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【翻訳部辞書:Z】Zoo

プロジェクトマネージャーの小沢です。こんにちは。みなさんが“Z”から連想する単語って何でしょう?多少は思いつくかもしれませんが、なかなかないですよね。どうやら”X”に次ぐ少なさのようです。ある意味、書くネタが限られるという意味では書きやすいのかもしれません。

その中から今回選んだワードはZoo(動物園)です。

ムツゴロウとゆかいな仲間たち

みなさん、「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」という番組はご存知でしょうか。ムツゴロウといっても佐賀県の干潟にいる魚のことではないですよ。以前、レビューアの小島との小話でこの番組の話題になったことがきっかけで色々と思い出しました。

1980年~2001年の間に、フジテレビでときどき放送されていた特別番組なのですが、無類の動物好きで、小説家でもあるムツゴロウさんこと畑正憲さんを中心に、北海道の中標津町にあった「ムツゴロウ王国」のスタッフや、動物たちとの生活を映した番組です。ムツゴロウ王国には、犬や猫はもちろんのこと馬や牛、シロテテナガザルのナナちゃん(わたしと同じ名前で特に思い入れがあり)、ふくろうなどがいたと記憶しています。動物たちの出産シーンや、保護したアザラシのお世話、動物たちの生態など、普段動物園では目にすることのない情報がてんこ盛りで、「女ムツゴロウ」という異名をもつほど動物好きのわたしにとってはたまらない番組でした。馬の逆子の壮絶な出産シーンを見て、逆子で産まれることがどれだけ大変なことかを学んだのはこの番組でした。

番組の詳細はWikipediaにたくします。

熊と生活をともにしたこともある破天荒なムツゴロウさんにも魅了され、ムツゴロウさんのエッセイに夢中になった時期もありました。

子どものころの夢のひとつ、しかも中学生という割と大きくなってからの夢は「ムツゴロウ王国で働くこと」でした。ムツゴロウ王国でなくても動物園などで、動物たちと、動物好きの人たちに囲まれて働きたいと思っていました。あるとき「ムツゴロウ王国で働くなら、もう勉強なんかしなくてもいいのでは?」と思い(いま思えば動物学とか勉強して、動物園などに行けばよかったかも?)大学進学推しだった母親にそう言ったところ、猛反対を受け、「とりあえず大学に行ったら何をやってもいいから」と言われ、それならば!と大学受験をし、大学時代は多くの社会勉強と少々の英語学習にはげみました。結果、なんとなく英語を使った仕事をするという方向に軌道修正され、色々な過程を経ていまに至ります。

子どものころの夢はかないませんでしたが、おかげで色々な経験をし、選択肢もでき、さまざまな人とも出会えたのかもしれない、と結果オーライでいまの人生に納得しています。

動物好きは相変わらず

大人になってからも動物好きは変わりません。公園でお散歩中のワンコたちに目配せをして、うれしそうにしてくれたら飼い主さんに声をかけて触らせてもらったり、野良ネコちゃんたちにも話しかけたり触ったりしています。動物園のふれあいコーナーは外せません。やぎ、豚、羊、牛などと時間を忘れて戯れます。

そもそも、なぜムツゴロウ王国の話になったかというと、我が家には4歳になったばかりの猫が一匹いて、社内のオンラインミーティングなどでもちょこちょこ姿を見せているのですが、レビューアの小島から猫を飼うことになったきっかけを聞かれ、「実は大の動物好きで、いつか猫か犬を飼いたいと思っていたのもあって、たまたま出会った迷い猫の保護を即決したんです」という話から発展したのでした。そしてわたしよりもはるかに若い小島が、ムツゴロウ王国のことも、ムツゴロウさんのことも知らないという事実に驚愕し、今回の記事を書いてみようと思った次第です。


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