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寺田和代「本と歩くアラ還ヨーロッパひとり旅」

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"海外ひとり旅=若者”イメージをくつがえし、年齢や経験を重ねてこその旅の味わいをつづった大人のひとり旅ガイド『ソリスト』。 その著者で"アラ還の旅人"、寺田和代さん(ライター・編…
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#ヨーロッパ

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」総目次!

→ 寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 マガジンtop 第1回 アイルランド篇 …

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(0)

ジョージア篇(0) 旅のはじまり 北にコーカサス山脈、西に黒海、東にカスピ海……。 2015年に…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(1)

← (0)旅のはじまり からのつづき ジョージア篇(1) ピロスマニと文学とワインとコーカ…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回ジョージア篇(2)

←(1) ピロスマニと文学とワインとコーカサス… からのつづき ジョージア篇(2) デジタル…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(3)

←(2)デジタル化+人々の素朴さが両立する国 からのつづき ジョージア篇(3) アクセス最…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(6)

←(5)崩れかけた旧市街地のエレガントな味わい(下)からのつづき ジョージア篇(6) 廃墟…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(7)

←(6)廃墟のアルメニア教会と青い部屋 からのつづき ジョージア篇(7) 廃教会が秘めた破壊と占領の歴史  廃教会と聞くと、心霊スポット的恐ろしさをイメージする人もいるかもしれないけど、実際は部屋にいるだけでなにか善なるものに守られている安心感があった。  さらに魅力的だったのは静寂の深さだ。敷地内の古木や廃墟が目に見えない吸音バリアとなって都心の喧騒からこの場を守っているかのよう。 なんだか魔法にかけられたような場所。いったいどんな過去があるのだろう。  滞在中カハ

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(14)

第2回 ジョージア篇の後編をお届けします! 全22章((0)~(18)+ブックガイドコラム3本)…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(15)

←(0)旅のはじまり (著者プロフィールあり) ←(14)標高100mソロラキの丘をめぐる散歩道…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(16)

←(0)旅のはじまり (著者プロフィールあり) ←(15)おいしくて手頃で親切な料理店に毎日…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(17)

←(0)旅のはじまり (著者プロフィールあり) ←(16)軍用道路を北上しコーカサスの史跡を…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(18)最終回!

←(0)旅のはじまり (著者プロフィールあり) ←(17)5000m級の山々に囲まれた孤高の三位…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(0)

アイルランド篇(0) 旅のはじまり  欧州ひとり旅に取り憑かれて4半世紀を超える。始まりは30…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(1)

←(0)旅のはじまり からのつづき アイルランド篇  ――(1)旅先から再び人生が始まる高揚感 2022年10月、コロナ禍の3年プラス半年間のブランクを経て、37回目の旅先に選んだのはアイルランド。 私は60歳を超え、ふとした時に体と頭の衰えを突きつけられてはショックと諦めを行き来する日常を生きている。だから深夜の便でダブリンに発った時は、到着と同時にまた新しい人生が始まるような、旅を始めた頃と変わらない高揚感が込み上げたことと、この歳になってなお旅に魅了され、実践でき