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女性心理を理解する

おはようございます、おうちに帰ったらお母さんと寝ようかと迷っているとらです。

さて、今日は女性は凄いんだぞ!っていう話をしたいと思います。
読んだ本はこちら、「女性の心をつかむマーケティング」です。

以前、カップルの旅行のほとんどは男性が女性のいいなりと、どこかで話していた記憶があり、実際にホテル業界で働いていると身に沁みて感じます。
女性の行動心理や物事の考え方、価値観を理解することで戦い方が増えるよねという本になっています。
まだ最初しか読んでいないので、はじめと面白いと思ったところを紹介します。

消費者経済の支配者

1970年以降、アメリカ全体の所得の伸びがありました。
その背景にあるのが、女性も懸命に働くようになったことがきっかけです。
そのおかげで経済が潤い、一家に一台のテレビ、男性のためだけの一台の車という生活基準が1人一台の携帯電話、iPodを持つようになったり、家には車が2台あるという新しい生活基準になりました。

消費物の多くは女性が買うことが多いです。
よく考えれば、夫や子供の衣服・下着などもまとめて妻が買ってきますよね。特にこだわりがなければ、男性の多くは与えられたものを着ていることが多いと思います。
より具体的に数字で見てみましょう。

衣服 65%  自動車 52%  家電 45%  旅行 70%  住宅 20%  保険・投資 90%  ワイン 55%  ゲーム 40%

上4つ(衣服、自動車、家電、旅行)はアメリカの女性の購入者の割合で、住宅は1人暮らしの女性が購入する割合、下2つは加入の積極性や購入率、ゲームに至っては女性ゲーマーの参入率です。
以前まで、男性向けのもの(自動車や保険、金融)などにも女性の影響力が大きくなっています。

これほど、女性が消費者経済に影響を与えているのですが、企業の意思決定者には男性が中心的で、商品の効果が見られなかった時は広告代理店が悪かった、消費者には理解できないマーケティングだったと何かしらの理由をつけて、女性の心理については全く考えていないようです。

これは女性心理をしっかり理解することで、あなたの伸び悩んでいるビジネスにも飛躍する可能性があるよと教えてくれる本です。

非公式的な権限+公式的な権限

昔の生活と言われて何を想像するでしょうか?
パッと思いつくのが、男性が外で朝から夜まで働いて大黒柱になり、女性は家の中で家事や掃除をし、必要な時以外外に出ることはないなど、過度に言うと従属的な関係を想像しやすいです。

そう言う生活では、女性は常に家庭用品を買うための非公式的な権限(別の誰かの収入を使って品を買う責任)を持っていました。
男性中心の社会では確かに大黒柱は男性でしたが、実際の購買の意思決定や購買行動は女性の意思が強く反映されていました。

しかし、企業は自社製品を収入源である男性の心に訴えれば、買ってもらうことが出来ると判断し、女性に全く刺さらないマーケティングを繰り返していました。
商品の売れ行きは言わなくてもわかる通りです。

そして、現在は女性が働くことも普通になりました。
非公式的な権限に加え、公式的な権限(女性自身が稼ぐ)を持つようになり、より購買の影響力が大きくなりました。

その結果、女性は今、消費者経済の支配者として君臨しているわけです。
社会背景をもとに女性の地位の向上を述べてきましたが、確かに書いている通りで、女性の心理を理解することで、僕がいま抱えている課題(ジュニアスイートルームの有効活用)を解決できる糸口が見えてくるかもしれません。

今日は内容薄くて申し訳ないです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
良い1日を!

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