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ただ、ラーメンを食べにいっただけなのに猛烈に感動した話

こんにちは。

年末までにマッチョになるために筋肉をつけつつ脂肪燃焼を一番のミッションにしている(ToraDady)です。

急にラーメンの話がしたくなったので語ります。

今日(2019/11/06)の14時の話。ふと入ったラーメン屋で感動し、自分の仕事への向き合い方を考えさせられる出来事があった。

ダイエット中の俺はいつも昼ごはんに困っている。カロリーや糖質を気にしているからだ。なので、いつも駅前の富士そばかコンビニのとろろそばを食べることにしている。

今日もいつものように、富士そばにむかっていたが、ふとなにげない気持ちでラーメン屋さんに入ってみた。その店は看板に

コラーゲン、グルテンフリーと書いてある。

前から気にはなっていたものの、健康に対して意識高い系だろうが結局はラーメンだしみたいなメンタルブロックでスルーしていた。

何気ない気持ちで入ったものの、お昼のタイミングとしては遅めだったこともあり店は俺以外に一人。

一番人気なラーメンをチョイスして出てきたのがこちら

カロリーに日々怯える自分が何気なく店主に「この麺ってダイエットに効くんですか?」的な雑な質問をしたことをきっかけに店主との会話が始まった。

店主「ダイエットに効くかといわれれば、なんとも言えないんですが麺を残してスープだけ飲めば安全かと」

ちょっと、聞きたいことと違う答えが返ってきたなと思いつつ話続ける店主の話に耳を傾ける。

店主「このラーメンのスープって、とってもコラーゲン入ってるんですよ。原価でいえばとてもペイできるものではないんですが。。実際私ほとんど3食ここのラーメンだけ食べて生きているんです。ここ5年」

ぜったい嘘だーと思いつつ、軽く話を流しながらラーメンをすする。

店が閑散としていたのと、妙な好奇心から自然と会話が再開し、

店主「私何歳に見えますか?」

俺はこの手の質問が苦手だ。おじさんはだいたいこの手の質問をしたがるもの(もちろん俺もよくする)だが、答える方は実際の年齢マイナス5歳くらいをドンピシャで当てるプレッシャーを感じるものだ。そういう意味では、スナックのママは大変なお仕事。

とりあえず、俺と同じ年くらいだろうからマイナス5して35歳っすか?と答えてみた。

店主「50歳超えてます

マジか。。。↓※店の帰り際に本人の許可を得て掲載

正直ちょっと肌ツヤのいい40歳くらいじゃないの?と思ってたので驚いた。それと同時にさっき話していたコラーゲンやら毎日食べてるという話に興味をもった。

話を聞いてみると、グルテンフリーの麺をつくるのにとても苦労したと。つなぎを入れず玄米を麺にするとどうしても固まらない。そのために温度を変えたり品種を試したりで満足したものが出来上がるのに3年かかったと。その他もろもろのこのラーメンができあがるまでの苦労話をもろもろ。

店主がどういう背景があって、5年前からこのラーメンを始めたかは俺には分からない。

ただ、健康 × ラーメン という相性の悪そうな組み合わせに真剣に取り組んでいる姿勢にただ感動をした。

店主がボソっと、あるエピソードを話してくれた。

3人兄弟を連れてきたおかーさんの話で、一人の子供だけ小麦アレルギーだったとのこと。なので、いつもその子だけ外食のとき違うメニューになっちゃうそうなんだけど、ここのラーメンはグルテンフリー。この店で子供3人同じメニューでラーメンが食べれたとき、お母さんは泣いてたそうな。

劇的ビフォーアフターで涙する家族はたまに見る。ただ、それはあくまでテレビの話。直接見たわけではないが、目の前のラーメンが人を感動させたという事実に俺は衝撃を受けた。

店主は、自分の作っている料理が本当に健康にいいと証明したいから毎日ほぼすべての食事として自分のラーメンを食べ続けているそうな。俄然説得力がでてきた。

見せてもらったInstagramにもラーメンびっしり。Instagram始めたのが5年前ではないのですべてのラーメンを食べ続けている証明にはならないけど。。と言ってたが写真を見る限り十分証明になっていると思う。

この店主は、きっかけは聞いていないからわからないが、自分の解決したい問題と自分のビジネスが合致しているのだろう。だからこそ、感動を人に伝える力がある。

果たして自分はそのレベルで仕事できてるのか?Slackで雑談したりスタンプばっかしてるだけではなのでは?と内省することがもろもろありそう。

仕事ってそりゃ儲かればそれに越したことないけど、稼げるとそれでいいかというとある一定金額から感動はなくなると思っている。iPhoneは3台も4台もいらないから。それよりかは、きちっと自分の大切にしていることを認識して、それをクライアントに提供して喜んでもらう。そしてそれが自分としても幸せと感じる。仕事で大切なことってそういうことなんだよなと再確認した。

味は、率直な意見として真ん中より少し上のレベルだなと思った。
しかし、コラーゲンを普段からとりいれてお肌ピチピチになるために普段制限しているラーメンを堂々と食べられるという強みは声を大にしていいたい。

最後に、ラーメン屋の名前は、ラーメンこうすけという。三軒茶屋の太子堂にある。コーポレートサイトには載せてないがうちの会社 UZUMAKIのご近所だ。

この記事を読んで、お肌ピチピチにしたいおじさんはぜひ行ってみるといい。



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