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断捨離記録~物を捨てられないなら売ってしまえ!

結論を先に言うと、メルカリでの断捨離を1か月やってみた。
事の発端は子供部屋を作るという事だった。
そうすると、とにかく不要なモノを処分しなきゃいけなかった。

あまり使ってないものとはいえ、愛着があるものはなかなか捨てづらい。ましてや、大型のものは捨てるのもお金がかかる…と言う事で、メルカリに手を出した。
40点近くを売って10万円近くになった。正直面倒臭いことも沢山あったが、1か月で10万円にもなれば我慢もできる。むしろ、つい笑みがこぼれてしまうような感じだったりするので、その経験をnoteに書いてみる。

1か月ちょいで60点を出品し、半数以上が売れた。

ちなみに、自分の出品してる一覧は下記になるので、興味のある方がいたら、ご覧ください。
https://jp.mercari.com/user/profile/513446990

面倒くさいけど…

過去に中古ショップみたいなトコを利用した事があるが、本当に運ぶだけで悲しい結果になってしまう事が多かった。とかく、その手のショップは営利目的の企業が一般的なニーズに合わせた値付けをするので、大した金額にならない。たとえば、子供の戦隊モノのロボットは箱付きで綺麗な状態でも200円で売れればいい方だ。メルカリだと程度によるが数千円の売り上げが期待できる。

とはいえ、面倒くさい。

まず登録のための撮影だ。TV番組とかだと写真が印象を決めるとかうるさい。結局、綺麗に撮るのは諦めた。僕はカメラマンじゃない。登録の文章も面倒くさい。同じような商品を検索してその文章を上手くいじって説明文を書いた。

次に問い合わせだ。説明文を読まない人も多い。値段設定をギリギリでやってても値下げ交渉する人の相手とか。処分できればいいかーと値下げに応じたら送料でマイナスになったこともある(メルカリの規定ではマイナスにはならないが売上は0だ。手間がかかって梱包しても利益0だ)。

さらに、梱包だ。箱もそうだし、いわゆるプチプチもバカになんない。
そして、それを発送に出すのも面倒臭い。コンビニでもいいが、コンビニで扱えないものも多い。慣れない事をするのはいつだって面倒くさい。
それでも、一か月で10万円になるなら耐えられた(笑)。

モノを捨てられない事は悪い事じゃないと思う

ミニマリストな生活をしてる人がいる。部屋には最低限のものしか置かず、トレンディドラマ(!)に出てくるようなオシャレな部屋(!!)に住んでるような人だ。
我が家はそうじゃない。モノが多い。オシャレには程遠い。子供の使うものがあちこちにある。とにかく収納が上手くない。
それというのも、モノを捨てられないのだ。それは子供の頃、貧乏だったせいかもしれない。何かを買ったら、その分、何かを処分しなきゃいけないのだろうけど、それが難しいのだ。
でも、捨てるのじゃなくて売るのだったらどうだろう

今回、メルカリを利用することで、遠慮なく手放すことができた。確かに手間も多いが、ゴミにするわけでもないので罪悪感が減る。今まで泣く泣く捨てたものをメルカリで売ってたら幾らになってたかと思うと悔やまれてならない。
さらに、不要になったものを売って売上がアップするので、ちょっとしたゲーム感覚で楽しめる。面倒なことも本当に多いけど、サクサクと断捨離を進めていった結果、一か月で10万円にもなったのだから誇ってよいはずだ。

手放して良かったもの。

事の発端が、子供部屋を作る事だったので、以前、子供が使ってたセミダブルのベッドは処分しようと思っていた。これは粗大ゴミで出すにはお金がかかるし、良いモノだったので捨てるに忍びなかったものだ。
とはいえ、めちゃくちゃ送料がかかるものだったので売るのは難しかった。問い合わせは多かったが、最終的にはお金にならなくてもいいから…と、5000円で手放した。結局、買い手側が車で取りに来てお渡しする事になった。彼らのミニバンはいろいろな家具が山ほど乗っていて、ひょっとしたら演劇の人が舞台で使う道具なのかな?とう感じだったりした(買い手の素性は分からないが、想像してみると面白い)

他には、水拭き掃除ロボットなんてのもある。これはまだ子供が小さい頃に食べこぼしが多くて買ったものだ。最初は「何コレ、床キレイじゃん、最高じゃん!」て思ってたけど、ロボットが掃除するには我が家にはモノが多い。結局あまり使ってなかったが、いい値段がしたので捨てる気になれず。ところがAmazonで電動モップを買ってしまった為、いよいよ使う機会を無くしていたのだ。箱や備品も全て残ってたので最初は2万円ぐらいで出品したが1.5万円で買い手がみつかった。

失敗したのは子供用のブロックのLaQだ。過去の相場を眺めてて、未使用1000円という人もいたので、「使用済みだしなーと1000円で値付けしたら速攻うれた」。よくよく後から見てみると未使用なのは箱だけ。なので、送料かんがえたらほとんど利益の出ない出品になってしまった。これは悔やまれる出品だった。

いろいろ、手間もかかった。正直、腹が立つこともあった。
それでも、捨てずに済んだ事…捨てるという行為の敷居が下がったのは本当によかったと思う。

まとめ

ツイッターでも時々、メルカリネタを呟いていたが、一度まとめてみたいと思ってnoteに書いてみた。ツイッターでもメルカリの話題はよく見かけるが、安い商品を仕入れたり限定品を買い占めて売るといった副業的なやり口も少なくない。個人的にはそういうやり方には反発しか覚えないが、家にある『あまり使わないけど捨てるには忍びないモノを断捨離する』ために使うのは全然アリだと思ってる。
まだ売りたいと思ってるものは幾つかある。子供用の椅子のついた電動機付き自転車も手放してもいいと思ってるし、妻のクローゼットには今年も着なかったコートとか結構あったりする。

自分にとって要らなくなったもの…世間的にニーズがあるか分からないようなものであっても、誰かにとっては丁度必要としていたモノなんて事が意外とあるので面白いなーと思ったメルカリでの断捨離の話でした。

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