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嘘みたいなホントの話

なんかnoteでも書くかと思い立ったは良いが特に書くことはなかった。

なので俺が去年体験した嘘みたいなホントの話を書いていく。

去年の6月か7月頃だったと思う。

神奈川県が地元の俺はよく湘南の海に行っていた。

江ノ島とか鵠沼海岸とか夏になるとアホみたいに人が押し寄せるがここはもう地元も同然。

暇があれば江ノ島の裏側の崖登ったり洞窟に住んでるホームレスに会いに行ったり釣りしたりしていた。

これはそんな江ノ島の入り口の片瀬海岸でのお話。

その日は友達と明け方まで海沿いで飲んで遊んでいた。

明るくなってくるとだんだんと砂浜に落ちてる花火ゴミとか置いてけぼりのサンダル浮き輪がよく目につく

もちろん酔っ払って潰れてるパリピもたくさん落ちてた。

そんな中で始まったのが

『宝探し』

1番高価そうな落とし物を見つけたやつが勝ち。

財布でも拾えばこっちのもんだろと意気込んで始まった宝探し。

各々が砂を掘ったり海の家の周りのゴミを漁り始める。

そんな中俺はポツンと置かれた1つのリュックを見つける。

とりあえずみんなを集合させて取りに来る人がいないか少し待つ。

そんなこんなでグダグダしながら待っていたが取りに来る気配もない。

とりあえず中身が気になる一同。
目の前が交番だし中見て届ければ良いだろ。

そう言ってリュックを開ける。

中に入っていたのは
・水着(男用)
・大学?かなんかの参考書
・買った服
ケータイ
財布と鍵
あとは日焼け止めとか小物類

ひとまず財布チェック👛
残金0円。1円玉すらない。
免許証には若めの青年らしき顔写真。
(25歳くらいだった気がする)
あとはカード類💳
パチンコ屋の貯玉カードもあって少し親近感湧く。

次にケータイを見る。

電源入っていて女の子らしき人からの鬼コールとLINE。

もちろんパスコードは分からないので開かない。

しかし

1人がケースと端末に挟まってる紙切れを見つける。
そこには
『◯◯君はすぐ忘れるからね!163844』

と書かれたメモ

もちろんiPhoneのロックは解除された📱

ハッとなりすぐに閉じる

この先を見るのか見ないのか、みんなで会議。

A『見たくね?』
B『やばいだろ』
C『多分さっきのLINE彼女だろ、電話して届ければ良くね?』
寅『ジャグラー打ちたい』

とまぁ賛否両論あったものの鬼コール&LINE女が彼女だと仮定し、男も一緒いて、拾ってくれた人に向けて少ない希望に賭けた電話かもしれない。

と我々は考えた。

確かにそうだった場合、交番に届けるよりもこっちの方が手っ取り早い。

こうして俺たちは交番に届けるより先に女の方と連絡を取ることにした。

今日はここまで。

続きは来年👋



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