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【翻訳部辞書:C】caries

こんにちは、PMの雨宮です。翻訳部辞書の「C」を担当することになり、さて何にしようかと色々迷いましたが、昔勉強した歯科の知識から「caries」を選んでみました。

caries(カリエス)って?

cariesを辞書で調べてみると、骨瘍(こつよう)、むし歯などが出てきます。骨瘍は専門の方にお任せしますが、むし歯ならみなさんご存じですよね。

「英語でむし歯ってどう言うの?」と聞くと、「bad tooth」「decayed tooth」「cavity」と返ってきてなかなか「caries」とは返ってきません。ですが、とある場所で聞くとほぼ「caries」という返事が返ってきますし、逆に「cariesって何?」と聞くと間違いなく「むし歯」と返ってくる場所があります。そうです、歯科医院です。歯科の世界では「むし歯」=「caries」なのです。

「シー」って?

歯科医院で「シーいち」や「シーさん」、あるいは「シー」といった言葉を、歯医者さんや歯科衛生士さんまたは助手の方が話しているのを聞いたことがないでしょうか。歯科医院でなくても、学校での歯科健診のときに聞いたことがある方が多いのではないかと思います。

この「シー」は「C」で、むし歯を意味します。この「C」こそが「caries」を略したものなのです(「C」の後の「いち」や「さん」は数字で、むし歯の程度を示しています)。

なぜcariesの略なのかはこれまた専門の方にお任せいたしますが、ご自分の歯のどれかが「C」と言われたら程度の差はあれ、むし歯があるわけです。歯医者さんと相談して、適切な指導や処置をしてもらいましょう。

ただいま歯と口の健康週間

昔は「6月4日はむし歯予防デー」と言っていましたが、年月とともに変遷し現在では、毎年6月4日~10日に「歯と口の健康週間」が実施されています。

記事をご覧になって歯のことが気になったら、この機会にチェックしてみるのもよいかと思います。むし歯は放っておけば勝手に治るわけではありませんから。

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