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【翻訳部辞書:F】Ferment

こんにちは。PMの小沢です。Ferment、あまり聞きなれない言葉かもしれません。わたしがこの言葉を覚えたのは、大好きな納豆のことを外国の方に説明するときだったと思います。納豆は”Fermented Soybeans”(直訳だと「発酵大豆」)といいます。外国の方はにおいがダメで苦手な方が多いと聞きますが、稀に大好き!という方もいらっしゃいますよね。

今回は、同じ発酵食品でもでも納豆のことではなく、ここ2年程習慣として飲み続けている甘酒について書いてみたいと思います。

甘酒といえば


みなさん、甘酒はどういうシチュエーションで飲んだことがありますか?わたしの場合は、家族と行った初詣の帰り道、狭い参道で1杯50円か100円で販売している甘酒を、寒い中フーフーしながら飲んだことを思い出します。普段は甘酒を飲みたいとは思わなかったのですが、なぜか初詣に行くと飲みたくなる、という代物でした。冷えた身体が芯から温まる感じがして、心もホッとしました。

なぜ甘酒習慣?


そんな、初詣の時にしか飲まなかった甘酒をどうして飲み続けることになったのか。実ははっきりと理由は覚えていないのですが、2年前の夏は少し夏バテ気味で、食欲が落ち、疲れやすくなっていました。その時に、昔から「飲む点滴」と言われている甘酒を飲んだら元気になるんじゃなかろうか、と思ったのがきっかけだったように思います。以前、山口に住む健康志向の叔父が、「ヨーグルトメーカーを買ったけど、甘酒を作ったらものすごくうまいけぇ、甘酒ばっかり作りよる」と言っていたのも思い出しました。

幸い、うちにある電子調理器具に「発酵モード」が付いているので、麹さえ入手すれば作れることがわかりました。すぐにスーパーで麹を探し、お漬物コーナーにあるのを見つけ購入しました。

さてさて、お味と効果はいかに


電子調理器具のレシピ通り、炊いたお米、お水、麹の3つの材料を容器に投入して、62度の低温で6時間。途中、電子調理器具が何度かまぜまぜしてくれて完成です。本当に簡単。

できたての甘酒は、甘いいい香りが漂って、やさしい甘みが口いっぱいに広がります。ただし、実は甘すぎるものが苦手なので、炭酸水で割ったり、無糖のヨーグルトと一緒に食べたりして甘さを消しています。

当初、甘酒は寝る前に飲んでいたのですが、寝つきがよくなり、翌朝の目覚めが明らかによかったので驚きました。また、便秘が解消しました。そして、腸がきれいになるとお肌もキレイになるのも実感しました。ただし、夜飲んでいたのがいけなかったのか、体重は増加しました(涙)。最近はなるべく日中か、夜でもなるべく早い時間に食べたり飲んだりするようにしています。

小学校と保育園に通う子供も便秘がちのときに「甘酒の牛乳割」を飲むと効果てきめんです。

英語で甘酒って?


甘酒は英語で”Amazake”というそうです(発音はアマザキ。お酒のことは「サキ」と発音します)。ただし、“Amazake”だけだと伝わらないので、”Amazake means sweet sake and is made from fermented rice.” と説明すれば通じます。

甘酒は手作りでなくともお店にもいろんな種類のものが置いてあるので、ちょっと疲れているかな、というときなどにぜひお試しください。お酒を飲む前と、飲み過ぎた後などに飲むと二日酔い対策にもなりますよ(経験者は語る)。


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