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そこにイジメはあったのか。これがイジメ冤罪だったらどうなるんだろう?

我が子の通う学校に、我が子のクラスメイトの親から「うちの子に悪口や嫌がらせを続けている」という電話があった。イジメていると言われたのは何とうちの子!
子を信じたい親心の一方で、よそ様の子に迷惑をかけているなら厳しく話をしなければいけない。先週からそんな話が続いております。

発端~相手の子を押しのけて転倒させた時、頭を打ち流血させてしまった。

我が子の説明によると・・・
教育実習生へのお礼のサプライズという事で各班でいろいろ話し合ってた時、相手の子(A君とする)が「何やるのー」と聞いてきたので、サプライズだから秘密と、息子の班の人が答えたけど何度も聞いてきたので、場所を移して相談してたところ、A君がついてきたので息子が「ついてくるなよー」と押したら態勢をくずしロッカーの角に頭をぶつけて頭から血がでてしまったとのこと。これについては、息子も思う事はあったと思うけども、「怪我をさせた方が悪い」と一刀両断(A君が息子たちの方に行ったのは、たまたまであり話を盗み聞きしようとしたわけでは無いとのこと。たまたまどこに行こうとしたかは不明)。

勿論、その日のうちに先方に電話で謝罪。先方いわく「わが子は体も小さく、トラブルに巻き込まれやすい」という事。息子に対しては「A君は体も小さいらしいし、いつも以上に気を付けて優しく接しないといけないね」と念をおす。

半月ほど経ち・・・驚くような事態になっていた

半月ほど経って、学校経由(連絡帳経由)で、先方に改めて謝罪にお伺いしたいけどご住所をうかがう事はできるか?と尋ねた。半月ほど待ったのは、頭への怪我のため様子を見ていたこともある。

そうすると、思ってもいなかった回答が学校側から聞かされた。

「おたくの息子が、我が子に対してイジメをつづけていると息子が言って学校に行きたがらない。この事が解決しないかぎり、とてもじゃないがお会いしてお話はできそうにない」

思わぬ展開に夫婦そろって頭を抱えた。
話を聞くと、我が子がA君の頭を捕まえて机に押し付けペンで頭をゴンゴンしたり、「弱虫ー!」とからかったりしているとのこと。

流血の件があってから半月。

その間に、こんな事になっているなんて。僕らが思っている我が子の姿とはかけ離れているその姿に絶句した。どうしても、我が子のイメージじゃない。というか、数日前、頭から流血していた子に対し頭を机におしつけるような真似をする小学生のイメージが湧いてこなかった。息子に聞いても、そんな怖いことするわけないじゃん!の一点張り。話は平行線のまま10日ほど過ぎている

今に至る・・・これって、イジメ冤罪?!

先方は「息子がイジメられてて学校に行きたがってない」の主張を続けているが、どうも幾つか疑問が出てくる。

もし、イジメがあるのであれば、誰かが見ていておかしくないしそれはクラスで問題になるだろう、という事だ。
先生が見ていない事はある。だけど、クラスメイトが一人も見てないと言う事がありうるのだろうか。誰も見ていない、息子とA君の二人きりになるような場所が一体どこにあったのだろうか。

やった・やってないの水掛け論が続く以上は、状況をきちんと整理していかなければいけない。最初の電話からその旨を学校にはお願いしていたが、先生が生徒たちに話をきいてくれたのはイジメ疑惑があがってから一週間近くたってのことだった。

今のところ、息子とA君の接点は1度きり(二人のクラスメイトから報告あり)。中休み、A君に対し「ケガさせてごめんね」と謝っている息子の姿が目撃されているぐらい。
またA君に対して誰かがイジメ行為をしている姿の情報はまだ先生のところに寄せられていない。

イジメを受けた側の意見が尊重されるが・・・

個人的には、イジメを受けた側の意見は尊重されるべきだと思う。しかしながら、まったく身に覚えのない指摘が延々と続くのは子供の情操教育的にもよろしくない。
正直、学校の対応にはいら立ちを覚えるし弁護士を通して息子に対する名誉棄損で損害賠償請求でも出してやろうかと思った事も二度や三度ではないぐらいだ(まぁ、それをすると学校にいづらくなるので、やるとしたら最後の手だけども)

このままイジメの事実がみつからなかったらどうなるんだろう。
イジメがなかったのに責められてるのだとすれば名誉棄損だし、ある意味、逆イジメともいえる。
昨今、イジメ冤罪というのがあるらしい。相手を貶めようとする子が、「〇〇君にイジメられた!」と騒げば、それは問題になってくる。

ただ、さすがに小学3年生と幼い彼らのやることだから、そこまで悪意に満ちたものでないと信じたい。ただ、幼い彼らだからこそ、きちんと事実を確認してイジメがあったのか、なかったのかはハッキリさせなければいけない。イジメがあれば全力で土下座するし、無かったなら・・・「まぁ、それはそれでよかった」と笑って済ませる・・・しかないだろうな。
相手の事を思えば、きちんと向き合う事を教えたいと思うけど、正直そこまでやる気力は僕には持ち得ていない。

親もこの件では、かなり疲弊した。我が子の心の痛みに比べれば全然たいしたことではないが、自分で解決できないことへの歯がゆさは、毎日、心の中を大きく占めている。

互いに納得する形での着地点が見つかるといいんだけどね・・・

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