラクターで100点突破した作品は、この作品で2作目。ブックマーク数は……pixivは「いいね順」は出るが「ブックマーク数順」は出せない設定になっているのだが、おそらく歴代5位に入る数字。なんでまたブックマーク数がこんな異様な数字になっているのかよくわからない。どうせなら「いいね」も一緒に押してほしいが。
 また『黒タイツのあや』は「オリジナル作品ランキング270位」にも入った。こちらは初めてのこと。なんでこの作品がここまでの突出した評価を得られたのか…………尻だよな、やっぱり。
 尻を描かなかった『黒タイツのミコ 2』が極端に低いスコア。『黒タイツのミコ 1』も低評価。尻を描くか、描かないかで露骨に数字が出てしまう。手っ取り早く評価がほしかったら、あからさまに性的なパーツを描くのが確実……そういうことなのだろう。
 最近の作品はおおむね良い評価を得ることができたのだが、残念ながら尻、あるいは脚が描かれていない作品は極端に低い。中には「いいね:15点」で評価が止まってしまった作品も存在する。「私の絵」が求められて評価されているわけではなく、性的な部位、フェチズム的なポイントが求められているんだな……というのがわかる。
 別に私の絵自体が評価されているわけではない。私の絵は特に個性が無いし、そもそも技術に長けているわけではない。絵が上手ければ物理で叩いて何とかなるが、私の絵はそうじゃない。正攻法で描いていたらいつまで経っても仕事が来ない。方針をしっかり定めよう。仕事を得るために、ややエロ方面に進もう。

まとめ

 ブログのデザインを少し変更した。右側に私のイラストの紹介と、お仕事を受け付けているサイトのリンクを掲載した。これで仕事が来るようになるのか……そもそも一日の訪問者数が20人も越えないこのサイトに広告記事を載せて意味があるのかという問題だが、今はできることをするべきだろう。とにかくも、金がない。

 色んなお仕事系サイトに登録して、回りの人がどんな絵を描いてるのか見ているが、不思議なのは何百件も仕事を受けている人と、1件も仕事をもらえていない人がいる。技術的には差はないように感じられる。私はスキロッソで1件仕事をもらえたが、少なくとも私の下に仕事達成数0が500人近くいる。うまいのに1件も仕事をもらえてない人がいる。この差はどこで生じるのか、本当によくわからない。

 今月はずっと仕事もなく、ただただ絵を描き続けていた(正しくは1件だけ仕事があった)。何にもプラスにならない絵だ。気分が沈み、「もう絵を辞めようかな……いま絵を辞めようかな」と投げ出したい気持ちになった。
 しかし本当にお金がない。貯金がない。いま絵を辞めて、代わりになる仕事がすぐに見付かるのか? 手頃なバイトがすぐに見付かるわけがない。それに、気分だけで絵描き引退してしまったら、何の実績を残せない……絵を描いてきた5年間があっという間に無意味になる。無意味になるのは、もっと耐えがたい。

 お金を作らないといけないし、やはり絵を描いてきたことに意味を見出したい。“次”に繋げるための活動をしなければならない。いま絵描きを放り出すと、また0からスタートだ。いや、0ではなくマイナスからのスタートだ……私はスタート地点にすら立てなかったのだから。

 私は絵描きが好きで絵を描いていたわけじゃない。なんで絵なんて描いているのだろう……と毎日気分が沈む。「やってられっか!」みたいな気持ちになる。今のこの道が正解だったのか間違いだったのか……99%間違いであったことは確定しているが、1%の正解くらい掴みたい。でないと、ここまでにやってきたことが報われない。
 絵描き引退した後、趣味で絵を描き続けたいか……と言われたら「NO」だ。私は別に絵が好きで絵を描いていたわけじゃない。描かなくていいんだったら、描かない。ある目的のために「仕方なく」絵を描いていたのであって、その目的もすでに失われてしまった。絵を描く理由が完全になくなってしまった。それでも絵を描き続けているのは、1%くらい意味があったと自分に言い聞かせたいから……それだけだ。
 まあそういうわけで、絵描き引退に向けて動いていて、「もう二次創作は描きません」宣言した後だけど、これも撤回しようと思う。オリジナルキャラクターなんぞいくら描いてても、まったく見てもらえない、というのがわかったから。見てもらえるのは脚と尻だけ。本当に四の五の言っている場合じゃない状況なので。お金がないんだとにかく!!!

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