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先輩ぽくない先輩

こんにちは、猿のような顔で犬のような行動をするトラです。
五感で動物園を体験できますよ。

今日は、「先輩ぽくない先輩」と言うテーマで話していきたいと思います。
先輩ぽくない先輩を目指していると言うよりは、僕の場合は性格や考え方などからそうせざるを得ないと言う感じなので、あまり参考にはならないかもしれません。

世間一般の「先輩」のイメージ

皆さんも、小中高と過ごしてきて「先輩」という存在がいたと思いますが、「先輩」にはどのようなイメージを持っているでしょうか?

優秀、頼れる、寡黙、気配りが効く、一人の時話しかけてくれるなどなど、多種多様にいろんな印象があると思います。
いずれもこれらは後輩視点から見たもので、自分の描く理想の先輩像に近づけるために話し方や身振り・手振りに気をつけて接している先輩もいるでしょう。

では、そんな先輩は後輩にどのように見られたいのか?を考えてみたいと思います。
先輩視点では、色々あるにせよ、おそらく「『カッコいい / 可愛い』と思われたい」が共通してあるのではないでしょうか?
もっと根底を考えてみると、単純に後輩からのLIKEの矢印が欲しいんだと思います。自分の方に矢印が向いていることが安心するのだと思います。

まとめると、両者にとって「先輩は前を走る存在」という共通認識ができているのだと思います。

余談:先輩フィルター

「先輩フィルター」と言う言葉がありますが、なぜ歳上を見る時、同世代より魅力的に見えてしまうのでしょうか?
ここから先は自分なりの仮説で、証拠も理論もありません。

結論から言うと、生物としての経験が長いからではないでしょうか?
1、2年、はたまた数ヶ月先に生まれたとしても、経験値の違いはあると思います。
狩猟や採集が日常だった頃、自分の生存のために優秀な遺伝子を持つ人がモテたように、「生きてきた年月=人生経験が豊富」として考えられ、争いがない今でも本能的に刻まれているのではないかと思います。

また、性別に多少の違いはあれど、後から生まれてきた人からの方が好かれることを知っているから、現代の先輩・後輩という上下関係でも「カッコいい / 可愛い」と思われたいとより強く思うのではないでしょうか?

自分はどんな先輩像なのか?

自分の性格や考え方から見ると、先輩の視点が欠如していると思います。他の人と比べて「カッコよく思われたい」の割合が低く、後輩からのLIKEの矢印を求めていません。

根本から「面白いことが好き」という性格で、面白いことを一緒にすることも大好きです。
大切なのは、「一緒にする」という点です。

僕、まとめに書いた「前を走る存在」になれないんですよ。
並走している方が好きで、「自分が前を走り、成果を残してカッコよく思われたい」とは、少なくとも面白いことを進める点では全く思っていません。

「カッコいい」、「一人の時話しかけてくれる」といった一般的な先輩像とは別で、面白いことであれば「泥臭くて良い」や「常に話していたい」というのが僕な気がします。

先輩ぽくない先輩枠があるとしたらすっぽりとハマりそうです。
「先輩」という肩書きだけ借りているという表現がぴったりな気がします。

円堂守と一之瀬一哉の違い

イナズマイレブンというアニメに円堂守と一之瀬一哉というキャラクターがいます。
土門という選手が二人の比較をするシーンがあるのですが、その時のセリフが印象的で鮮明に覚えています。

「円堂とアイツ(一之瀬)は違う。アイツはどんな時も俺の前を走っている。でも、円堂はいつも俺の隣を走ってくれるんだ。」

構図としては先輩・後輩の話に似ていると思い、紹介しました。

先輩・後輩という上下関係ができてから、どうしても先輩は前を走り、後輩は後ろにいる構図ができてしまいます。
時々、「センパーイ!」と呼ばれるシーンを見て「おぉ!」と思う時がありますが、それでも、先輩とは思われなくても同じ目線で立ってあげる円堂みたいな存在でありたいと思います。

フワフワした話ですみません。
自己完結したので、まとめなど書きません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
良い1日を!


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