妄想短編小説(仮)
「アキラさんて、着物が似合いそうですよね」
この言葉が始まりだった。
タイトル『笑顔の隠れ家』
そういえば、アキラさんって、着物とか着たことあるのかな
そんな考えがよぎったのは、朝起きて、のそのそと身なりを整えている時だった。
朝の日差しで目覚めたわたしは、布団の温もりに別れを告げ、パタパタと部屋を移動していく。
衣類を置いてある部屋で今日着る服を選んでいるとき、わたしの中で妄想が始まった。
佇まい、雰囲気、体型、会話している時の様子……普段の様子を思い出しながら、頭の中でイメージを膨らましていた。
わたしの勝手な想像であることは認める。
ただ、本人が着物に対してどんな思いがあるのかとか、聞いてみたくなっていた。
次会った時に聞いてみようかな
そう思って、会った時に話すことリストに項目を追加した。
着替えを終え、イメージを膨らませながら、次の部屋へ向かう。
このほんの少しの好奇心が、わたしに新しい未来創造をさせていった。
ーーー未定ーーー
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