それでも子供は、親が好き

痛いことをされたのに、
それでも子供は親が好き。

嫌いになっていたのに、
それでも子供は親が好き。

毒を与えられているのに、
ほんのちょっとだけ、嫌いになって、
また時間が経てば、好きになるのかもしれない。

自分に虐待を強いる親も、
その子からしたら、世界でたった一人の親で、
子供の記憶にほんのちょっとだけ、
親が味方だったとか、
愛してくれたと
残ってるから、親に期待したり、
親の秘密のルールを守ったりもする。

好きじゃないのに、隅っこの方では、
小さな声で、
お母さん・お父さん大好きだよ。って聞こえてくる。

結局、どっちなんだろう。

どっちでもないのかもしれない。



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