なぜ米国株を中心に投資すべきなのか?

ナンピン太郎です。

サラリーマンが株式投資を行う場合、長期的に安定したリターンが得られる国で投資を行うべきです。世界的な大企業が多く、世界の最大の株式時価総額を持ち、基軸通貨ドルを持ち大きなリスクを伴わずに金融政策も財政政策もとれる国がアメリカです。株式投資をするならアメリカを中心に投資するべきなのは明らかです。理由を4つに整理します。

理由1)世界的な界的な大企業が多く、世界の最大の株式時価総額を持つ

特に説明はいらないと思います。世界の時価総額ランキングをググってください。

理由2)基軸通貨ドルを持ち金融政策も財政政策も柔軟にとれる

ドルは基軸通貨のため、米国債をいくら発行しても大きなインフレにはなりません。米国債の発行が増えれば増えるほど米国内にはドルが回り景気は拡大します。ヨーロッパでは南欧の国の景気が悪いからと言って自由にユーロ債を発行したり、金利を下げたり、通貨安に誘導したりできません。

理由3)優秀な人材を世界から引き寄せ、新興企業が成長を牽引する

アメリカの大学は世界から優秀な人材を引き寄せ、優秀な卒業生が大企業を支えるだけでなくベンチャーを起業し成長させます。古い企業ではなく、新興企業が経済を牽引しています。日本とアメリカの企業の時価総額上位の変化を比較してみてください。

理由4)米国株への投資環境がここ数年大幅に改善された

日本の証券会社は日本株投資中心であり、為替手数料や売買手数料など米国株への投資環境は日本株に対して不利でした。しかし、MONEX証券、SBI証券、楽天証券というネット証券3社の競争により大幅に投資環境が改善されました。米国市場は日本と違い単元株制度もないため、1株など少ない株数の場合はむしろ米国株のほうが取引きしやすい環境です。また投資信託についても積立NISAによりインデクスファンドの運用コスト競争が引き起こされ、手数料が大幅に下がりました。

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