セールと積みゲーと。
「このゲームのデモ版面白かったー。セールで1000円切ったら買う予定。」
友人との会話の中でこんな感じのことを言っていたことを思い出しました。
正規の価格は2000円しないものだったとはいえ、評価も高めのゲームでしたので、1000円を切るセールはあるのかなとふと思いました。
割といい値段のするゲームが90%オフなどになっていて売れている場合もありますが、ちょくちょくセールが行われていると値段改定してくれないかなって思ってしまいます。
パッケージ商品であれば在庫管理があるので、セールで破格のお値段になることもあり得ますが、ダウンロード商品となると話は変わってきますよね。
むしろセールが前提の価格設定になっているものもあるでしょう。
見た瞬間、これは高すぎでは?って思ったゲームは、しばらくするとセールで100円とかになっていたりします。
行動経済学とか、心理的な要素から見ると価格設定も戦略の一つなんでしょうけど、あまりに多すぎるとセールでなければ買う人がいない状態が増えていきそうです。
セールと謳っておきながら、セール前の価格を普段より高く表示するようなケースも時たまあるようですが・・・この先どうなっていくことやら。
仮にセールを前提としたとき、何が起こるかというと、積みゲーが増えること。
もし積みゲーになっていたとしても、サクッと数分だけでも遊べるゲームであればいいんですけどね。
遊ぶゲームが無くてセール助かる!って人からすれば、何も問題にはならないのですが、買いたいものが決まっていてセールを待っていたり、安くなってるから今のうちに買っておこう!って人からすれば、大問題になりかねません。
セールを待っている状態は、セール価格の方が適正価格だろうなって思うゲームの場合なら良い判断でしょう。毎年恒例の半額セール!みたいな定期的にお安くなるパターンですね。
ですが、安くなっているから買っておこうってパターンは、よく考えた方がよかったりします。
このパターンの場合、日常的にゲームを遊んでいる方だとおもいます。
ですので、最終的に遊ぶ時間が足りない!って状態になりやすいんですよね。つまり、積みゲーとして起動されないまま終わるか、起動したとしても数分で終わってしまうパターンに陥りやすそうです。
セールでの購入は立派な消費行動ですけど、行き過ぎると購入そのものが目的になってしまうので、浪費になってしまい、お金と時間だけが溶けますね。
悲しいことに、ゲームは遊んでなんぼですからね。
買ってもらえたのに遊ばれなかったゲームは、なんで買われたんですかね・・・。
それと、ゲームを遊ぶ時も鮮度って大事で、あとでやろうってなって、一度でも置いてしまうと、別の新しいゲームに目が向いたりします。
ほかに何も無いときに偶然にも起動して、1時間でも遊ぶことができれば続く可能性がありますが、ゲーム情報全般に触れている時間が長ければ長いほど難しい気がします。
実況プレイ動画、セールのお知らせといった誘惑が多いんですよね。
最近は〇〇年前の今日!〇〇が発売された日です!とかやってますし、昭和レトロ、平成レトロみたいな雰囲気で、昔を懐かしむ流れも何かと影響しそうです。
パッケージでしか遊べないもの、ダウンロードでしか遊べないもの、どちらも選べるもの、今の時代はいろいろなものが混ざり合っています。
買っておけばいつでもできるしって思って買いだめておくと、結局タイミングを逃しがちだったりします。
今買おうとしているゲームは、今遊びたい、今遊べるゲームでしょうか?
中には逃してはいけないゲームがあったりもしますが、それも本当に今遊びたいゲームなのでしょうか?
セールだから、お得になってるからと、今買わなくても良いものを買おうとしていないか、ポチる前に考え直すことも必要ですね。
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